斬って斬って斬りまくれ
執筆途中謎のボタンを押したら画面切り替わって書いてた
データ消し飛んだのでwまさかのハプニング、これは何を押したんだ?訳が分からないけどとりあえず5000字消えたので
またがんばりま~す...
「で...いい?」
「いいですよ、問題なく」
朝起きて妖夢が居ないのであたふたしていたら朝ごはんの準備をしていたそうで
まぁ焦った僕がアホだったと思えるぐらいの事態で、部屋で一人「やべぇ、これやべぇ」
って言ってたら「朝ごはん出来ましたよ~」って...まぁそりゃそうだ。
幻想郷に来て霊夢の家以外に止まった事無いので、というかあそこには完全に住んでるって形だけど
起きたら妖夢が消えてました~とかシャレにならん、昨日妖夢が晩御飯を作っていたことと
幽々子の食べる量を考えればすぐ分かる事だった、普通よりぜんぜん早く起きるんだよね。
今までは霊夢に起こしてもらっていたからな~、え?羨ましい?まぁ仕方ない
その後朝食を半分幽々子に取られ少し空腹のままここに至ると思いきや、同情した妖夢がパンを
くれたのでこれは食し、綺麗に空腹を回避した、いや~助かった~んでここに至る。
棒を思いっきり斬ってもらう約束をしたはずなのでここでやってもらう
そういや、剣術と棒だと...薙刀に近いのかな?槍かな?そこに通ずるものはあるのかな?
だとすると教えてもらうのも結構絶望的になるなぁ~まぁ立ち回りぐらいは教えてもらえそうかな?
今は耐久力を検証することが優先だからとりあえずズバッと行ってもらおうか
と・い・う・わ・け・で~妖夢さ~ん!お願いしま~す。
「投げるから、ズバッと」
「りょーかいです」
「321それっ!」
「えいっ!」
から~ん!みたいな乾いた音を立てて1本の棒が飛んで来た、斬れないらしい
うん、それはいいことだと思う、だが斬れなかったから転がってきた。
そう、ここで重要なのは転がって【きた】なのだ、意味分かる?分からない?すぐ分かるよ
まぁなんにせよ、妖夢の刀で思いっきり斬ろうとも斬れないみたいなので、耐久度は凄い上がったな
耐久度が上がったせいだ、明らかにこれは誰も悪くないのだが強いて言えば棒が悪い。
そう、この瞬間は明らかに僕も妖夢も悪くないそれは分かっている、悪いのはあくまで棒だ
「お、おおう...」
「あ!大丈夫ですか!?」
妖夢が刀を叩きつけるように振り下ろす、棒が凄まじい回転とともに地面との接触した
した角度が悪かった、回転の力がすごいのでそのままの勢いで突っ込んでくる。
そうだ、僕は反射神経とか動体視力とかそういうのには自信があった、完全に油断していた
折れなかったというか斬れなかった事に「ほ~」と感心したら棒が目の前にあった。
綺麗な縦回転で僕のもとにせまるそれはものの見事防具をつけていない僕の頭に面をかました。
そりゃ僕は武道系はほとんど極めた色んな人に面を決めてきたがこれほど痛かったのか?
いやいや、彼らは防具を着けていた、そして竹刀は竹だ当たってもしなるから衝撃は無い
僕は訳が違う、防具なしのしならない超固い木の棒、いやほぼこん棒と言いたくなるそれは
さっきも言ったように僕に面を決めた、あ~これは死ぬ、余裕で死ねる意識薄れそうだ。
気絶か、気絶するのか?意外としないのか?だが痛いぞ?気絶するか?僕
まぁいいや、ほんとは痛いだけで意識なんてはっきりしてるし、ただ悶絶してただけだし
妖夢は心配してくれるけど...少し痛かっただけだし(震え声)
正直言えば少し痛いだけで「うぅ...おぉ...あぁ...」なんて母音連発しないし。
つか棒の回転速度速すぎて|が○に見えたぞ、速すぎて遅く見える現象も見たぞおい
一度地面に叩きつけられたものがそのぐらいの回転速度を保ったまま僕に当たった...
いいんだ、どうでもいいんだ頑張れ僕、行けるよ生きてるよ~行けるよ~立て~立つんだ僕~
「よっしゃ!生き返ったぞ!」
「おお~無事でしたか~...でも」
「ん?」
「おでこに赤い線が入ってますよ」
「んえ?あ~」
そこには妖夢の刀を鏡代わりに僕の顔を見ている僕が居た、文だけ見れば凄い変な構図だが
完結に言うと鏡を見ている、こんな感じだけどそれにしてもくっきりと入ったものだな~
これで外で歩いたら注目の的間違いなし、注目の的ではあるが完全に好奇の目に晒されるのは必須だ
まぁこれは治まるまで大人しくしていないと結構ね、僕が注目されてしまうからね。
妖夢もまじまじとそれを見るけどこいつ...笑ってやがる、両手で顔を覆っている妖夢は
明らかに肩がわなわなと震えているので、まぁこんなに分かりやすいリアクションは滅多に見れない
たま~に上を見たり下を見て顔を覆ったり「あ~」とか言いながら後ろ向いたり
様々な行動を僕の前で取ってくれた、妖夢ってこういう行動取るんだ~としか思わない
まぁ確かにね、可愛いよ?それは認めるよ、でもそこで終わるよ、この人は僕の師匠になりそうな
人だから、とりあえず僕の遥か後方に飛んで行った魔法の棒を手に取り妖夢に一言...
