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東方天武伝  作者: SKN
1章プロローグ
10/24

ゆかりん同盟

いや~また開いてしまいましたね。

昨日のはずがまぁ色々あってごめんなさい。

「え~と...ここだな」


今八雲家に付いたところだ、霊夢に連れて行ってもらおうとしたところものの見事に

断られたので、ひとりでとぼとぼ歩いてきたところで、ようやく見つけた。

改めてみると結構大きい屋敷だな~、まぁ紅魔館よりは小さいけど


「あ、香織様ですねどうぞこちらへ」


藍という人からいきなり声をかけられたものだから少し驚いたけど

まぁ案内してくれるみたいだし、おとなしく付いていくのが身のためかな。

今日はゆかりん同盟の集まりみたいだけど、紫でゆかりんなら多分最後にり

で終る人が集まってると思うだけどね、あくまで予想だけどさ


「では、こちらが部屋になりますので」


「あ、どうも」


ガチャ...


「あ!来たわよ」


紫がいきなり大声上げるもんだから皆振り向いて・・・・・あれ?思ったほど人数居ないな

え~と僕合わせて1,2,3,4・・・・・・・4人!?4人しか居ないのか


「あ、どうも初めまして、香織です・・・・・・」


「え?なに?最後なんて?」


緑の髪の人がまぁお決まりの質問をしてくる、そりゃぼそぼそって言ったんだから仕方ないけど

それにして、この人の体から溢れ出る威圧感はまぁ良いとして、僕と紫以外には

威圧感の人とピンクの髪の人かな?あからさまに警戒されてるんだけど、やましい事は無いよ?


「じゃあ、かおりんは私の隣にお願いね」


「え、ああ~はぁ」


いきなりかおりんて一体何が起きたらこんなテンションになってしまうのだろうか。

この前見た紫とは全然印象が違う、印象どころか同一人物として認識するのも厳しいぐらいだ。

僕は紫と威圧感で怖い人に挟まれて、怪訝そうな顔をする人と向かいに座った。


「それでね、かおりん順を追って説明していくと」


「ちょっと紫、かおりんってやめてもらえない?」


「だめよ、ここのルールなんだから」


「へ?」


ルール?かおりんと呼ぶのが?じゃあゆかりん?うわぁお、これはまたぶっ飛んだ同盟で

まぁ幸いにも、皆可愛いから世の男たちが見ても微笑ましいで済みそうなのが

せめてもの救いかな?明らかに男が1名混じっちゃったんだけどね、残念ながら


「それで、かおりんの隣に居るのがゆうかりん」


「よろしく、かおりん」


「ゆ、ゆうかりん?」


最後かじゃないか、一体何なんだこのすごいごり押しされてしまいましたよ感は

もしかすると向かいの人もりで終らない人だったりして、うわ~なんか怖い~


「それで、向かいの人がさとりん」


「よろしく」


「さとりん...はぁ」


この人は最後はりで終る人なのかこれで4人でゆかりん同盟と言うことになって...

まだ最後がりの人居なかったのかなぁ~これだけ居るんだから一人ぐらい居てもいい気がする。


「ところで、この4人で全員?」


「そうよ、ちなみにさとりんのところには燐って子がいるんだけど~」


「すごいストレートな名前なこって...」


「あまりにストレートすぎてちょっとね...ね?さとりん」


さとりんはこくこくとうなずいた、あれ?さとりん?あぁ~僕も犯されてしまったか

~りんの呼び方にこんなに短時間で適応してしまうなんて...

とにかく、ここでのルールは何個かあって

・最後にちゃんと~りんで呼ぶ

・楽しむことを目的とする(何をだよ)

・召集がかかった場合は死んだ以外は強制参加


「それで?参加しなかったら?」


「私達からのご褒美があるわよ?」


「あっ・・・・・」(察し)


なるほど、ご褒美ねぇ、ただの弾幕って事が容易に分かる発言だし、それに私達って

前もって僕のためだけに用意されたルールみたいなものだし...色々腑に落ちないけど

まぁいいか、ここはここで楽しくやれそうだし、やらないと怖いし...


「かおりんはどこから来たの?」


威圧感ェ・・・・・・・・・・・・


「え~と、僕は博霊神社に居たもので~」


「え!霊夢と二人で?」


そんなに驚く事なのかな?僕としては弊害は調理時のみなんだけどね。


「そ、そうだけど...なにか?」


「いや、霊夢と二人はすごいわ、ね?さとりん」


「うん、確かにすごい」


さとりん、若干一名顔つきが違う、霊夢の名前が出た瞬間にシャキーンってなってる。

半開きの目が全開になるぐらい覚醒しちゃってるようなしてないような。

そこを気にしたら間違いなく僕は何かを失いそうな気がしてならないから黙っておこう。


「・・・・・・・・・・・・」


「どうしたのさとりん」


さとりんが一点を見続けているので...僕を...それでゆうかりんが気を使って

~りんのせいで僕の気が狂いそうで~、危ない危ない、あえなく逝ってしまうかと思った。


「かおりんって、いつから霊夢と?」


「え?あ、最近だよ」


「ふ~ん」


いきなり普通のことを質問してきたので逆に戸惑ってしまった。


(さとりんって相手の心が読めるのよ)


(え!?)


耳打ちしてきたのはゆうかりん、さとりんって相手の心が読めるのか~あ・・・・・・


「ゆうかりん、それ言っちゃダメ」


はい、僕が原因でバレた~、嘘付くのちょっと苦手だけど、状況が状況だから

余裕でバレてしまった、まぁそれは仕方ないとしてゆかりんは・・・・・・おいおい


「zzz...」


「あ、ありかよ・・・・・」


寝てるし、大いに気持ちよさそうに寝てるし・・・・・・

これさ、もう楽しむとかじゃなくて意味の分からない集まりと化してきてるよね。

しかもさとりんは僕を凝視してるから心の中見透かされまくってるし

優しいとは気づいたものの隣は威圧感はだだ漏れ出し...なんだこの個性派集団

とか思ってることも見透かされてると思うと、僕って一体なんなのだろうか...


「ファッ!?」


「あ、起きた」


起きた、ゆかりん起きたぞでもゆうかりんは不自然だけどゆかりんって何か可愛い気がする。

よし、こんど霊夢にからかいの意味をこめて何かあだ名でもつけてやろう...


ごそごそ

もぞもぞ


「ん?」


さとりんがゆうかりんになにやら話している、多分何か思うことがあったんだろうけど


(さとりんが霊夢とかおりんのこと恋人みたいだって)


(んな!?そ、そんな訳ない・・・・・でしょうに)


(いっその事認めたら?)


(事実無根だから、落ち着いてなぜかまた威圧感が)


(ん?威圧感?)


(こちらの事情です)


何はともあれゆかりんも起きたし、僕も多少なりと~りんに抵抗は無くなったし

慣れってやっぱり恐ろしい、この短時間で完全に頭の構造変わってしまった...

でも、もう少し探してみたら~りんもっとたくさん居ると思うんだけど

やっぱりさとりんの言う燐って子はダメなのか?若干興味あるけど

とか言ってたらさとりんの顔がまたん?ってなったのでこの話はここで打ち切ろう

さて...霊夢へのあだ名本格的に何にしようか考えないとな

あ~日付変わって、今日が学校行く日か...

宿題ノータッチだ、まぁいいや学校着いてからで問題ないですよね?

あれ?みなさん学校で宿題やりませんか?

あ、僕だけでしたか・・・・・・・

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