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荘厳なる少女マグロ と 運動会

 "蜘蛛宇宙人":

 《『読むホトン [殆] どは

   アマチュア

   ”低レベル”

   なんだから、

   アマチュア

   ”低レベル”まで…

   ――すべて……

   レベルを

   落とせ!』


  ――って

  ”低レベル”

  である事を

  テッテー [徹底] させて、

  他を

  尊重しない

  <チーレム

   悪徳令嬢

   ざまぁ

   テンプレ体系>の

  コーセーブヒン [構成部品] が

  そうなっている

  ”様に”。


  <キカイ [機械]>


  ――に

  なるんだ。


  それが

  テンプレ化して

  ループが

  形成された時………――


  『人間ホモ・サピエンス


  ――は

  更に

  少なくなって

  しまうんだ。


  『novel』


  ――の……


  『芽』


  ――は

  ”低レベル”

  の中だけに

  生まれる訳

  じゃない。


  ただ…――


  ”高レベル”

  の中だけに

  生まれる訳

  じゃない。


  どちらに

  偏ろうと、

  ”場”

  生まれるかもしれない

  別の次元に

  至る

  ”様な”

  カッキテキ [画期的] な……――


  『芽』


  ――が………


  『novel』


  ――が

  ツブ [潰] される事に

  なるんだ。


  ”低レベル”

  愛好者が

  ”高レベル”

  を潰している

  ”様に”

  ね。


  だから……――


  あの人 ["青年"] の

  イシ [意志] を…

  ――行動を……

  止める事は

  出来ない。


  選ぶ事を

  止める事は

  出来ない》




 "蜘蛛宇宙人":

 《ボクは

  シバ [縛] る。


  シバ [縛] りを

  与える!!


  でも………――


  ボクは

  ボディを

  ネ [捻] じ曲げたり

  しない。


  ネ [捩] じ切ったり

  しない!!!


  ボクは

  選択の余地を

  残している!!……――


  たとえ

  そいつらが

  繰り返す事を

  選ぶ事が

  わかっていても》




 そして

 ”劣る者”には

 わからない。




 <全体主義的

  非個

  ”性”

  化>と

 <構造主義的

  非個

  ”性”

  化>は、

 ”同じ”でも

 ”違う”事。




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――




 "青年" は

 ”場”を

 見た。




 「空」




 ――を見た。




 見ていたが

 見ていなかった。




 何も…――




 「無い」。




 "青年" は

 周囲に

 目を

 遣る。




 周囲には

 人が

 大勢いる。




 ただ……――




 誰もいない。




 そこには………――




 「荒涼」




 ――だけが……




 「在った」。




 大勢には…――




 「喧騒」




 ――に見える

 それ。




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――




 そして

 その他大勢は

 "青年" に

 ”共感”

 しない。




 それらは

 <”劣った”

  "女王">に

 ”共感”

 する事に

 忙しいから。




 忙しくないが

 忙しいから。




 ”劣っている”

 から。




 ―――――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――――――――――――




 そして

 "青年" は

 思う。




 "青年":

 《……何かが間違っている》



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