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悪役令嬢のはずですが、悪役じゃないのは何故ですか?  作者: 希空 蒼
第3章 マラカイト

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第55話 トイフェリンとリナの別のとある作戦

 一週間程かけてエッセンに向かう準備が整っていた。


 その間に一つ出来事があった。

 それは、エッセンの方から国に来て欲しいと言われていたのだ。


 アオスに人を潜入させていたのは知られていると分かっているだろうに、呼び寄せるとはなかなかに大胆な行動に出ている。


 この行動でエッセンにはメリットとデメリットが生まれている。


 メリットは傍から見たらエッセンがアオスを招待したように見えるはずだ。アオスが調査などの他の目的を持って来ているとは誰も思わない。


 デメリットはアオスから来る皇太子のヴァイゼが何かするかもしれないことだ。国同士の友好関係が崩れるかもしれないのだ。

 そう考えるとやはり、デメリットの方が大きいのに呼び寄せたのが気にかかる。


 様々な疑問を抱えたままトイフェリンはエッセンに向かっている最中で、途中の宿舎で休んでいるところだった。


 宿舎の部屋は事前に予約されていてヴァイゼはアクストと、トイフェリンはリナという様に分けられていた。


 トイフェリンがヴァイゼに出会ってから大分経つし、婚約パーティーを終えて一週間以上経っているのにも関わらず未だに二人は別々の部屋で過ごしている。

 そのことについて部屋の中でリナに問いかけられていた。


「お嬢様はいつまで殿下と部屋が別々何ですか?」

「う~ん、それは分からないかな」

「もうさすがに同じ部屋で寝てもいいと思いませんか?!」

「ヴァイ殿下の気持ちを尊重したいから…」

「殿下に部屋は別がいいとか言われてるんですか?!」

「そういう訳じゃないのだけど…」


 ヴァイゼは公務などで忙しくしているし、トイフェリンも次期皇太子妃としてやらなければいけないことがある為お互いに忙しい。

 食事もとれる時は一緒にとったり二人で話す時間もあるが、本当はもっと一緒に居たいという気持ちがトイフェリンにはあった。


「こうなったら、お嬢様が殿下の部屋に侵入しましょう!!」

「ええ!?そんなこと私には…」

「私もお手伝いしますから頑張りましょう!」

「大丈夫かな?」

「大丈夫です!早速、作戦会議をしますよ!」


 リナの勢いもあり作戦はすぐに決まった。

 作戦は至ってシンプル。ヴァイゼの寝室で待っていたら来ないかもしれないから、執務室に押しかけて誘うという作戦で実行するのはエッセンに着いた時だ。


 全然休まないヴァイゼを休ませる為にも上手くいってもらいたところだが、一体どうなるのか。

読んで頂きありがとうございました!

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