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荘厳なる少女マグロ と 運動会

 ”卓越”は

 夢を

 見る…――




 ”劣った者”達と

 ”同じ”

 ”様に”。




 ただ……――




 <悪夢>

 を見ている。




 見させられている。




 それも

 眠りの中

 ではない。




 #フィクショナルな

  現実#

 に於いて………――




 <悪夢>




 ――を見ている。




 毎日見ている。




 毎日。




 毎日。




 見続けている。




 #フィクショナルな現実#

 に於いて

 展開している

 <ヒューマニストが

  改竄した夢

  の社会>は、

 ”優れた者”

 にとって……――




 「”悪”

  夢」




 ――である。




 ”劣った者”に

 <”悪”

  夢を

  排除した

  ”良い”

  夢>

 を見せる為に

 現実に於いて

 展開する…―― 




 「コシュマール」。




 ”劣っている者”が

 何も考えずに

 その

 ”場”

 をしのぐ為だけの……――




 お花畑。




 より

 背の高い華に

 除草剤が

 撒かれ、

 低レベルばかりが

 繁茂する。




 <それでも

  折れず、

  立ち続ける

  ”卓越”>に対して

 施される………――




 足切り。




 「長すぎるから!」




 ――という理由で

 はねられる

 首。




 「無視」




 ――によって

 車で

 はねられる

 犬。




 優れ過ぎるから

 縛られる

 手足。




 何度も。




 何度も。




 繰り返される……――




 ”劣る者”

 の気分が

 ”良く”

 なる為に。




 大昔では…――




 「ありえない!!」




 ――とされる

 不思議の国で

 起こった

 フィクショナルな

 展開が

 現実でも

 再生される。




 何年も。




 何年も。




 「除夜」




 ――の鐘が

 鳴ろうとも

 繰り返される。




 鳴らなくとも

 繰り返される。




 諸行無常の響きが

 否定されても

 木霊し続ける……――




 波動の重なり。




 ループ以外が

 起ころうとも

 起こらない事に

 される

 社会。




 フィクショナルな

 現実。




 <”悪”

  夢の

  無限ループ>の

 ”様な”

 現実世界。




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――




 フィクション作品に………

 ――いちジャンルに……

 <無限ループもの>

 がある。




 「無限ループの中で…

  ――キャラクター

  ――にとって……

  #得体の知れない

   化け物#に

  キャラクターが

  襲われる」




 ――という

 テンプレ。




 その中で

 展開は

 何度も

 繰り返され………――




 展開を

 展開している

 作品が

 何度も

 何度も

 現実で

 繰り返し

 プレイ

 される。




 それこそ、

 ”卓越”

 にとっての……――




 「現実」




 ――である。




 <無限ループもので

  化け物

  に襲われている

  気分に浸って

  楽しむ

  ”劣る者”達>は…――




 「化け物」




 ――そのもの

 である。




 集合である。




 無限ループの中で

 主人公にとって

 理不尽に思える形で……

 ――ただ

 ――自身の原理に

 ――従って………

 主人公

 を襲う……――




 「モンスター」。




 そして

 それらは

 自身が

 モンスターの

 一部である事を

 知らない。




 実際…――




 「低レベルの

  何が

  ”悪い”

  のさ!!!」




 「みんなに

  認められなきゃ

  意味が

  無い!!」




 ――変わらない。




 代わるだけ。




 一人が

 止めようとも、

 次が

 繰り返す。




 ―――――――――――――――――――――――――



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