「いざ、ためしに一勝負!」
「え?いきなりですか?」
「おう!いきなりだ!」
「じゃ、じゃあお願いしますね」
とか言ったらいきなり妖夢がすんごいスピードで突っ込んできた。
待て、待てよ...まずはさ刀は1本で攻めてくるもんだよね?僕は初心者だよ?
ま、まぁ仕方ないこれはやるしかないよね、死にたくないしいや殺さないだろうけどさ
僕だってやってきたと言えばやってきたんだから剣道にフェンシング...うわ~
僕って生きてた時超絶的に暇だ~なんだろうこの世にある武道はほとんど網羅したはず
(なお、そこそこメジャーなものだけの模様)反応速度も...まぁ頑張ろうか。
妖夢は正面から突っ込んでくると思いきや「後ろですよ」「あ?」回り込まれて
「いや~隙だらけ...じゃないですね~」
「これでも多少は頑張ってきた方だからな、一応」
「へぇ~」
喋りながらもいくらでも攻撃が飛んでくるのでこっちも応答してると斬られそうで怖い
何か、パターン的には右で攻撃左で防御?なのかな、それがすべて同じだとこれは戦い易いかも
剣道にも片方短剣で二刀流の人いるけど、だいぶ似てるなぁ~右かわし左はじきで行こう
右の攻撃は避ける左の防御は弾く、うわ~これは完璧ですわ、これで勝てるわ~
妖夢は相変わらず僕の予想通りの行動で来る、ここまではだけど。
「これで!終わりです!」
妖夢は少し踏み込んで決めにかかってきた、右を大きく振りかぶり半分捨て身?
まぁ凄い勢いはあったと思う、普通に斬られたら体真っ二つになりそうな感じだった。
でも、僕にはこれも予想通りで、この右をかわして左で攻めることはしないはず!
「いーけー!!!」
妖夢はかわされたことに驚きを見せたようだったがすぐキリッと顔が整い
僕が勢いに身を任せて棒を一度頭の上にあげてまぁ名残なのか面を打つの体制に入る
僕は面をぱちーん!と決めるのが気持ちよかったのですぐこれをやりたがる、悪い癖だった。
「甘いですね」
「ん?」
ドスッとひとつ鈍い音がして倒れたのは僕だった、ものの見事にやられてしまった。
ここまできれいにやられるものなのかね?ちょっとなんとも言えない気がするんですケド~
自信を持って突っ込んでみたら返り討ちに遭いました~超痛いんですケド~
まぁそんな事はどうでもいいわけで、僕は何が気になるかと言うと右を一度かわした。
そのはずなのに右のわき腹を捕えられてしまった...ん?右の?
待てよ、向こうから見て右で打てば僕の左に入るはず、つまり右に来たという事は...
「あっ...」
「そうですよ、左ですよ」
「マジか、防ぐものだと思ってた」
「たまには攻めますよ~」
これは完全にしてやられたな、と思って改めて妖夢を見ると僕を打った左手に持った刀を見ていた。
寝そべっていた、情けない感情と悔しい感情後は大半の清々しい感情があっただけ
完敗って感じだった、少しでも行けるとおもった僕が恥ずかしいぐらいだったから
まぁルールの決められた環境でやっていたかルール無しの環境でやっていたか
この差は到底埋めれるものでもなくここからなにかをしようとしても...ねぇ?
僕と妖夢じゃあ寿命が違う違う、なにこの不死身の女の子化け物なの?
「大丈夫ですか?ずっとそこ押えてますけど...」
はぁ...この子が化け物か複雑だな、幻想郷は普通の常識が通用しないとは言ってたけど
紫ぃ~これは極端だろ、君みたいな明らかな人外さんならまぁ納得だけど
妖夢はねぇ~360°どこからどう見てもTHE女の子なんだが...あ~まだここに
しっかり順応出来てね~どうにも納得いかない事が多すぎて困る困る。
目の前でニコニコしている妖夢を見るとどうにもなぁ~納得いかない事がな~
さっきから納得納得言ってるけど実際結びつかない事が多いから困る...
僕も妖夢より先に旅経つのかな?でも一度死んだ人がこの世界でも死んだらどうなるんだろ
ここ白玉楼にいる亡霊みたいになったり...あの燐って人にぽい~されるのかな?
