荘厳なる少女マグロ と 運動会
そこは…――
「汚い」
――場所。
「醜さ」
――が
詰め込まれた
箱。
大勢が
事実を
見る事を……――
「嫌う」
――場所。
自身の
<”性”
質>を
見る事を
避ける
場所。
問題を
無視する
場所。
「チート」
――が………
「卑怯」
――が
褒められる
場所。
<”性”
根>が
捻じ曲がり、
”悪”
を導こうと
画策する
”悪人”が
”悪”を……――
”共感”
――するが故に
”悪”が
優先される場所。
”劣っている者”が
”劣っている”
が故に
高く
<評価>
される
場所。
そこに
希望は…――
「無い」。
”悪人”が
潰しているのだから。
未来への
高まりを
潰している
のだから。
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「平均」
――というものは
”卓越”と
”劣る者”の
中間に
設定される。
そして
”劣る者”が
増えれば
増えるだけ……――
「平均」
――は下がり
”場”
の低レベル化が
加速する。
認めれば
認めた分だけ
低レベル化加速に
加担する事に
なる。
ただ
”卓越”
が増えれば
増えた分だけ
レベルは
上がるのだが………――
”劣る者”
はそうしない。
認められる者は
認めない。
受け入れない。
寧ろ……――
より
上の者を
排除しようと
画策する。
「批評家ぶっちゃってさ!」
――と云いながら
”上”
を否定する者は、
全体を
落とそうと
画策しているのだ。
国のレベルを
落とそうと
画策しているのだ。
”悪人”
なのだ。
”劣る者”が
束になっても…――
「1」
――の
”卓越”
には
匹敵しない。
テンプレは
独自の……――
「1」
――ではない。
匹敵しているかの
”様に”
見えるのは、
#<評価>
<体系>#
が捻じ曲げられているから
である。
適切に
相手が
”劣っている”
という事を
示す必要が
あるだけだ。
”劣っていない者”を
貶める必要は
無い。
”劣っている者”は
”劣っている”
という事を
示す事が
必要なのだ。
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これは………――
「勝てないゲーム」
――なのだ。
構成員が
選択する事は
最初から
わかっているのだ……――
手は
予想されているのだ。
”場”は
強く
支配されている。
<ルール>
ではない…――
「domination」。
理論的には……――
「rational」
――が
選択するもの。
ただ………――
「rational」
――ではない
それら。
「rational」
――と見做す
必要はない。
何度も
転生する
写像。
モブは
モブ。
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