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悪役令嬢のはずですが、悪役じゃないのは何故ですか?  作者: 希空 蒼
第2章 パパラチアサファイヤ

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第25話 殿下に似合う物を

「あ!教えて頂いたお店はここですね!」


 リナが指を指した所を見ると、綺麗に装飾された大きなお店があった。


「いらっしゃいませ。お越し頂きありがとうございます」


 扉を開けると、お店の人が丁寧に出迎えてくれた。店内も見てみると、たくさんのドレスや装飾品が並んでいる。

 中にはエーデルで採れた宝石を使われた商品も並んでいて、トイフェリンは嬉しくなった。


「男性用の装飾品で、銀か青色の入った装飾品をいくつか持って来て頂いても良いでしょうか?」

「かしこまりました。すぐにお持ちいたしますので、そちらに御掛けになってお待ちください」


 案内された場所へ行き、リナと一緒に腰を下ろす。


「銀色と青色は殿下の色ですね!」

「うん。でも色は決めていたのだけど、どんな装飾品にするかはまだ決めていないの。殿下なら装飾品はたくさん持っているかもしれないし…」

「そうですね…、皇太子ですもんね…。うーん、会った時に何か付けてたりしていなかったんですか?」


 そう聞かれ、会った日の事を思い出してみる。


「最初声をかけて頂いた時、殿下は軽装で特に何も付けていなかったかな。その後はリナも見た通り、マントを着ていてよく見えなかったからわからないね…」

「そうだったんですか…。それは難しいですね」


 二人が悩んでいると、お店の人が戻ってきて机に並べてくれた。ペンダントや指輪、ボタンなど様々な種類の品を持って来てくれていた。


「お待たせいたしました。現在お店にある中からおすすめの品をお持ちいたしました」

「ありがとうございます」


 どれも大きな宝石が使われていて、値段もかなり高そうだ。トイフェリンは自分にお金を使うことがほとんどなく、値段を見て少し驚いてしまう。

 高額な物を買ったことがないため、買うときは緊張して震えてしまうだろう。


「殿下の公務中に邪魔にならないものがいいかな」

「それだと、指輪や耳飾りは邪魔になってしまいますね…」

「そうだね…」


 男性物を買ったことも、選んだこともないのでかなり悩んでしまう。

 持って来てもらった物を順番に見ていると、一目惹かれる物があった。


「これとかどうかな?」

「ネクタイピンですね!確かにこれなら邪魔になりませんし、それにお嬢様の色の紫も入っていてとてもいいと思います!!」


 トイフェリンが選んだのは、銀色のネクタイピンに大きい青色の宝石と、小さい紫色の宝石が付いた物だ。


「ではこれでお願い致します」

「はい。お買い上げありがとうございます」


(良い物が見つかって良かった…。帰ったらこのお店を教えてくれた方にお礼を伝えないと)


「殿下も喜んでくれるといいですね!」

「そうだね!でも、殿下はどこにいるのでしょうか?」

読んで頂きありがとうございました!

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