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荘厳なる少女マグロ と 運動会

 歴史上、

 <全体主義>が

 ”悪”

 の方向へ

 働いていた

 時代が

 あった。




 その頃…――




 全体主義者は

 ”共感”

 していた。




 ヒューマニストが

 弱者に

 ”共感”

 する

 ”様に”。




 <個>

 である事を

 消しながら。




 理念に

 取り込まれながら。




 その頃、

 全体主義的

 ”悪”は……

 ――自身の

 ――解釈で………

 都合の

 ”悪い”

 者を

 追い出し……――




 滅ぼそうと

 していた。




 ”劣る者”が

 ”卓越”を…――




 「嫌いだから!」




 ――として

 ”悪く”

 見る……

 ――解釈する………

 ”様に”。




 暴力が

 封じれた

 現代……

 ――文明社会…

 では……――




 <評価>




 ――を用いて

 暴力の

 代替と

 しているだけ。




 昨日も

 今日も

 繰り返される。




 未来でも

 繰り返される。




 繰り返されない中。




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――




 <”共感”

  している>

 という者達を

 見てみれば

 わかる。




 ”同じ”

 アニメを見て

 楽しむ。




 ”同じ”

 お笑いを見て

 笑う。




 ”同じ”

 場所で

 泣く。




 言い換えただけの

 ”同じ”

 意見。




 「”同じ”

  ものを見て

  ”同じ”

  感情を

  抱いていると

  主張し………

  ――”共感”し……

  ”同じ”

  感想を

  述べる

  それらは…――




  <人それぞれ>




  ――なのか?」




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――




 繰り返されている。




 ただ……――




 繰り返されていない。




 本当に

 <人それぞれ>で

 各々が………――




 「1」




 ――であるなら

 その

 持った……

 ――与えられた…




 「1」




 ――という

 ちから

 用いて、

 繰り返される

 残虐を

 止める

 ”様”

 努力する……――




 「冪」




 ――だろう。




 例え

 ”劣っている”

 事があろうとも、

 ”卓越”と

 ”同じ”………――




 「1」




 ――として

 生きるのなら……――




 「1」




 ――である

 ”卓越”と

 ”同じ”だけ

 努力し…――




 「1」




 ――の……




 「人間(ホモ・サピエンス」




 ――として

 相応しく

 努める………――




 「冪」




 ――だろう。




 報われなくとも

 そうす……――




 「冪」




 ――だろう。




 ”卓越”は

 報われないが、

 努力は

 止めない。




 現象が

 <繰り返し>

 を示していて、

 結果が

 見え、

 それが…――




 「ろくでもない」




 ――のなら

 それを

 避ける

 ”様に”

 努力

 する……――




 「冪」




 ――だろう。




 繰り返さない事を

 繰り返す………――




 「冪」




 ――だろう。




 ―――――――――――――――――――――――――




 <責任>




 ――が

 ある

 だろう。




 存在論的な

 解釈は

 要らない。




 既に

 解体された

 時代なのだ。




 再構成される

 時代なのだ。




 ―――――――――――――――――――――――――




 自己都合に

 寄せた

 解釈を

 以って

 責任を……――




 「無い」




 ――と

 放棄する

 のなら…――




 <選択>




 ――するのなら

 意見を

 放棄する……――




 「冪」




 ――だ。




 感想を

 放棄する………――




 「冪」




 ――だ。




 <評価>

 を放棄する……――




 「冪」




 ――だ。




 <人間ホモ・サピエンスである事>

 を放棄する…――




 「冪」




 ――だ。




 #<人間ホモ・サピエンス

   ない他人が

   人間ホモ・サピエンスである事>を

  認め、

  尊重する事#

 を控える……――




 「冪」




 ――だ。




 「無い」




 ――事が………




 「在る」




 ――とされる

 時代に……――




 「冪」




 ――を

 働かせるのだ。




 「Shall I…」




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――



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