荘厳なる少女マグロ と 運動会
ただ
それは
未来の話。
過去である
未来。
その時の
"マグロの姉" は…――
「”女王ではない女王”」
――ではない。
ですらない。
単なる……――
駒。
"マグロ" の
示した………――
「偉業」
――によって……
「負けず嫌い」
――が
刺激され…――
”最悪”
――へと
繋がる際に
作用する
”要素”。
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ただ
何を
しようと……
――何に
――なろうと………
"マグロの姉" が……――
「”女王ではない女王”」
「”重力スケート”
クイーン」
――となる事は
変わらない。
「”女王ではない女王”」
――と
"マグロの姉" では
内容は
変わらない。
二つは
入れ替え可能
なのだ。
二つは
それぞれ
それ以上ではなく
それ以下ではない。
そこで…――
代入。
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"マグロの姉" は
"マグロ" の
<姉>
ではない。
生物学的に
そうだと
されている。
社会的にも
そう
設定されている。
そうである。
ただ……――
実際に
そう
ならなくなる。
生物学的には
そう
あり続けるが………
――オリジンを
――"マグロ" と
――同一と
――し続けるが……
社会的に
そうならなくなる。
そして
"マグロの姉" は…
――成長するに連れて
<"マグロ" の姉>
である事とは……
――物語的な
――意味合いに於いて………
関係が
なくなる。
#偉業を
為す
"マグロ" の
キョウダイ
としての
<姉>#
という相関関係で
読み解く……――
「冪」
――対象では
なくなる。
"マグロの姉" は…――
「女王」
――になる。
”女王ではない女王”。
そして……
――何より………
"マグロの姉" は、
"マグロ" の……――
「敵」
――になる。
「女神」
――の誕生した国の…
「敵国」
――に生まれた……
「女王」
――の
”様に”………――
「敵」
――になる。
※”重力スケート”界では
常に……――
「女王」
――は
外国に
生じる。
そして…――
「女王」
――ですらない……
「女王」
――と呼ばれる者は………
――繰り返し……
現れる。
転生するかの
”様に”。
"マグロの姉" は
国籍を
代えて
戦うのだ。
#それまで
<味方>
であり、
<仲間>
である筈
であった者#
を捨てて…――
「敵」
――の為に
尽くすのだ。
"マグロの母親" が
そうした
”様に”。
"元・外国人" が
そうした
”様に”。
自分の利益の為。
自分だけが……――
「楽しい!」
――思いを
する為。
「敵国」
――で………
ハーレムを
作る。
チーレムを
作る。
好かれる。
「好き!!」
――という者を
周りに
侍らせ……
――従わせ…
<好感度>
という名の……――
「ハーレム」
――を
形成する。
そして
何も………――
「無い」。
ただ……――
繰り返す。
ループする。
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