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荘厳なる少女マグロ と 運動会

 ”高レベル”が

 どれだけ…――




 「文明が

  なくなっても

  ”良い”の?……――


  なくなったら

  滅亡するから、

  高レベルを

  守ってね」




 「努力して

  高レベルに

  上がって

  高レベルを

  支えてね」




 ――と

 嘆願しようと

 それらは

 耳を傾けないが、

 聞きもせずに………

 ――尊重せずに……

 それと

 その類は…――




 <一丁前>




 ――に主張する。




 「なくなっても

  ”良い”の?……――


  困るなら

  ”低レベル”

  を優遇して

  ”高レベル”

  を潰せ!」




 それが

 現代に於いて

 問題である事を

 それらは

 受け入れない。




 認めない。




 何度

 突き付けようと

 繰り返す。




 それらは

 それまでに

 読まなかったし、

 これからも

 読まない。




 それらは

 守っているつもりで

 守っていない。




 <邪魔>

 をしている。




 それらは

 繰り返し

 証拠を

 出し続ける。




 それらは

 レベルの高いものなど

 何ひとつ

 読んでいない。




 そして………――




 読まない。




 読めない。




 それらは

 廃れようが

 廃れまいが

 読まない。




 それらが

 読もうが

 読むまいが

 関係が

 無い。




 それらの脅迫に

 応じる必要は

 無い。




 廃れるのなら……――




 「それまで」。




 なくなるのなら、

 それは

 <読まない

  ”低レベル”>が…――




 「下劣である」




 ――事が

 原因であり、

 ”高レベル”

 のせい

 ではない。




 それらが

 レベルを上げれば

 解決していた問題が

 解決しないのならば、

 ”それら

  レベルを

  下げ続けようと

  画策した者”が……――




 ”悪い”。




 変わらない。




 そして

 それを

 指摘すると、

 ”劣る者”は

 怒り狂う

 という図式も

 変わらない。




 #”読者”の

  提示した

  <解釈>

  の妥当性を

  問いただした

  ”作者”#を

 ”劣る者”

 は繰り返し

 攻撃してきた。




 "劣る者":

 「”読者”のせいに

  するなんて

  間違っている!!


  単に

  作者の実力が

  足らないだけ!!!」




 そいつらは

 実際に

 理解した事を

 示さずに………――




 ”感じた事”




 ――だけを

 武器の

 ”様に”

 誇示する。




 ”場”

 を代えようとも

 繰り返される。




 稼働している

 部品は

 どこに

 行こうと

 ”同じ”

 なのだ。




 海外へ行こうが

 学会へ行こうが

 ジャンルを代えようが

 変わらない。




 それは

 関係の無い……

 ――接点の無い…

 領域で

 同時多発的に

 起こっている。




 そして

 起こり続ける。




 部品を

 適切な形に

 働かせない限り、

 問題は

 解決しない。




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――




 ”重力スケート”

 の地方大会が

 終わった後……――




 "マグロ" は

 ジュニアへ

 上がる。




 シニアに

 上がる。




 シニアを

 終える。




 国籍を

 代えずに。




 <仲間>

 を裏切らずに。




 "外国人" と

 競争を

 続けていた。




 その間………――




 "マグロ" は

 何度も

 繰り返した。




 ジャンプを

 繰り返した。




 スピンを

 繰り返した。




 ステップを

 繰り返した。




 ただ……――




 繰り返す事が

 出来なかった。




 四回転SJ…――




 「クラインの壺」




 ――から

 六回転BJを

 繋げて

 着石する事は

 出来なかった。




 何度

 挑戦しようとも

 叶わなかった。




 ―――――――――――――――――――――――――



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