荘厳なる少女マグロ と 運動会
＃正六面体を
構成する
箱の数＃は…――
多くには
わからない。
「在るか」
「無いか」
――が
見えないから。
そして
見えないが
故に
導き出された
人それぞれの
＜解釈＞
によって
暗号が
作り出される。
観測者は
解いているつもりで
解いていない。
それらは
解釈によって
暗号を
生成しているのだ。
繰り返すのだ。
解釈すれば
するだけ……
――ひとりの
――個人として
――提出すれば
――するだけ………
対象は
複雑さを
増す。
解釈モデルを
解釈すれば、
さらに
対象の
不確定性は
高まり、
存在の
不安定さは……
――予測不可能性は…
高まる。
「その構造は……
――具体的に………
どうなっているのか?」
＜”劣る者”
の解釈＞
というピースは、
多様体を
構成する為に……――
＜貼り合わされる＞
――事で
＜スリーディメンショナルコード（三次元暗号）＞
は出来上がっている。
―――――――――――――――――――――――――
”劣る者”
の解釈を…――
「patch!」
――として
モデルに
充てる事で
パッチワーク
となっている。
対象を
パッチワークで……
――隙間を
――作らない
――”様に”………
「lock up」
――する。
―――――――――――――――――――――――――
ただ……――
「patch!!」
――で
出来上がった
パッチワークには…
――「patch!!!」
――を埋め込み
――上書きする事で
――成立した
――それには……
隙間が………――
「在る」。
隙間が
無いのは
仮定として
そうである
というだけ。
その隙間を
縫って……
――すり抜けて…
＜オリジン＞
を特定する事は
可能だ……――
理論的には。
作業は………――
＜難儀＞
――の類。
ただ……――
難しかろうが
可能だし、
必要ならば
するだけ。
ただ、
その手法を
取る…――
「冪」
――ではない。
その方法は……――
「1」
――ではないものを………
「1」
――として
尊重する
＃＜ヒューマニスティック＞
な手法＃
であるから。
提出された
そのものを
示さない
”劣った者”の
＜解釈＞
を尊重する形で
それは
行われるから。
その手法を
使って
＜オリジン＞
を特定しても……
――目的達成
――と共に…
――”同時”に……
＜”悪”の
ヒューマニスト＞の
力を
より
増大させる
手助けを
する事に
なる。
尊重された
それらは
自動生成し………
――更に……
対象を
捻じ曲げよう
とする。
特定されたばかりの
＜オリジン＞
を隠そうとする。
それらは
感謝など
しない。
尊重されようとも
尊重しない。
”親切に
教えてやった者”を…――
「上から目線だ!!」
――と非難する。
