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荘厳なる少女マグロ と 運動会

 人形を

 愛でる。




 そこに

 何も

 問題は

 無い。




 ただ、

 人形を

 人間と

 ”同等”

 であるかの

 ”様に”

 権利を

 与えて

 守り、

 本当の

 <人間ホモ・サピエンス

 を軽視するが故に

 問題が

 起きている。




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――




 "外国人" は

 写像なのだ。




 "少女" も

 写像なのだ。




 それらは

 ”場”を

 入れ替えただけ。




 ”場”

 にて動く際に

 適切な形に

 整えられただけ。




 そして

 何を

 しようとも

 ”劣る者”が

 <説得力>

 を見出す事は

 無いのだし、

 それらは

 満足しない。




 それらを

 満足させる事は、

 ”場”を

 より低レベルへ

 導こうと

 する事を

 意味する。




 それには

 加担しない。




 ”卓越”が

 加担する

 必要は

 無い。




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――




 写像は、

 別の

 ”場”

 に於いても

 繰り返す。




 "外国人":

 《ちょうだい!》




 "外国人":

 《なんでくれないの!!?》




 "外国人":

 《減るもんじゃ

  ないでしょ!!!》




 "外国人":

 《あの人は

  持っている!!》




 "外国人":

 《人は

  皆

  平等なのに!》




 "外国人":

 《ちょっと

  国籍が

  違うくらいでさ!!》




 "外国人":

 《ずるい!!!》




 "外国人":

 《ケチ!!》




 "外国人":

 《くれないのなら

  ハラスメントで

  訴えてやるから!》




 "外国人":

 《あたしの

  思い通りに

  動かないのなら

  潰してやる!!》




 "外国人":

 《あたしが

  読み易いと

  ”感じられる”

  程度まで

  レベルを

  落として

  ”共感”

  させてくれないものは

  この世から

  消してやる!!!》




 "外国人":

 《抑々、

  知らない事

  [知識の無い事] の

  何が

  ”悪い”

  のさ!!?》




 "外国人":

 《国籍が

  無い事の

  何が

  ”悪い”

  のさ!》




 "外国人":

 《”同じ”

  <人間>

  なのに!!》




 "外国人":

 《ちょっと

  知ってるから

  [知識があるから] って

  優劣を

  付ける事の方が

  愚かだ!!!》




 "外国人":

 《<人間

   ”性”>

  が足りない!!

  [人間レベルが低い]

  [人間ではない]》




 "外国人":

 《決めるのは

  あいつら [他人]

  じゃない!》




 "外国人":

 《あたしだ!!》




 "外国人":

 《あたしが…――


  「人間とは何か?」


  ――を決めるんだ!!!》




 "外国人":

 《あたしが

  ルールなんだ!!》




 そして……――




 "怪人の妻" が

 した事を

 繰り返す。




 その際に………――




 「ABEEあびー




 ――を使おうとする。




 ”それら”




 ――が

 それらを

 使おうと

 する。




 それは

 それら

 である。




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――




 ”ABEEあびー”は

 本来

 兵器では

 無い。




 それは

 移送する為の

 道具であった。




 調べる事を

 容易にさせる為の

 道具であった。




 それが

 兵器に

 改造された。




 「ars」




 ――が

 兵器として

 利用された。




 "マグロ" の国

 国内では

 その

 兵器としての

 利用が

 禁じられ、

 兵器たりうる

 要素は

 排除されていた。




 ただ……――




 外国では

 違った。




 外国では

 兵器として…――




 「ありのまま」。




 そして

 皆が

 その姿を

 尊重していた。




 その姿である事が

 権利として

 保証されていた。




 そして

 "外国人" は……――




 「ありのまま」




 ――の姿で

 ”ABEEあびー

 を"マグロ" の所属する国へ

 持ち込んでいた。




 「兵器ではない」




 ――と嘘をついて

 持ち込んでいた。




 そして

 その………――




 「告白」




 ――を

 誰もが

 信じた。




 空白だらけの

 経歴で

 自身に

 都合の

 ”悪い”

 事を隠した者が……――




 「優しそうだから」




 「”善”

  である」




 ――と信じるのだ。




 ”劣る者”の

 ”劣っている事”が…――




 「ありのまま」




 ――に尊重される社会。




 ”悪人”が

 ”悪人”

 として……――




 「ありのまま」




 ――に

 尊重される

 世の中。




 兵器が

 兵器とは

 誰も

 思わない。




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――



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