荘厳なる少女マグロ と 運動会
論文は
論文ではない。
”論文ではないもの”が
論文である。
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「A, B, … E1, E2, E3, E4, E5, ……」
――モデルに
埋め込まれた………――
「D」
――は
<事件>
である。
「○○事件」
――と呼ばれる。
「D」
――は……
「ABC」
――と
”同じ”
”様に”…
――纏められた
――中で……
――部分として
――働き………
対象を
包囲するが……――
「D」
――は
本来…――
「ABC」
――と
異なる
<”性”
”質”>
を持った
<点>
である。
それは……――
「ABC」
――の延長線上に………
「在る」。
そして……――
延長線上に…
――更に……
続く
流れを
止めた。
”フィクション
ではないもの”を
フィクションに
する事で
止めた。
そして………――
繰り返す。
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現代に於いて……――
「D」
――の後…
「E」
――が
生成している。
ただ
そこに
発展は……――
「無い」。
※「E」
――は………
「ABCD」
――の
延長線上に
あるが……――
「ABCD」
――の流れから
予想される
先には
無い。
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現代の…――
「histoire」
――の上……
「D」
――の先は………
「無い」。
実際……――
「在る」
――のだし
多様な
事象が…
――ループ的に……
展開しているのだが………――
「無い」。
それは……――
「空白」。
穴だらけ…――
移民として
突然
国に
現れて、
<国民>
として
登録された
"外国人" の
履歴の
”様に”。
「e」
――や……
「K」
――を
排出して
出来た
空孔の
”様に”………――
空位の
”様に”。
”感覚”
で演技して
”劣る者”
を感動させるが
何も
表現していない
プログラムの
”様に”。
その……――
「無い」
――箇所に
テンプレが
ループしている。
蜘蛛宇宙人の
クローニングの
”様に”…――
殆どが
”劣化する”
それ。
"怪人" の
”様に”……――
”劣化し続ける”
それ。
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「D」
――に於いて
明らかに
なった事が
ある。
それは
既に
示した。
それは………――
「”読者”は
読んでいない」
――という事である。
「読んでいるつもりの者は
読んでさえいない」
――のだ。
”劣る者”は
その事件の
<意味>
を理解していないし、
重要視さえ
していない。
ただ……――
それは
記念碑的な
出来事
である。
「”劣る者”の
<感じた事>など
必要無い」
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「D」
――を以って…
「”フィクションではない事”を
フィクション化する」
――という手法を
以って……――
「”読者”は
”読者”ではない」
――という事が
示された。
そして………――
「D」
――に於いて
明らかに
なった事が
作用して、
その後の
空位が
続いている。
「E」
――が
――機械的に……
ループを
繰り返している。
地平を
拡張し続ける…――
空集合。
ただ……――
何も変わらずに。
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