ここを作った人
ん~文が上手く書けている気がしないです。
ただ長いだけなのかな?まぁいいです。
これは趣味です、そうやって割り切りましょう。
朝が来た、僕は起きたけれどもさすがに魔理沙は帰ったらしい。
霊夢が見当たらないけど一体どこに行ったのだろうか、ここはこのひと部屋なだけでもないし
別のところにでもいるのかな?とりあえず、狭いとはいえここは初めてだし
多少は構造ぐらい把握しておかないと、結構面倒なことになりそうだ。
とは言え、朝もまだそんなに明けたわけでもなく、少し日が昇った程度だ。
時間で言うと4時の後半から5時ぐらいかな?まだ薄暗い、辛うじて前が見える程度だ。
そのまま部屋を出て右に曲がっている、廊下を進む、これを見るにこの部屋は一番隅だろう
廊下と言ってもすごく短いもので3秒程歩けばすぐ次の部屋には行ってしまうが
僕がいた部屋の隣に位置する部屋の扉を開ける、鍵はしていなく普通に開いた。
ガチャ...
その部屋には何も無かった、ここは空き部屋らしいとりあえず次に行こう
だんだん目的が家の探索から霊夢探しに切り替わっている気がするのは、まぁ秘密だ。
とりあえず、部屋数は少ないしそんなに部屋どうしの間隔もないから割と早いだろう
え?霊夢探し?違う違うここをちょっと調べてるだけだ、まぁまぁそう怖い目つきで見るなよ
パッと見で見る限り残りの部屋の数は2個か、あのどっちかに霊夢がいるんだろうけども
まぁ女の子の部屋にいきなり入るほど僕は紳士的じゃない(悪い意味で)
とりあえず、あっちから外に出れるんだから別にこれぐらいでいいかな?
もう、部屋に戻ろう、そう思った時にまたもや後ろだ、また後ろだよ
「あれ?もう起きてたの?」
霊夢だ、きっと僕の行ってない奥の部屋から出てきたんだろう、まぁどうでもいい
でも、後ろからいきなり声をかけられるのは慣れない事だけど、霊夢は僕にいつ起きてたのか
問いかけてきた、僕が「ついさっき」と答えると「早起きなのね」と言われた。
僕自身いつもはこんなに早くは起きないけど、今日に限ってはこの時間に起きてしまった。
偶然とは良く重なるもので霊夢がこの時間に起きてしまって僕もその時間に起きてしまった。
でも、よくよく聞くと霊夢はいつもこれぐらいの時間に起きているらしい、意外だった
いつも昼ごろ起きてさっさと寝ると思っていた、実際雰囲気がそうだった。
それを霊夢に言ってみたら「あなた死ぬ?」と言われた、それと同時に変な紙を出してきた
「それは一体なんなんだ?」何かこれを見たときに妙に見覚えがある気がする的中しなければいいが
「これ?これはスペルカードって言って、多分あなたが地下で受けたのもこれよ」
そうか、あれはこれと同じ物なのか、スペルカードって言ったっけ?
あれをなにかするとあの時みたいな、弾幕が飛んでくるって事になるわけか。
これは初めて知った、やはり霊夢といると色々新しい発見があるようだ、後知ったのは
霊夢が少し短気であること、すぐに死んでみる?と言われてほんとに殺されてしまったのでは
たまったものではない、とりあえず、そんなに機嫌を損ねないようにうま~く対応しないと
根は悪い人ではないみたいので僕としても別にどうと言う事ではないのだが
とりあえず、スペルカードと言うものの存在は分かった、そういう物がこの世界にはあるんだな
それがあの時僕に向かって飛んで来た物であることは明確、まぁ今さら気にすることではない
あと、霊夢が「早速であれだけど、今日紫と会う?」だそうだ。
別にこの後予定があるわけでもないし、早いところやっておきたいから早い方が良い
でも、今日いきなり行ってもいいのか?それに関しては霊夢曰く「あ~大丈夫暇だから」
だって、なぜ霊夢がその紫と言う人の状況を見てもないのに知っているのだろうか。
「その辺は気にしないものよ」と言われた、まぁそれもそうか僕の気にすることじゃない
とにかくその紫と言う人に会わないと始まらないな、霊夢もいるしまぁ大丈夫だろう
そんな事言ってても始まらないし、霊夢が朝食を作るらしいので僕も手伝うことにした。
「じゃあ、あなたはこれとこれをお願い」霊夢は皿とコップを渡してきた...え?
これって何やればいいの?理解しがたい状況がたった今作られた。
「とりあえず、コップはそこにある水を注いで、お皿はそこの野菜をお願いね」
あ、分かりました、としか言えない生前料理はまぁまぁ出来た方ではあるが
さすがに霊夢には勝てないか、そう悟るしかなかった。
霊夢に言われたことをやり、再び台所に戻ると、まぁなんというかすごかった。
変な方向ですごいというわけではなく、ただ単純に凄かった。
霊夢が...エプロンなのである、大したことではないかもしれないが僕から見れば
妙に感心してしまう光景である。霊夢は僕の考えてる霊夢ではないのか?
