荘厳なる少女マグロ と 運動会
既に
"怪人" が
指摘している
”様に”…――
"マグロの母親" は
海外に
寄付している。
外国との
繋がりを
強く
持っている。
海外での活動を
視野に入れた
プラン。
―――――――――――――――――――――――――
"外国人" は
それを
知っていた。
そして……――
知っていた。
"マグロの母親" の
<”性”
質>を
知っていた。
"マグロの母親" は………――
「合理的」
――に
切り捨てやすい事。
必要ならば
仲間を……
――平気で…
裏切る事。
"後輩" を
追い出した
”様に”。
"怪人" から
奪った
”様に”。
誰か [”同じ”国民] が
困っていて
”最悪”
が起きる可能性
が高い時でさえ……――
「面倒臭い」
「家族 ["女王"] の
体調管理の方が
大切だ」
――として
逃げた
”様に”。
そして
見捨てた事を………――
”悪い”
――とは
思わない。
”感じる者”は……――
「”罪悪感”」
――に…
「patch!」
――を充てる。
「”罪悪感”
なんて
何の役にも
立たない!!」
レトリカルな……――
「patch!!!」。
重なる言葉。
<文学的>
と見做された
思想。
<ヒューマニスティック>
な責任回避。
そして………――
忘れる。
重なる言葉に
下敷きにされ
見えなくなる……――
「責任」。
<正当
”性”>を
知りもしない分際で
<正当
”性”>
が相手に…――
「無い」
――と
指摘する者の
”様に”。
その
<”性”
質>を
確認すれば、
先の
予想は
付く……――
"マグロの母親" は
パートナー ["マグロの父親"] を
切り捨てる
可能性が
高い事。
家族メンバーを
入れ替える
可能性が
高い事。
「国」
――を
切り捨てる
可能性が
高い事。
自身の
思い通りに
事が
進むのならば、
犠牲に
躊躇しない
<”性”
質>
なのだ。
<合理的>
にそうするのだ。
そして
自身の利益 [その家族の利益] さえ
守られるのなら………――
敵の工作員として
働く事に
逡巡は
ない。
自身の利益 [家族の利益] が
最大に
なるのなら、
家族が
外国人に
なる事に……――
「"外国人"」
――になる事に
抵抗は
無い。
寧ろ…――
後押しする。
"女王" が……――
「"外国人"」
――になる事を
優先させる。
それだけではない………――
他の要素も
働いている。
"女王" の
海外サーキットでの
<高評価>。
国内よりも……――
「”優しい”
言葉」
「受け入れ」。
更に…――
他の要素。
他と……――
”同じ”
――待遇。
"女王" への
国からの
支援は………
――強化費ランクは……
"鼈" と…――
<”同”額>
――という
事実。
何も
為さず、
ただ
仲間を
攻撃する者……
――裏切る者………
と……――
「平等」
――に
”同じ”。
どれだけ
頑張っても…――
”同じ”。
頑張らなくとも
”同じ”。
”同じ”。




