表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢のはずですが、悪役じゃないのは何故ですか?  作者: 希空 蒼
第4章 ソーダライト

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

80/110

第74話 案内され、行き着いたのは

 翌日になり、外へ出かける準備をするようにと使用人から伝言を伝えられた。


 準備を終え皇宮の外に出るも、特に説明されることなく馬車に乗らされる。

 そしてその馬車は、ヘルヘーニルの乗っている馬車の後を追っていた。


「どこへ行くつもりなのでしょう?」

「時間が朝早くではなく、昼手前なのも気になるな」

「何か準備していたとしか思えないですね」


 分からない事が多すぎる状態で、ただ促されるまま過ごすしかなかった。


 かなりの時間馬車に乗っていたが、着いたのは海だった。

 メーアに来た時にトイフェリンが訪れた海とは別の海のようだ。


 馬車を降りたところで、馬車の窓からは見えなかった人物にトイフェリンは血の気が引いていく。


「ソフィア様…」


 やはりソフィアもメーアに呼ばれていた。


 なんとなく来ることはこれまでの事を考えて察していたが、それでも驚いてしまう。


 それに、ここは海だ。


 物語ではトイフェリンがソフィアを突き落とす海。

 本当に嫌な予感しかしない。


「大丈夫か?」

「…はい」


 顔色が悪くなったトイフェリンを心配して、ヴァイゼが心配そうに見つめている。


(しっかりしないと…)


 意を決して、ソフィアの元へ歩いて行く。


「ソフィア様、お久しぶりです。お元気でしたか?」

「トイフェリン様!!はい、元気にしておりました!トイフェリン様も呼ばれていたんですね!」


 また会えたことをとても嬉しそうにソフィアは話している。


「二人は知り合いなんだね」


 そう声を掛けて来たのはヘルヘーニルだ。


「そうなんです!トイフェリン様には色々お世話になっていまして」

「へえ~そうなんだ。じゃあ二人でもっと景色が良い所に行ってみない?」

「行ってみたいです!トイフェリン様行きましょう!!」


(二人で景色の良い所に…。それはやっぱり海でしょうね…)


「行きましょう」

「!!早速馬車に乗りましょう」


 ソフィアに腕を引っ張られるも、トイフェリンは少し待って欲しいとソフィアに告げた。


「二人では心配ですし、私の侍女も一緒に行きましょう。宜しいでしょうか?」

「大丈夫ですよ!」


 トイフェリンの提案に、ソフィアは快く承諾してくれた。

 しかし、ヴァイゼがそのことについて話を止めた。


「待て。それならアクストを連れて行け」

「え?ですが彼はヴァイ殿下の…」

「構わない。良いよな、ヘルヘーニル」

「…構いませんよ」


 少し躊躇って了承したヘルヘーニルに対し、トイフェリンの不安は募っていく。


 そしてトイフェリン、ソフィア、アクストの三人で行くことになった。

読んで頂きありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