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東方天武伝  作者: SKN
1章プロローグ
11/24

白玉楼へGO!

今週は少し頑張ってみよう。

何を頑張るかといわれればう~んですがとりあえず頑張ろう

「ただいま~」


「おかえり~」


あの後はいつもの調子で何かがあるわけでもなく普通に帰ってきた。

そういえば道中霊夢のあだ名を考えていたんだけれども

いいものがひとつも浮かばなかったので、全てに万能霊夢たんとでも

呼んで見ようかどうしようか、~たんってだれが言い始めたんだろ

ほんとになんにでもあうあだ名というか語尾というか。


「あ、霊夢たん...」


とか言ってたら無意識に口から出てしまった。

まさかのなんの前触れもなしに霊夢たんを披露してしまった

これ以上ない災難である、もう最悪の域超えてるし、なんだよ霊夢たんって

僕が言ったんだけどさぁ~とうの本人は唖然としていた。

そりゃそうだ、女性諸君まぁ男性も可だけど

付き合いが浅い友人にいきなり~たんなんて呼ばれたらどう思う?

僕は確実に、おえ~ってなってしまいそうですよ。あくまで女性です。


「・・・・・・たん?」


「はい、間違えました」


「色々聞き捨てならないからちょっと来なさい」


「はい、色々申し訳ございませんでした」


その後は霊夢に拷問を受けて(人によっては快楽)なぜたんをつけたのかと

その経緯、誰に教わったのかをしっかりと言う羽目になって。

口は災いの元です、うんこれから気をつけよう。


「あ、そうだこの前白玉楼に行くって言ってなかったかしら?」


「はいはい、言ってた言ったわ」


「じゃあ、今日行きましょう」


「ほえ?」


「善は急ぐわよ~」


「使い方間違えてる気が...」


「なんか文句ある?」


「いえ、ないです」


善は急げか、この場合だと思い立ったが吉日でもいい気がするけど

そこをビシッとかっこよく指摘したら僕は肉塊になってしまうので寸でのところで言うのをやめた

とりあえず、また霊夢に送ってもらう事になる、なんか不思議な雰囲気しかしない

そもそも人が浮いて、その人におんぶしてもらう状態で...お!

いいあだ名思いついた、浮くからあの人乗せれる雲、なんて言ったっけ?

まぁここで思いついたところでどうということはないんだからお蔵入り決定なんだけどね。


「ほら、着いたわよ」


「うわっ!広っ!」


庭園って言うのが一番似合いそうな雰囲気で、とにかく広かった。

多々不気味なって言うと失礼だけど、亡霊って感じの人がふらふらしている以外は

特段変わったことも無く、これぞ普通って感じがにじみ出ている。

そういえば超えてきたけど門の所に人が居たような居なかったような

多分上から見ただけだけど妖夢だろうから、妖夢た...いかん癖になる。


「ほら、こっちに来なさい」


「え?あ、ああ」


若干この芝生っぽいところの上で受身のひとつでもやってみたかったけど

そんな暇は無いようだ、これは余談だが、作者は国宝(建物が)があるところの

芝生があまりにも綺麗だったものだから受身をひとつやったことがある。

これ以後これは国宝で受身して来たという事で笑いのタネになるのが面白い


「ここが幽々子の住んでいる建物よ」


「幽々子?誰だっけ?」


「ああ、説明不足だったわね」


幽々子というのは西行寺幽々子という人で桜を満開にしようとしたら

霊夢に懲らしめられたらしい、あれ?桜を満開っていいことしてるんじゃね?

それで、その幽々子という人のお世話というか身の回りのことをしているのが妖夢

ボディガードも兼ねているらしいが「あれでボディガード居るなんて信じられないわ」

と霊夢がさらっと言ってしまうぐらい強い人だということがよく分かる。


「幽々子~入るわよ~というか踏み込むわよ」


「それ言い方が物騒じゃないか?」


「そんなこと気にするような人じゃないから大丈夫」


とりあえず、一人で居る分には霊夢がいないとアレだが霊夢がいると

けっこうこの世界で融通が利いてしまうみたいなので何かと便利だ。

もちろんこの白玉楼も例外では無いみたいで...


