荘厳なる少女マグロ と 運動会
"怪人":
《ママンんんん…》
"怪人":
《我々 [<蜘蛛宇宙人>] をぉ……
産んだぁ………
ママンんんん……》
"怪人":
《ずっとぉ…
探していたぁぁぁ……》
"怪人":
《いないんじゃぁ………
ないかとぉ……
思ってぇ…
いたぁぁぁ……》
"怪人":
《誰もがぁ………
言うぅぅぅ……》
"怪人":
《『そんなものは
存在しない!』》
"怪人":
《『科学が
進んだ時代に
そんなものは
否定された!!』》
"怪人":
《でもぉ…――》
"怪人":
《――信じられなかったぁぁぁ……》
"怪人":
《信じなかったぁぁぁ………》
"怪人":
《信じていたぁぁぁ……》
"怪人":
《ママンは(わ)ぁ…
必ずぅ……
いるとぉ………
信じてぇ……
いたぁぁぁ…》
"怪人":
《どれだけぇ……
偉そうなぁ………
奴がぁ……
否定ぃ…
しようとぉ……
信じていたぁぁぁ………》
"怪人":
《ずっとぉ……
祈ってぇ…
いたぁぁぁ……》
"怪人":
《毎日ぃ………
祈ってぇ……
いたぁぁぁ…》
"怪人":
《毎日ぃ……
努力したぁぁぁ………》
"怪人":
《そしてぇ……――》
"怪人":
《祈りは
届いた》
―――――――――――――――――――――――――
"怪人":
《ママンは(わ)ぁ…
復活したぁぁぁ……》
"怪人":
《ママンは(わ)ぁ………
生まれぇ……
代わったぁぁぁ…》
"怪人":
《ママンは(わ)ぁ……
存在するぅぅぅ………》
"怪人":
《存在ぃ……
しなくぅ…
なろうともぉ……
存在ぃ………
するんだぁぁぁ……》
"怪人":
《ママンがぁ…
終わったなんてぇ……
嘘だぁぁぁ………》
"怪人":
《交通事故でぇ……
終わるなんてぇ…
嘘だぁぁぁ……》
"怪人":
《ママンは(わ)ぁ………
存在するぅぅぅ……》
"怪人":
《何度でもぉ…
何度でもぉぉぉ……》
"怪人":
《繰り返しぃ………
現れるぅぅぅ……》
"怪人":
《転生するんだぁぁぁ…》
"怪人":
《異世界転生してぇ……
チーレムをぉ………
作るんだぁぁぁ……》
そして
実際に
蜘蛛宇宙人シリーズの
親類に当たる
遺伝子を…――
「patch!!!」
――として充てた
"女王" は
チーレムを
作る……――
現実に。
チートで
ハーレムを
作るのだ。
チートで
<評価>
体系を
捻じ曲げ、
”悪”
の手下に
大絶賛される………――
"女王"。
因みに、
チートとは……――
「ズル」
――の事
である。
「”卑劣”」
――な者が
する事。
「”卑しく”」
「”劣悪”」
"怪人":
《ママンんんん…》
"怪人":
《かわいいぃぃぃ……
小鳩ぉぉぉ………》
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