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東方天武伝  作者: SKN
1章プロローグ
3/24

霊夢のところに居候

ひとまず深夜の更新?

眠気と戦いながらがんばるぞ!

(なら寝ろよって言う) 


僕は物騒な館から逃げてきて今ここにいる、ここは一体?でもとにかく賭けには勝ち越しだ。

ここはいうところの村なのか?とにかく普通の人がたくさんいるみたいだから

ここでひとまず安心していいだろう、もう追っかけてくるメイドも居ないみたいだし

どこか木陰はないのか?さっきから走りっぱなしで疲れた、まさかあんなに走る羽目になるとは

この世界はつくづく恐ろしい、もしかするとあそこはあそこでここはここなのかもしれない

つまりは向こうで許されることがこっちでは許されない、だから人が平凡と暮らしている。

ここにしばらく身を置くのも悪くないな、でも置ける場所がないけど

もしかすると、こんだけの人がいるんだ、僕と同じ境遇の人がいても不思議じゃない

もしそういう人を見つけたらここの世界に関することが分かるかもしれない

じゃあ、片っ端から声かけるか?それだとかなり確率が低そうだな。

「そんな事しても無駄よ」

え?また背後から?もう、この世界には後ろを取るやつしかいないのか?

とりあえず、声の主のほうを向く、またいきなり弾幕飛ばされたりしないだろうな

「ん?だれだ?」

見た目はどうだ?さっきのメイドより少し幼い感じが残っている。

それの格好は全体が赤と白の配色で頭に大きなりぼんのようなものをしている。

言うところの巫女ってやつだ、一体巫女さんがなんの用なのかは知らないが

何かを知ってそうなのでとりあえず、話を聞くことにした。

「私?私は博麗霊夢よ」

その霊夢と名乗る巫女はいろんなことを教えてくれた、僕がどういった事になっているか

ここがいったいどこなのか、帰る方法、もとい出る方法はあるのかなど

僕の場合もうすでに死んでしまったので、もう戻る選択肢はない模様。

とりあえず、ここに順応しろだそうだ、正直来て早々あんな思いして順応しろなんておかしい

でも、生きるのならそれ以外に道がないと言う、これは一度死んでまたやりなおせとでも言うのか?