「あら?霊夢が来るなんて珍しいわね~どうぞ、ごゆっくり~」


「じゃあ、遠慮なく、ほら香織も上がって」


「あ、おう」


このすごいスローテンポな喋り方の人が幽々子という人みたいで

まぁ確かに細かいことは全く気にし無さそうなタイプの人なんだなと思う。

ただ道中一言だけ言われたことが「空腹の時は妖夢以外は絶対近寄らないこと」

だそうで、まぁ変な取り扱い説明書見たいな解説を受けた。

底なしの大食いで嫌いなものは空腹、好きなものは食事という食べるための人間らしい

でも、あの体型だろ?よく食べるとは言え、さすがに限度はあるだろ


「今丁度ご飯食べてたのよ」


「へ~そうなの、食べ進めた?」


「まだ少ししか」


まぁこんな会話から察するに、食べる以外の話題は無さそうで

そんなに食べてないなら、大方の量も分かるだろうし、女の子で結構スリム

ということを加味して、改めて食事風景を見てみると...


「ば、化け物だ」


想像を遥かに超えたものをまた遠投するぐらいぶっ飛んだ光景が目の前に浮かんでいた。

巨大な更に、また大盛りで盛られたおかずに意味不明なサイズのおわんに乗る

これまた意味不明なご飯の量、おかしいこんなことは許されない

それにここの食事は妖夢担当と話に聞いていたので彼女、すごい頑張ってるんだろうな~

「は、ハックション!あれ?誰か私のうわさでも?」

それにこの量の食事を楽しそうに食べているもんだから、底なしの胃なんだろうな

デザートは別腹っていう人は多いけど、幽々子は別腹を何個か用意してるんじゃないか?

牛みたいに胃が5つぐらいあって...なんてあるわけないよな、悪い冗談だよな~、な?

この光景見るとまんざら間違ってもない気がするんだが、どんどん無くなっていく

おかずとご飯の山を唖然として見つめていると、幽々子がいきなり


「ごちそーさまでした!」


「え?もう食べたのか?」


はっきりって本物の化け物、食べることに関してはこれだと人里から

人を何人引っ張ればこいつに対抗できるのか、今となってはどうでもいい話だ。


「それで、霊夢たちはなんでここに?」


「あ~妖夢がきてくださいってこの子に」


「ん?それ...」


「何かよく分からないけど家に住んでる人よ」


「あ~はいはいなるほど」


何がなるほどなのか、一体何を思っての発言なのかはしっかり聞き漏らしが

無いように注意して聞いても多分、分からない

だって発言するひとが、あんな人だし、いまいち掴みづらいし

いい人なんだろうけど、まぁちょっと絡みづらいかな?って思われるタイプ。


「そういえば、その妖夢は今門番よ?」


「今日は挨拶程度だと思えばそれもそれで良いんじゃないかしら?」


「でも、せっかく来たんだし、少しぐらい会った方が」


「そうねぇ~香織どうする?」


「どっちでも問題ない」


「なら決まり!待ちましょう」


「幽々子が決めるな!」


結局は妖夢が門番から帰ってくるまで待つという事になった。

その間ここに関することも色々聞くことが出来た。

右も左も分からない僕にはなんでも貴重な情報になりゆるので

一言一句聞き漏らさないようにする、そして幽々子が言ったことでの新情報

・妖夢はああ見えても怒ると止まらないタイプ

・幽々子は腹が減ると怒り出す

・紫とは結構親しい仲

・ゆかりん同盟に入ろうとするも断られる

異常の4点が主に聞いた新しい情報って...

どんだけ個人的なんだよ、特に4番目一番どうでもいいだろ明らかに


「幽々子様~!誰か居るんですか?」


「あ、来たわよ、楽しみね」


妖夢が帰ってきたみたい、何が楽しみなのか知らないけど

ほんとにこの人は掴みにくい言動が多いなぁ


一応、どこで話の流れを変えるかは全部決まっています。

後は大雑把に決めた流れに細かい部分を付け加えるだけです。

でもそれが一番難しいという、妙な状態です

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