表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

957/1061

荘厳なる少女マグロ と 運動会

 "蜘蛛宇宙人" は

 歩いていた。




 目的に向かって

 歩いていた。




 "すっぽん" に

 近づいていた。




 "すっぽん" に

 話しかける。




 繰り返す。




 "マグロ" に

 話しかけた事。




 ”"青年" の友達であった者”

 に話しかけた事。




 何度も

 起こる事。




 ただ…――




 信じていた。




 そして

 ”同じ”に

 ”同じ”

 を繰り返そうと、

 反応は

 ”違う”。




 その

 ”違い”は、

 <”悪”の

  ヒューマニスト>

 が掲げる

 #個

  ”性”#

 ではない。




 ―――――――――――――――――――――――――




 ”説得しようとする

  子供”に対し、

 少女が

 主張する。




 "すっぽん":

 『何言ってんの?……――


  甘いわぁ………。


  あんた ["蜘蛛宇宙人"] も

  他と

  ”同じ”。


  厳しさに

  ついていけなくて

  辞めた

  あいつらと

  ”同じ”。


  全て

  言い訳』




 ”悪”

 の手下。




 "すっぽん":

 『わかりやすく

  言ってあげる。


  三行に

  纏めてあげる。


  あんたは

  単に

  負けてるの。


  負け犬なの!』




 ”悪”

 の手下の

 <評価>。




 "すっぽん":

 『コーチ ["元・外国人"] は

  あたし達の……――


  <為>


  ――を思って

  やってくれてるの。


  それなのに

  それに

  ついていけないから

  文句を

  言うなんて…――


  恩知らず!!』




 ”悪”

 の手下が

 考える

 <善>。




 "すっぽん":

 『あんたは

  裏切者なの。


  あんたは……――


  『敵』


  ――なの。


  裏切者は………――


  『敵』


  ――でしょ?


  『敵』


  ――の言う事なんか

  聞くと

  思う!!!?


  馬鹿なんじゃないの!!?』




 ”劣っている者”が

 ”より上位の者”を

 そう

 <評価>

 する。




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――




 「新しい事を

  提示せずに

  過去の

  ”悪”

  のテンプレを

  自動生成するだけの者は

  テンプレ以外の

  何だというのだ?」




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――




 "(すっぽん)" は

 飲んでいるのだ……――




 "蜘蛛宇宙人" が

 オファーしたもの…

 ――"マグロ" が

 ――拒否する事を

 ――信じて

 ――"蜘蛛宇宙人" が

 ――"マグロ" に

 ――オファーし

 ――"マグロ" が

 ――拒否したもの……

 を飲んでいるのだ。




 "蜘蛛宇宙人" が

 ”悪人”

 から与えられ続け、

 飲む事を

 止めたものを

 飲むのだ。




 飲み続けるのだ。




 変わらないのだ。




 ―――――――――――――――――――――――――




 "すっぽん" は

 信じているのだ。




 ”信じる者”は

 信じないのだ。




 自身も

 他と

 ”同じ”

 ”様に”

 切り捨てられるのだが、

 その

 ”様な”

 事は

 微塵も

 信じない。




 "元・外国人" は

 用済みになれば

 "すっぽん" を

 捨てる。




 それでも………――




 "蜘蛛宇宙人":

 『でも、

  ”悪い”

  事が……――』。




 説得を

 続けようとする

 "蜘蛛宇宙人" の

 意図が

 遮られる。




 "すっぽん":

 『――そんな事

  知らない!


  ”良い”か

  ”悪い”かは

  あたしが

  決める!!


  あたしにとっては

  ”悪く”

  ない!!!』




 解釈。




 そして

 "マグロの母親" が

 "怪人" を

 攻撃した時と

 ”同じ”

 を繰り返す。




 "すっぽん":

 『それに…――


  あんた

  いつも

  足切りでしょ?


  足切りの

  言う事に

  ”説得力”

  なんか……――


  『無い』!!


  足切りの

  分際で

  意見しないで!


  結果出してから

  言え!!」




 繰り返す。




 ―――――――――――――――――――――――――



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