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悪役令嬢のはずですが、悪役じゃないのは何故ですか?  作者: 希空 蒼
第4章 ソーダライト

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第92話 日々を心から楽しむ

 今日はアオスに帰って来てからは初めてお義母様とお話をする。


 メーアのことで色々と聞きたいことがあったので、今日の日をとても楽しみにしていた。


「お帰り、やっと会えたわね!」

「はい。お義母様に会えて嬉しいです」


 聞きたいことを聞く前に、メーアでの出来事についてトイフェリンからも説明しておかなければいけない。


「エッセンから帰ってきて、それからすぐメーアにいってしまい、お義母様にも大変苦労お掛けしてしまいました」

「良いのよ。気にしないで!」

「ですが、ちゃんとした理由も話さずに任せてしまって…」

「ふふ、ヴァイからも同じようなことを聞いたわ。二人揃って、帰ってきては私のことを心配してくれるなんて嬉しいわね」


 そう、ヴァイゼがメーアから帰って来てから、一人で皇宮へと向かっていた。

 今回のことをちゃんと説明することと、仕事の引き継ぎなどの為に行ったのだろう。


 だから、あの日の夜は一緒に眠ることが出来なかった。


「ちゃんと解決出来たのでしょう?だったらもう気にすることは何一つない。気負いしなくていいの」

「ありがとうございます」


 お義母様の言葉はとても暖かい。

 責任を感じていたトイフェリンの気持ちも軽くなった。


「お義母様にお聞きしたいことがありまして、お義母様はメーアの聖女だと聞いてそれは何時気づいたのですか?」


 ティーフがヴァイゼの母親が聖女だと言っていた。

 ヴァイゼも知らなかったそのことを、何故ティーフが知っていたのかも気になるし、同じ聖女として気になることもある。


「それが実はね、ティーフに言われて知ったのよ」

「そうなのですか?!」

「二人が居なくなって少ししてから、ティーフが謁見の申し込みをして来たの。なかなかに珍しいからどんな話をするのかしらと思っていたら、皇后陛下はメーアの聖女です、なんて言うんだもの驚いたわ」

「ティーフ殿下がそのようなことを…」


 トイフェリンがエッセンを離れてから、ティーフはすぐに色々調べていたみたいだ。

 情報源は分からないものの、皇宮に忍び込んだりしていたくらいだから結構情報収集は上手いのかもしれない。


「かなり強力な魔法が使えるものだから、聖女と言われて納得したわ」

「お義母様がよろしければ、私に魔法を教えて頂けませんか?」

「大歓迎よ!早速もう始めてみますか?」

「お願いします!」


 トイフェリンは聖女として魔法を上手く使いこなせるようになる為に、お義母様と魔法の特訓を開始することにした。


 週に一度はお義母様と魔法の特訓。


 そして数ヶ月後に待っているのは、ヴァイゼとの結婚。


 物語のことを気にする必要がなくなった今、ちゃんと毎日を楽しめている、そんな気がする。

読んで頂きありがとうございました!


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