こう、もっとがさつなイメージがあるのだが、そんなことを言っていても始まらない
とにかく、次に何があるかを霊夢に聞かなければならない、居候はこれぐらいやって当然
「なぁ霊夢、次は何かやることあるか?」
霊夢にそれを聞くもいい答えが返ってこない、きっとこれから先は邪魔されたくないのだろう
それはそれで深く首を突っ込まずにすることも気遣いの一つだ。
僕は霊夢に「なら、僕は向こうで待っている」と言い残し一人で部屋に行った。
どれくらい時が経ったであろうか、霊夢が帰ってきた、よりにもよってエプロンのままで
今日の朝のメニューは・・・・・・触れないでおこう、そっとしておくのも優しさだ。
「いただきま~す」
霊夢は手を合わせてひとりで食べ始めた、僕も遅れてはいけないのでせっせと食べる。
まぁ普通だった、文句のつけようがない、だが褒めようもない、良くも悪くも普通だった。
途中霊夢に「どう?美味しい?」と聞かれたので、「美味しいよ」と返しておいた。
ここで「普通」なんて言ってしまうと、命の危機にさらされる心配があるからだ
もちろん僕もばかじゃない、ちゃんと危ないところは危ないところで分かっている。
それにここで逝ってしまっては紫に会えない、ここを作った人物か、非常に気になるところだ。
「ごちそうさまでした」霊夢はそうこうしているうちに食べ終えてしまったらしい。
僕が無駄話しているせいなのか、霊夢はとても食べるのが早く感じた。
霊夢が食べ終えてしまったので、僕も少し食べるペースを早くしてみた。
僕も丁度食べおいたのを確認してか、霊夢が紫に会いに行くと言うので、僕も行くことにした。
「紫の家は少し遠いからね」と言われた、まぁ予想の範囲内だ。
だが、結構意外な展開が待っていた、霊夢は遠いからと言った後に、飛んでくよと言った。
飛んでいく?飛行機みたいに飛ぶのか?それとも普通にジャンプするのか?
結論を言えば、飛行機のように飛んでいくらしい、「僕は走るよ」と言ったら
「面倒ね、掴まって行きなさい」と言われた、まぁいいのなら仕方ない、お邪魔させてもらおう
おんぶされるような格好で霊夢に運んで行ってもらった、明らかに荷物であったと思う。
「着いたわよ」霊夢が言う、あぁ~女性におんぶされる日が来るなんてって思っていたら
あっという間だった。現にもう着いていってしまっている。
「あ、霊夢さんそちらは?」
「これ?これは紫に色々ね」
「あ~じゃあ、こちらです」
何か尻尾生えた人が出てきた、霊夢と普通に喋っているけど、誰なんだろうな。
尻尾の人は藍と言うらしい、八雲藍...八雲って紫もそうじゃなかったか?
通された先には椅子に座った、金髪の全体がピンクみたいな色のぼわっとした感じの服を着ている
人がいた、雰囲気から察するに、彼女がきっと八雲紫なんだろうと思う。
紫は僕を指さしながら「その人は?」と聞いてきたので霊夢が「問題を抱えた人よ」
と言っていた、別に問題を抱えたつもりは無かったのだが、そこはスルーしよう
霊夢と紫は僕には理解できない単語を連発して会話している、僕は分からないので
ずっと聞いているしかなかった、会話から外されるというのは結構心にくる。
それが目の前で繰り広げられているのならばなおさらだ、場違い感が半端ではない。
紫がこっちを向いて質問してきた、どこから来たのかどこに居たのか、今まで何をやっていたか
あれこれ根掘り葉掘り聞かれた、その質問一つ一つに答えたあと「なるほどねぇ」と言って以降
僕の方には見向きもしなくなった。地味に寂しくなってくる、僕は何も聞けなさそうだ。
しばらく霊夢と紫が話している様を僕は見ているだけだった、離れたところにいたので話の
内容も聞こえないし、本当に暇としか言いようが無かった。
さっきからず~っとしゃべっている、立つのも面倒になってきたので座った。
もう、いつまで喋ってるんだよ~僕がまるで空気になっている、居ようが居まいが変わらない
でも、紫か、確かに霊夢の言った通り、何か怪しい雰囲気がする、何かありそう
胡散臭いと言えばそれまでだが、結局それまでだ、普通に胡散臭い
そんなことをしばらくぼ~っとしていると霊夢がこちらにやってきて「行くわよ」
と言ってきた、あまりにいきなりなので「あ、はい」としか言えなかった。
行き同様帰りも霊夢におんぶしてもらう「重いわね」と言われたので「仕方ないだろ」と
返しておいた、僕も名前はあれだけど、れっきとした男だ、これで軽いなんて言われても困る
とりあえず、藍と紫に見送られて、霊夢と神社へ帰った。そこで知らされたのだが
紫の権限で霊夢の所に居ろ、との命令が下ったそうだ、良く分からないが。
それと、もう帰るのは無理なので、霊夢と同じ意見でここに順応しろだそうで
困ったら何か言って来いだそうだ、それと最後に付け足しで名前は同情する。
香織なら紫や幽香、さとりのいる【~りん】同盟にでも来ないか?だそうだ。
それはだいぶ悩んだが答えは後日にしておくことにする、あと紅魔館には僕を襲わないように
忠告しておいてくれるそうだ、非常にありがたい、これでここでの生活がだいぶ楽になりそうだ。
紫の家からここまで時間はかかったとはいえ、まだ昼だったので
霊夢が「さて~香織、お昼にしましょ♪」と言ったので僕も手伝うことにした。
まさか霊夢から下の名前で呼ばれることになるんて、しかもこんな早く、悲しい・・・・・・・
これも結構時間がかかった、無駄事しながらだったので
まぁ時間がかかるもの仕方がないですね。
それと誤字脱字の指摘はお願いしますね