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悪役令嬢のはずですが、悪役じゃないのは何故ですか?  作者: 希空 蒼
第3章 マラカイト

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第54話 これからするべきこと

 それから朝までぐっすり眠っていた。

 いつもよりも睡眠時間は短かったが、体はすっきりしている。


 トイフェリンはベットから起き上がり支度をした後、朝食を終え執務室に向かった。


「ヴァイ殿下、おはようございます」

「おはよう」

「休憩は取りましたか?」

「……多少な」


 その多少は湯浴みをして服を着替えただけの時間なのだろうなと、トイフェリンは感じていた。

 それでも、少しは休んでくれたことにホッとする。


「では、これからのことを説明する」

「分かりました」


 ヴァイゼは書斎の席を立ち、トイフェリンの座っているソファの隣に移った。


「まず、エッセンの者たちはまだ自国に着いていないだろう。だから向こうが何かをしてくるまでに時間を要する。その前にこちらからエッセンに向かうつもりだ」

「出発はいつ頃の予定になりますか?」

「竜巻のこともあるし出来る限りは早い方がいいのだが、準備やら何かと済ませる必要があるからな……一週間以内には出たいところだ」

「私もいつでも出られるよう、準備をしておきますね」

「ああ、頼む」


 これで両陛下に会うのはまた、かなり先になってしまいそうで申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

 エッセンのことが全て片付いてからになるだろうから。


 でも、それはそれで時間はたっぷりと取れるかもしれない。


「それから、竜巻が起こるなら滞在中に起こった方が好都合な分、滞在期間は長くなる。被害によっては帰国は先延ばしになっていくだろう」

「でも長い期間にわたって援助をしていれば、その代わりに得られるものは多いかもしれないですね」

「そうだな」


 そこでアオスの何について調べていたのかを知ることが出来たら、更に好都合だ。


「最後に、滞在している間にフェリンに調べて欲しいことがある。俺は身分的にもエッセンで自由に動けない」

「何をすれば良いですか?」

「その物語に書かれていた新たな肥料を調べて欲しい。後々聖女とやらが解決するのかもしれないが、先に知っておいて損はないからな」

「分かりました。任せて下さい!」


 今回はエッセンに行っても聖女と直接的な関わりがある訳ではないから、少し安心出来る。


 聖女の邪魔をすることはないし、聖女も早くに解決法を見出せるはず。そうなるとエッセンの復興は早く終わり、国民たちも元の生活に早く戻れるだろう。


 ヴァイゼの説明も終わり、これからやるべきことが明確に決まったことで、早速自室に戻り準備を始める。


 でも、その前に。


 リナに婚約パーティーであったことを話すと行く前に決めていたから、トイフェリンはリナとお茶を楽しみながら話していた。


「色々なことがあったんですね!それで朝から皆忙しそうに何か準備をしてたんだ…」

「朝から他の方たちも準備を進めていたのね…!」


 説明してもらった話が決まってすぐ、使用人たちも準備に取り掛かっていたようだ。しかも、今回は期間がトイフェリンの両親に会いに行った時よりも長いから、準備も大変だろう。


「でも今回はお嬢様と一緒に行くことが出来るので嬉しいです!」

「じゃあ、私と一緒にヴァイ殿下に頼まれたことを手伝ってくれる?」

「勿論です!!」


 二人はお茶を楽しんだ後、準備を進めながら肥料をどう調べていくか作戦を練っていた。




読んで頂きありがとうございました!


7月4日は、ティーフの誕生日の誕生日です!

ティーフ、おめでとう!!


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