変なところで火葬されるのは僕もやっぱり嫌なんだけどね、いや、まず死にたくないな
「お~赤い線消えましたね~」
「んえ?あ、ああ...」
悩んでいる僕をよそに妖夢は嬉しそうな顔で面を貰った場所を見ている。
試しに妖夢に刀を借りてみてみると...たしかに消えたみたいだな
少し経てば消える程度の衝撃だったって事か、あの衝撃でそれは信じられないけど
まぁ消えたって事はそうなんだと思う、いや~僕って無駄に丈夫なんだなぁ~感心感心
まぁ一区切りついたという事で...んでこっからなにやるんだよ、すごい暇だった。
常識関係無くまた暇だよ、これはどうしろというんだよ、なにも出来ないじゃいか
いや~白玉楼来ても暇って事はまさかこの幻想郷と言う世界なにもないつまらない世界だったりして
まぁそれはそれで良いのか悪いのか暇を持て余したいタイプの人には天国なんだろうな~
でも予定を入れてきっちり管理するタイプの人にはあんまりいいところではないって事か...
あれ?僕ってどっちだっけ?え~と...あ!そうだそうだ思い出したぞ僕はどっちかと言うと
暇を持て余すタイプの人だったぞ!ん?そう考えると僕っておかしくね?なんでこんなに変に暇が~
なんて言ってるんだろう、自分でも分からないけどここに来たことによって自分の考え方にある変化が
訪れているのかも、うわ~怖い怖い気づかぬうちに考え方変わっちゃう?変わってしまうパターン?
マジそのパターンはヤバいわ~マジでヤバいわ~ヤバいわヤバいわ言い過ぎだわ~言い過ぎてヤバいわ~
まぁとりあえずヤバいわ5回出したという事で果てしなくどうでもいいんだけど。
とかなんとか言ってるうちに妖夢居ないんだけど...僕がどうでもいいことで文字数稼いでる間に
あの子消えてしまったんですけど、ねぇそこ普通一声かけませんかねぇ?
とか言ってても彼女は居ないんですが~僕が一人で文句的な事を言ってるだけなんですけどね~
早いとこ戻ろう、自分で自分が妙にみじめに見えてきた、誰もいないところでね?明らかに
頭逝ってるからね仕方ないよね、というかいつの間に消えたんだろうか、不思議不思議。
「妖夢~消えるとはひどいじゃないか~」
し~ん...
ここに来ても僕は居ないも同然の扱いを受けてしまうのか?僕はここまで恵まれてないのか?
いや、ただ単に運が悪いって事にしておこうか...恵まれていないって運が悪いって事かもだけど
さすがに二人ともどこかに出かけたなんてことは無いよ...な?僕来るとき誰か通ったなんて
見てないし、まぁここは紅魔館ほどではないにせよでかいから奥の方に行ったって事も考えれる
これはとりあえず上がってしまおう、それがいい別に誰かになにか言われるなんてことなさそうだからね
ここには寝殿造りとかで良くある外に出た木製の廊下がある、分かりやすく例えると
サザエさんでカツオが逃げるサザエが追う、波平の部屋の周りで追っかけっこする、騒がしい
波平が障子を開けてバカもーん!サザエとカツオ止まる←ここ、ここの廊下
あれ?見返したら分かりにくいぞ?物干しざおあるところの廊下の方が簡潔だったかな。
まぁとりあえずそういうところがあるのでそこに出てぼ~っと空を見る、今まで上なんて見なかったから
分からなかったけど、この世界の空って綺麗なんだな~勢いよくぶわ~って広がる、どこまでも
限りなく...夏の風物詩(冬も出現する模様)の入道雲も合わさって、妙に落ち着く空間があった
「あれ?いつのまに?」
「ん~いまさっき」
妖夢からの問いかけにもそちらを見ずに答える、あまりにも空が綺麗だったから妖夢に意識が
行かなかった、妖夢は僕のその様子を確認するとちょこんと隣に座った。
そこからはどちらとも相手を見ずにひたすら上を見ていた、何かに憑りつかれた様だった、いや
実際は憑りつかれていた、僕らに憑りつくそれは見た目を変えずただそこにあるだけだった。
気づかなかった、この幻想郷のこんな日常のいち風景にここまで見惚れる事なんて...
妖夢も妖夢でずっと空を見続けていt...「Zzz...」無かった、寝てた。
正座をして背筋をピーンと伸ばして目を閉じて寝ていた、何気ない日常から放たれるある意味衝撃的な
場面に僕はただなんとも言えない表情を浮かべながら、見るしかなかった...いや、正直に言うと
このうえなくビビった、僕が喋らないとはいえ静かだな~って思いながら隣見ると、え?って風に
おい、寝てるぜこの状況から寝てるぜ、しかも結構な熟睡でなお驚きで、まぁ反応に困る事困る事
とりあえず、この場はそっとしておこうと、僕は不思議な寝方をする妖夢を置いて僕は一人で
そそくさとさって行ってしまった、後で妖夢から「あれ見ちゃいました?」と聞かれたのでハッキリと
「見た」と答えたら恥ずかしそーな顔しながらどっかに行ってしまった...
まぁとりあえずこんな感じです、消えてからささ~っと書いたので
ずいぶんと欠陥が見当たりそうな気がしますが
まぁそこはそこでご愛嬌でよろしくお願いします。
とにかく長い間待たせてすいませんでした。




