見渡す景色に

作者： Soraきた

ふと、振り返れば

懐かしい景色と、もうひとつ

その笑顔、とっておきの笑顔に

もったいないくらい

どんなに離れていても

いつもあたたかいココロのまま　

そう、いられたのは

キミのおかげ

振り返れば懐かしい景色と

あとひとつ

キミのひと言

僕ならば、追いかけなくてもいいからと

あせらなくてもいいよと

懐かしい景色よりも先に

キミの笑顔

懐かしい景色よりも前に

キミのひと言

絶え間なく続く、

思い出という名のひとときに

いつしか置き去りにした過去も

遠慮しないで

そばにいる

もっと、ゆっくり歩いていけばいいよと

教えてくれたのは

いまの景色と変わらないだろう、

見渡す限りのやさしい景色

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