荘厳なる少女マグロ と 運動会
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そして…――
ヒューマニズム。
「個人の……
――<個
―― ”性”>の………
尊重」
――という
お題目。
そして……――
”同じ”事が
繰り返される。
”性”
を取り扱う上で、
社会構成員
<人それぞれ>の…――
「告白」
――が
<重んじられる>
”様に”
なる。
「告白」
――が……
<価値化>
――される
”様に”
なる。
「private」
――である事が………
「public」
――に
扱われる
”様に”
なる。
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大昔の
西洋文明では、
”それ専用の……
――特別な…
職業を
持つ者”が……――
「告白」
――の………
<受け手>
――であった。
テキスト受容者、
即ち……――
”読者”
――であった。
そして…――
「告白」
――された事は……
「private」
――で
留まっていた。
ただ………
――現在では……
「#それ専用の
職業#から
<権威>が
なくなった」
――のだ。
「誰もが
相互を
尊重すべきと」
――いう
理想が
掲げられながら…――
それらは
尊敬されなく
なったのだ。
※理由には
<科学技術の
発展>
が挙げられる
だろう。
そして、
ヒューマニズムの
徹底による……――
「平等」
――その
過激化も
要素として
働いている。
ただ………――
どちらでも
構わない。
繰り返す。
問題は……――
「鶏が先か
卵が先か?」
――ではない。
「鶏が
飛ぶか
どうか?」
――である。
そして
”受け手”
は代わる。
「告白」
――の
聞き手…――
”読者”
――が
代わる。
「告白」
――を聞く事は
#”特定の職者”
の仕事#
ではなくなる。
”すべて”
――が
それに
代わる。
そして……――
「告白」
――される事は………
「public」
――の
<”性”
質>
へと
転じる。
共有される……
――シェアされる…
”様に”
なる。
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誰もが
すべて……――
「平等」
――に………
「告白」
――の……
”読者”
――となる。
そして
その頃の
”読者”
は黙さない。
誰もが
意見を
持つ。
そして
意見を…――
「告白」
――する。
そして……――
「告白」
――に
別の意見が
付け加えられ………――
<スリーディメンショナルコード(三次元暗号)化>。
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”性”
に関して……――
「破廉恥!」
「汚い!!」
「良くない!!!」
「キモイ!!」
――と
意見する
それら
主張者は
”場”に…――
<標準的な
欧米の一都市
解釈モデル>
――を
持ち込む運動を
推し進めている。
モデルを
機械的に
ループ展開し、
他も……
――誰もが………
<平等>
にループ展開する
”様に”
働きかけている。
暗号化に
加担して
くれている。
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