荘厳なる少女マグロ と 運動会
"怪人" は
繰り返す。
"怪人":
「誰がぁ…
お前のぉ……
言う事などぉぉぉ………――」
"蜘蛛宇宙人":
「信じない。
そうだろうね。
そんで
言うんでしょ?……――
『何か
言いたかったら
勝ってから
言え!』
『選ばれてから
言え!!』。
テンプレ。
でね、
ボク、
もう
そんな
サクリャク [策略]…――
乗らないよ。
勝たなきゃ……
――あなた ["悪人"] に
――選ばれなきゃ………
シンピョーセー [信憑性] が……――
『無い』
――っていう
ゴタク [御託] は
信じないよ。
その
展開では
”悪”
がユーグー [優遇] される。
<低レベル>が
ユーグー [優遇] される。
そんで
どれだけ
ボクが
ソンチョー [尊重] しようと
あなた ["悪人"] は
ボクを
ソンチョー [尊重] しない。
変わらない。
ボク、
もう
ソンチョー [尊重] しない。
ボク、
もう
”悪”
のネ [捻] じ曲げには
加担しない」
―――――――――――――――――――――――――
"蜘蛛宇宙人":
「”あなたの
パートナー
だった人 [”怪人の妻であった者”]”
の事も
ちゃんと
知らせてあるから。
あなた ["悪人"] が
何よりも
大事にしている
<クレジットポイント>、
ダダ下がり
だろうね。
きっと、
あの
世界最高得点を
取った子 ["女王"] と…――
『家族』
――になろうとする……
『プロット』
――も
もう
成立しない
だろうね。
だって、
あなた ["悪人"] って………――
『信用出来ない語り手』
――だもん。
”自分の
パートナーすら
追い込む人”が
次に
パートナーを
作った時に
追い込まないと
思う?
#”どうしようもない人”
を放置して
”悪化”
させようとする人#が
次は
そうしないと
思う?
”優れた人”
を嫌って
ジャマ [邪魔] する人が
次に
”優れた人”
が現れた時、
親切に
すると
思う?
そんで
”ABEE”が
オソ [襲] ってくるのが
わかった時も
何の
対処も
しようと
しなかった人が
次で
誰かを
助けると
思う?
ウナズ [頷] きナガ [乍] ら
無視した人が
次は
<”同”
意>
すると
思う?
『何も
考えずに
ただ
楽しめれば
”良い”!!!』
――っていう奴が
文明の前進の
助けに
なると
思う?
ジャマ [邪魔] しないと
思う?
#子供の頃から
おばあさんになるまで
”同じ”
マンガ [漫画] を
読んで
楽しんでいる人#が
”優れている事”を
突然
受け入れると
思う?
#文学作品に
登場する
”悪人”
キャラクターに
”共感”
する人#が……――
『ゼン [善]』
――を
ホ [褒] めると
思う?
『”正義”と
”悪”は
決められない!!』
『時代によって
どちらにも
なる!
[<解釈>できる]』
――って
主張しながら
”悪”
に加担する奴が
信用出来ると
思う?
#自分の
<目的>
の為に
そこらへんの
<少女>
を投げ出した人#が
次は
そうしない事は
ないんだよ。
守るどころか
ギセー [犠牲] にしようと
する人は、
次も
そう
するんだよ。
放置した人は
次も
そう
するんだよ。
ループするんだよ」




