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東方天武伝  作者: SKN
1章プロローグ
15/24

僕の考えること

寝るといつも寝癖が付いてなかなかにイライラです。

どうやれば寝癖はつかづに寝れるのか

まぁ無理な話です。

「・・・・・・・・ただいま」


「やつれたわね、おかえり」


あの後は輝夜のわがままを上手くかわしつつ元来た道を辿って草原に出て

森を抜け、チルノに襲われながらも命からがら逃げてきた、チルノ相手とは言え

子供みたいな子に全く歯が立たない僕もどうかとは思うが...

霊夢は座ってお茶を飲んでいた、死闘もどきを繰り広げてきた僕をあざ笑うかのように

無駄に優雅だった、ほんとに無駄だった、窓から日の光が降り注ぎ逆光で輝いているかのような

なぞの雰囲気どれを取っても優雅であった、無駄に

なんにせよ命があるだけありがたいと言うものなので霊夢の向かいに座って...

座って何やるつもりだったんだろう、そんなの考えても分からないから考えるのをやめる

霊夢のどこを見るわけでもなく上の空って感じで窓を見ていた。


「ねぇ今って季節なんだと思う?」


いきなりそんな事を聞かれても僕には全く分かりませんが...なんていわない

さっきまで外に出ていたときの体感温度を考慮するに当たって僕は春と答えた。


霊夢は「そう...」と一言だけ言ったに留まりまた部屋の中に静寂が訪れた。

確か、僕が居たとき、つまりは死ぬ前は春だった、こちらも春だと季節の巡りは同じで

ただ1年の体感が速いか遅いかの違いになる、ここの人は100歳なんてざらだし

レミリアみたいな明らかな子供でも500歳とかいうゾウガメ2頭分の普通じゃない年齢で

たぶん、ゆかりん...もとり紫はもっと長く生きてるはず、あれ?霊夢って今何歳だ?

まさか霊夢まで3桁生きてますとかヤバイこと言い出さないだろうな?


気になることはとりあえず聞いてみる、自分でもそれが正解のような気がして来た。


「なぁ霊夢」


「ん?なに?」


「何歳だ?」


「あなたと同じぐらい」


へぇ~僕と同じぐらいなのか~ふむふむ納得するわけがない、周りとの違いに驚くよ。

霊夢は普通であって欲しいと思いつつも普通じゃ無くてもいいんじゃね?って言う変に

矛盾した感情にあふれてきて、まぁここでどれだけ言おうと霊夢は僕と同じぐらいって事だ。


となると霊夢と仲の良い魔理沙も年齢自体は普通って事になると思っておいて、なんだ同年代

の集まりじゃん、そう考えればあの中にいてもまぁ気楽かな?

そもそもそこら辺の気まずさとか全く考えたこともないし微塵も感じたことがないけど

紫に初めて会った時に妙な場違い感に襲われたぐらいかな?言われてみると

でも霊夢はそれを答えるといつもの事ながら立ち上がってどこかに行ってしまう。


多分境内の掃除はやらさそうだけど、なにかはやりにいくと思うから...ここは

偶然を装って追跡してみるべき!(こんな狭い場所で偶然とか無いのに気づくの遅かった)


