荘厳なる少女マグロ と 運動会
チート
”読者”
達。
古代社会では
視力の
”悪い”
者が…――
「メガネ [眼鏡]」
――と呼ばれる
補正器具を
身に着けていたと
されているが、
それを
劣った大勢に……
――錯覚させる為に………
掛けてきたのは……――
<ヒューマニズム>
――である。
<ヒューマニズム>は…
――本来……
間違っては
いなかった。
ただ、
<ヒューマニズム>は
使い方に
よっては………――
”善”
――と
成り……
――”悪人”
――によって…
”悪”
――に
使われた
だけだ。
※二項対立思考論理で
展開していた
古代社会では……
――基本的に………
「学問領域を
対比する形で
二つに
分けていた」
――という。
「文系と理系」
――である。
ただ……――
<ヒューマニズム原理>
――は
どちらにも…
――”同じ”
――様に……
働いていた。
そして
どちらにも
#”悪用”
する者#
がいた。
特に
”劣った者”が
そうする
傾向が
強い。
分析として
出ている事。
そして
<善>
を目指す者は、
それを
見なかった
だけだ。
見た時………――
<見ないフリ>
――を
してきた
だけだ。
それは
自身の
<目先の利益>
を損なうもの
であるから。
ただ
<目先の利益>
を優遇して
”悪”
を野放しにした事で、
より多くの
利益を
獲得する
機会を……
――自ら…
捨てただけだ。
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多くは……――
『バレエ座の怪人』
――を
知らない。
ただ………――
「怪人」
――を
知ってる。
「fantôme」
――を
知っている。
そして……――
知らない。
それは…――
「それら自身
である」
――という事。
「同型写像
である」
――という事。
自身こそが……――
<自動生成>
――された………
「E」
――であるという事。
「人は……――
『人である』
――と
人は
言う。
ただ
”『人である』
とされている
それら”
がやっている事は…――
”人工知能”
――と
何が
違うと
いうのか?」
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むかし……――
昔。
或る処に
科学者が
おりました。
科学者は
人工知能に
以下のルールを
教えました。
「アイスクリームとは、
白く、
冷たく、
柔らかい、
甘いもの
である」
※条件:
い)白い
ろ)冷たい
は)柔らかい
に)甘い
ルールを
踏まえて………――
人工知能は
”ジャッジ”
しました。
イチゴ味や
抹茶味など、
白くはない
すべての
アイスクリームを
アイスクリームである
と認めませんでした。
温いアイスクリームも
そうであると
認めませんでした。
凍って
硬くなった
アイスクリームも
認めませんでした。
甘さが
基準に
満たない
アイスクリームも
認めませんでした。
ただ、
白く、
冷たく、
柔らかく、
甘い……――
<豆腐>
――を
「アイスクリームである」
――と
認定しました。
そう…――
「感じた」
――のですから。
感覚器官が
備わっている
ものですから。
そして
誰が
どれだけ
反証を
提出しようと、
人工知能が
”評価”
を変える事は
ありませんでした。
これこそ
文明的原始人の……――
”読者”
――が
集合体として
行ってきた事。
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