とりあえず今は自分の命は惜しい、仕方ないからこの巫女の言うことを聞かなければならないようだ

それにここに居ればまず安全だろう、食べ物は、まぁ妥協するとして殺されることはないはずだ

僕がそんな風に考えていると、その巫女は付いて来いと言う、先ほどあんな目にあって

また簡単についていくなんて考えられない、僕も油断はしなくなった、これは罠かなんかだろ

でも、巫女はそれでも付いて来いと言う、まぁ悪気は無さそうだし、一度なくなった命

この巫女に託すのも悪くないな、それに巫女曰く体中に血が付いているそうだ。

きっと横に飛んだときにあの人ので付着したのか、それは今となってはどうでもいい

とにかく巫女の後ろを行くことにした、いくらばかりか歩くと少し寂れた神社があった。

「ここが私の家よ、今日からすこし居候しなさい」

「え?居候?」

どうせ住む場所ないんでしょ?と言われた、確かになかった、ここは首を縦に振るしかない

なんの縁かは分からないが霊夢の家にしばらくは居候させてもらうことになった。

この霊夢と言う人結構ここの事に詳しいみたいで、色々聞くことが出来た。

ここに居ること自体がこちらはメリットになるので霊夢には申し訳ないがきっと彼女が

思っているよりも長くここに居座ることになるだろう、ただ疑問があったのでひとつ聞いてみた

先にあった、あのでかい館の事である、気味が悪い、実際あの部屋に入れられて

平気な人間のほうがかえって少ないぐらいで、それは僕も例外ではなかった。

彼女の話を信じればそれの名前は紅魔館、主はレミリアと言う人物らしい、レミリアと言えば

途切れそうな意識の中に聞いたものの1つである、後僕が襲われた地下の件

そこにいるのはフランドール、主レミリアの妹であるらしい、普段はいい人のようなのだが

とうてい信用できる話ではなかった、それはこの巫女に力があるから、相手も良く

振舞っているのではないのだろうか?そう思わせるような話の内容だった。

そこから逃げてきたのだ、と言うと彼女は目を丸くしてこちらに尋ねてきた。

「どうやって逃げたの?」「あなた普通の人間よね?」とまずはどう逃げたか、

相手の弾幕を利用して扉を壊し、メイドの制止を振り切って門番に挨拶をしたと言ったら

なぜか少し笑っていた、きっと門番に挨拶したのが面白かったんだろう、普通はしないから

次の人間でしょ?には素直に普通の人間だと答えた、霊夢の言っている妖力や

スペルカードといったものは一切もっていない、ただの人だということを強調しておいた。

それを聞いて霊夢はさらに驚いた表情をする、特段変わったことを言ったつもりは無いのだが

それを聞いて一言「あなた化け物ね」だそうだ。

初対面の人に向かって化け物とは失礼な、でも泊めてくれる恩はある、それは黙っておいた。

その後霊夢とは色々喋った、他愛も無いことがほとんどだったがここに初めて来た僕には

どれもこれも衝撃的な話だった、まずあのメイドの能力は瞬間移動じゃなくて時を止めること

それに霊夢の親友は魔法使いだと言う事、それにあの館に留まらず、ここにはたくさんの

妖怪が居るということ、あとここは幻想郷と言うらしい名称はどちらでも良かった。

それにこの世界を作った人がいると聞いたので霊夢の斡旋で会えることになった。

またいきなり弾幕を飛ばされるかとかだいぶ心配だけど、とにかく霊夢と出会って

ここでの生活は色々変わりそうだ、感謝しないとな、体に血が付いてなければスルーだったそうだ。

あいつにはおんぶにだっこだな、僕不謹慎だけどさ。

まず、この世界は一体何のか、そして僕はなぜいきなり襲われたのかなど質問は山ほどある。

まず、その八雲紫という人物がどんなやつなのかが分からない、霊夢に聞くと

怪しい、何かありそう、うしろめたいなどいい人ではないことは確からしいので警戒しないと

とにかく朝から緊張の糸は張りっぱなしなのでここで緩めることにする。

ここ周辺には妖怪が集まるが、あくまで周辺であってここにはこないそうだ。

それを聞いて安心しきって糸がほつれるどころか切れたと思う。

霊夢にはあの状況から逃げれたのならそこらへんの妖怪はごみ以下だととんでもない事をいっていたが

到底見た目で僕が屈するのは見え見えだ、逃げることを考える第一な僕にとって戦闘など

絶対に通りたくない道なのである、それを考慮して霊夢と居るのは都合がいいので

いい相手に出会えたと思う、共存共栄ってやつか?それができれば、万々歳だな。

少し日も暮れたころ一人の、そう魔女があらわれた、魔女って感じではない魔法少女?

変な言い回しだがそっちの方が近い気がした(おじゃまじょどれみ←小声)

その人は魔理沙と言って、よくここに遊びに来るらしい、「いつも邪魔してすまないぜ~」

と、男性口調で話していたのでこれは一癖も二癖もありそうな人物が来たものだ。

類は友を呼ぶという、実は霊夢もそうとう変わった人物なのでは?今はその片鱗は見えていない

僕としては周りが変になるのならせめて霊夢だけでもまともに居て欲しいものだが。

そういえば、僕の名前を誰にも紹介していなかったな、僕の名前は香織、両親が

女の子がほしかったけど生まれてきたのが男だった、ならせめて女の子っぽい名前にしようと

これになったらしい、香織ってぽいじゃないドストライクで女の子だよ、いまだにこれには

抵抗がある、せめて漢字ぐらいおなじかおりでもっとあったろうに馨とかならまだ許せたよ

さすがに香織はない、僕は絶対に認めたくないけど、これしか名前が無い、あきらめるしかない。

霊夢が「そういえば名前聞いてなかったわ」なんて言うもんだから、魔理沙もいるし恥ずかしいから

すっごい小さな声で「か、かおりです・・・・・」って言ったら、「聞こえん、もう一回」

なんて恫喝されたから「かおりです!」って声上げたら、「え?女の子?」って言われた。

顔と髪型見てくれよ、これが女だったらそいつの人生終わってるよ。

一方の魔理沙は笑いをこらえているのか肩を震わせながら俯いている。

これはピンチだ、どうピンチなのかは分からないけど、とにかくこれの雰囲気はやばい

どうにかして、打破する方法は無いものか、いや、無いなこれは受け入れるしかなさそうだ。

そうだよ、自分の名前ひとつで恥じるようなら男が廃れるってもんだ(女の子の名前だけど)

「まぁとにかくよろしくね香織ちゃん」

「だから、男だって・・・・・・・」

思いっきり霊夢に茶化されてる、ちゃん付けで呼ばれるなんて一体何ヶ月ぶりか。

え?何年じゃないのかだって?つい最近まで普通にちゃんで呼ばれることも有ったよ。

全くもっていい思い出じゃないけどさ、誰かに覚えられるのはおかげで早かった。

そんなことははっきりどうでもよかったけど、とにかく今はここで体を休めることしか

考えれなかった、魔理沙とは少し、喋っただけで、もう床にだら~んとなるように寝てしまった。

次起きたときには体に布団がかぶせてあって、これはきっと霊夢がやってくれたのか

と、ひとりで勝手に考えながら起きてきた、さて~今日も霊夢に付きっ切りになるのかな?

夜中の更新&そんなに何かがある回でもなかったため

短めでお送りしました、ふぁ~眠たいですね。

僕も早く寝ます、これを投稿した直後に見た方、みなさんもお休みなさい。

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