僕はとりあえず外に出て神社周辺を散歩するフリをしてみたが一向に現れず

もう半分どうにでもなればいいやぐらいの気持ちで神社内に侵入、発見ならず

今思い出したけど霊夢って空飛べる能力あったよな?気づくのが明らかに遅かった。

もうここには居ないと言う事で元いた場所に戻ろうか...いやもう寝よう昼だけど

普通に疲れたし、昼寝なんて生きてた時じゃあ出来たものじゃないからな。


靴を境内に忘れたのでそれを取りに行って、別のところから中に入る

大して部屋数があるわけでもないのは分かっているし、廊下を1回曲がれば恥ずかしながら

共同の寝室に着く、僕はそこの扉を開けた、すると部屋には既に先客が一名...そう霊夢だ。

あまりに意外だったがよく考えてみれば今まで居た部屋は奥にありここはそこより手前で

僕が出て行くのが遅いだけで霊夢はさっさとこっちに来たって訳で

読み違えたってわけでもないけれど完全な早とちりをしてしまった少し恥ずかしくなった。


霊夢は扉から背を向ける形で窓越しに外を見ている、最近心なしかこの光景をよく見る気がする。

日の光が優しく彼女を包み込みって僕は詩人でもないのに変なことを言うのはやめよう

代わり映えのしないいつもの光景、そこに霊夢は何を見出し何を感じ何を思うのか

僕は全く検討もつかない、ただ霊夢が外を眺めるのを見るしかなかったのだ。

話しかけることも出来ず寝るという目的を忘れただただそこに立ち尽くす、これこそ置物であり

自分で上手いこと言ったと笑いをこらえる僕はあほだと思う。


ほっ、と何かに気づいたようにこちらを向く霊夢は僕がいることが意外だったらしく

少し驚きの表情を見せながら少しばかりか怪訝そうな表情に変わる。


「最近外眺めてるよね」


僕は自分の考えていることを普通に言ってみた。


「そうね、そうかもしれないわね」


霊夢は突き放すように言う、最近は何故か冷たい雰囲気を纏ってきた霊夢がそこにいる。

僕はいささか不思議に感じるも「ちょっと昼寝する」と一言


「じゃあ、私も」と霊夢も一言二人揃って昼寝なんて博霊神社もだいぶgdgdするように

なったな~なんて言われる日もそう遠くないはず、明らかに不名誉だけど


僕は下に敷いてある布団に入る、霊夢は僕から見て斜め上にあるベッドに入る

まぁ居候と主の違いはここにあるけど霊夢居なかったら死んでいるわけで~

絶対に文句の言えない立場にあるから、とはいいつつもたまに羨ましかったりもする

今まで口が裂けても言わなかった事だけど、そこは立場をわきまえているつもりである。


目が覚めたあたりは真っ暗、完璧な夜である、自分の体が疲れていたのは知ってるから

昼でも熟睡するだろうとは踏んでいたがこれはこれで大いに予想外の時間である。

時計は無い、起きてベッドを見るも霊夢は居ないここまで来ると今は何時なのか気になる


居間に行こう、あの場所には時計があったはず、廊下を歩き、一番奥の部屋

扉を開けるが真っ暗で、電気はどこにあったかと探す羽目になってしまった。

この世界に電力供給する場所などあったかな?なんて考えるけどそんな事はどうでもいい


電気を付けて時計を見るとそこには4時のところに針が止まる時計があり

あと1時間もすれば日が昇ってくるのかなら起きててもいいかな?

今思えば昼食を取るのを忘れていた、その分は朝食で取り返すとしよう。

とは言え、寝室に居ないし居間にも居ないし霊夢って神出鬼没なのかなーと思っていると

思っていても特に何も起きない、日が出るまでの時間それに日が出てからの時間

本当に暇でそれをどうにかしようとも思わなくなってきたあたりこの世界の考え方が

僕の中にもだいぶ浸透してきたのかな~?などとも思う、あんまり良いことにも感じられないけど


少しあたりが明るくなってきたころ、霊夢が戻ってきた。


「あれ?ずいぶんと早いわね」


「寝た時間から考えれば普通だよ」


僕からみれば霊夢のほうが早くてびっくりなぐらいだ、でも今までを考えると

いつも僕より霊夢は早く起きていて、結構不思議に思うことが無かった。

それが当たり前になっていたから全く気にも留めなかった、留めようとも思わなかった。


「じゃあ、二人揃ったし少し早い朝食ね」


霊夢は僕に一声かけて台所に向かう。


「ちょ、僕も行くから待ってくれよ」


僕もいつものように後から行く、今思えば朝も夜も僕は霊夢の背中を追いかけていた。

季節の変わり目恒例の風邪に僕も見事になっています。

こいつ症状めっちゃ長いです。

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