荘厳なる少女マグロ と 運動会
逸脱を
"マグロ" が
認識する。
ただ
"マグロ" は…
――動きながら……
微動だに
しない。
躊躇は
無い。
"マグロ" の手は
下がり続ける。
分離を
続ける。
ただ………――
"マグロ" は
見ない。
掌の
重なりだけを
見続ける。
石は
"マグロ" の
予想通りに
動いているから。
そう
信じているから。
そして
それは……――
<間違い>
――では
無い。
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#<個>
”性”#
を見出さない。
具体的
#<個>
”性”#
そのものは…
――その時……
テーマでは
無いから。
特定的な
例示と
例証は
必要無い。
ここで
<個>は、
”悪”と
”同じ”
程度に
記号的………
――抽象的……
――形而上学的…
対象
である。
定義域の
具体的設定は、
人工知能でも
出来る事。
ここで
問題と
なっているのは……――
<個>
である事が………
――<源>
――となるものが……
解体され、
その
<個>
を構成する
要素が
再構成されて…――
「h」
――として……
「e」
――を
繰り返す中で、
どの様にして
”卓越”
が………――
「novel」
――が
出現するか
なのだ。
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”自由な石を
含まない、
下がり続ける
"マグロ" の
重ねられた掌”は、
人が
視界に於いて
適切な位置に
対象を……
――目的を…
置く為に
動かす様に……――
遷移する。
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対象は、
"マグロ" の
背後から
見ると、
見えない。
ただ………――
前からでも
見えない。
「無い」。
それは……――
「geste」
――であるから。
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前からでは…――
<背表紙>。
後ろからでは……――
人。
キャラクター。
要素………――
「geste」。
二次元的。
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<背表紙
という
”集合”>
その
領域内に
含まれている……
――前からは
――見えないが
――裏からは
――特定する事が
――出来る…
<要素の
”集合”>は、
<背表紙という
”集合”>
と等値では
ない。
表と
裏では
領域に
ズレが
生じる。
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二つの
間に……
――常に………
乖離。
重なり続ける対象と
分離した対象が
合体する事は
無い。
"マグロ" は
合体する等と
考えない。
完璧に
合致するとさえ
考えない。
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"マグロ" は
見ていた。
それは
<”同じ”
視線>
であった。
"マグロ" が
好意を持った……――
"青年"
――その
友達と
”同じ”。
敵国で
敵国人に
”感情メッセンジャー”
を貸してやった
"青年" ではない
青年が、
理解した事と
”同じ”。
”同じ”
国民が
繰り返す…――
「e」。
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