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荘厳なる少女マグロ と 運動会

 見出した後…――




 折り畳んだ手が

 開かれる。




 それから……――




 <ボディの前で

  ”同じ”

  位置を………

  ――揺れながら……

  維持している

  手>

 の方へ、

 ”開いたばかりの手”が

 戻されようと

 する。




 そして…――




 すぐに

 戻る。




 再び……――




 重なる。




 石と………――




 重ならず。




 要素が

 点として……

 ――再び…

 重なった時……――




 それまでに

 起こらない事が

 起こる。




 衝突。




 ひとつの

 点の中で

 対象が

 対象に

 体当たり。




 衝撃………――




 バイブレート。




 意図的。




 ひとつの音が

 発生する……――




 「汎!」




 続けて

 繰り返される…――




 二つ目。




 「〃」




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――




 外国人の耳にも

 ”同じ”

 に聞こえる音。




 ただ……――




 それらは

 音を

 見ない

 だけ。




 読めないだけ。




 ”同じ”

 国民でも………――




 ”劣る者”は

 受け入れない

 だけ。




 「フォロー」




 ――を

 選択しようとも

 達しないだけ。




 それらは

 ”劣る事”

 を優遇するだけ。




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――




 属

 ”性”……――




 「強」。




 アルゴンには

 留まらない音。




 透過する…――




 「through」。




 ただ……――




 壁へ。




 限界へ。




 ―――――――――――――――――――――――――




 それは………――




 異質。




 スタッカートの様な……――




 楔。




 記号。




 ただ、

 空間に

 満ち、

 流れ続ける…――




 『praecentio ex genesi imaginationis

  συν φωναις οπλοις τε』




 ――の邪魔を

 しない。




 「アクサンシルコンフレックス」




 ――は

 無いが……――




 それと

 ”同じ”

 効果。




 ―――――――――――――――――――――――――




 鐘の音は

 無い。




 ただ………――




 物語は

 流れ続ける。




 ”異質な

  それ”は

 重なる。




 ”同時代”

 に発生する

 他と

 重なる。




 和音に

 組み込まれる。




 溶け込まない。




 相容れない。




 単に……――




 一部。




 「和」




 ――に…




 「plus」




 ――する。




 ただ……――




 「和」




 ――を

 重んじず。




 塵の如き

 ”個”を………――




 「積」。




 繰り返す。




 ―――――――――――――――――――――――――




 西洋に

 盲従する者と

 外国人は……――




 「フラメンコ」




 ――と解釈する。




 #”悪”の

  ヒューマニスト#は…

 ――”卓越”

 ――を無視して……

 ――自分の

 ――無価値を

 ――否定する為に

 ――行う………

 自分達と

 ”同”

 レベルに

 向けられた……――




 「拍手」




 ――を

 見出す。




 ただ

 音は

 それらでは

 ない。




 それは…――




 「柏手」。




 ―――――――――――――――――――――――――




 <表現>

 された後……――




 そのまま………

 ――手を

 ――重ねたまま……

 重点は…

 ――"マグロ" の

 ――表面上にて……

 移行する。




 サイドへ。




 "マグロ" が

 両掌を………

 ――合わせて……

 片方の腿に

 押し付ける…――




 帯刀する

 武士が

 刀の柄に

 手を

 掛ける様に。




 「構え」




 斬り捨てるのだ……――




 謝罪せず。



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