表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神使  作者: シュバル
19/22

神の本心

 「ローラン久しぶり!」

 「まだ四日しか経っていないぞ。」

 アパートに戻ったヒトミは、すぐに四宮神社へ行き、ローランに話しかけた。ローランは少しあきれたように言った。

 「アヤにも会って来たの。アヤが住んでいる近くに天満宮があって、そこの神様がすごく面白くて・・。そうそう、その神様がローランにも会いたいから、来るようにと言っておられたわ。」

 「・・・」

 「とても気さくで楽しい神様よ!」

 「・・大阪の神に会うのは初めてだ。明日にでも行って来よう。」

 楽しそうなヒトミとは違い、ローランは、あまり気が進まないような顔をしながら言った。



 「初めまして、ローランと申します。」

 ローランは天満宮の神に丁寧に挨拶をした。

 「お前がローランか・・。」

 ヒトミから聞いていた話とは違い、天満宮の神は険しい顔をしながら、ローランの事を見ていた。

 「いきなりやけど言わせてもらうわ。何、ふぬけた事を考えとんねん!ヒトミは、お前といられる事が一番の幸せと本気で思とる。本物の愛やったら、龍とか人とか関係ないやろ!お前にそこまでの覚悟がないなら、しゃあないけどな。話はこれだけや!」

 最後まで怒り口調だった天満宮の神は、言い終えると本殿の中に、サッと姿を消した。

 ローランは神の勢いに圧倒されて、しばらくの間、ぼうぜんとしていた。そこに天満宮の神使である牛が現れ、ローランに優しく話しかけた。

 「ここの神様は情が厚いねん。ほんまにお前たちに幸せになってほしいと思うておられる。」

 ローランは無言で神使の牛と神に頭を下げ、天満宮から飛び去った。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