表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢のはずですが、悪役じゃないのは何故ですか?  作者: 希空 蒼
第3章 マラカイト

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

73/110

第69話 約一ヶ月ぶりの帰城

 帰りの馬車の中で、二人はヘルヘーニルのことについて話していた。


「ヴァイ殿下はソフィア様のことも調べていましたし、ティーフ殿下が情報を得るのに失敗したからエッセンにソフィア様を呼んだのでしょうか?」

「その可能性もあるが、あの二人に人をつけて誰が呼び出したのかを知ろうと思ったが、怪しい人物とは話していなかった」

「そうなのですか!?では何の為に…」


 いくら考えてみてもそれらしい考えは浮かばず、疑問だけが増えていくばかりだ。


 そして、そんな浮かない表情のまま、約一ヶ月ぶりに城へと帰って来た。


「お帰りなさい、お二人とも。ご無事で何よりです」


 出迎えてくれたのは、先に公務の為に帰っていたアクストだった。


「で、疲れているとは思いますけど公務は山ほどありますが、覚悟はおありで?」


 顔は笑っているが、目が笑っていない。よほど一人の間忙しかったようだ。


「分かっている。ご苦労だった」

「本当に大変だったんだからな!」

「なら一週間程休んでいるか?」

「主人であるヴァイが一人で公務してるのに、一週間も休んでいられるか!ちゃんと手伝うに決まってるだろ!?」


 ヴァイゼに仕えているだけあって、あの莫大な公務を一人でこなしていたアクストも凄く仕事の出来る人なのだと、トイフェリンは実感する。

 その分、信頼されて仕事をたくさん任されているのだろうなとも思う。


 それからお互いに休憩を挟んだ後、残っている公務をそれぞれこなす日々が続いていた。


 エッセンから帰って来て、すぐにメーアに行くことは出来ないし、相手から何か新たな動きが見えるまではその話は置いておくことに。


 落ち着いてからようやく、お義母様にも会いに行けた。久しぶり過ぎてとても緊張してしまっていたトイフェリンだったが、我が子のように優しく接してくれヴァイゼの昔話もたくさん聞くことが出来た。


 婚約パーティーの恰好も涙を流して喜んでくれて、嬉しい気持ちでいっぱいだ。これからはもっと頻繁に会いに行くと約束を交わし、またいつもの日常へと戻って行く。

 

読んで頂きありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