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家に帰ってきてベットに倒れ込む
今日はとても疲れた
引越しだけで疲れるのにまさかの出会い
もう頭がパンクしそうだ
「彼氏いないのか…」
ポロッと口から出てきたその言葉は少しの期待を含んでいた
「いやいやいやいや」
何考えてるんだ俺は
自分の考えに驚いて起き上がる
いくら宮下が癒し系で笑顔がかわいいからって10歳年下で身長差30cmだぞ しかも宮下は自他ともに認める童顔だ
周囲にロリコン認定されること間違いなしだ
「それに俺が宮下を幸せにする権利なんて無いからな…」
あの頃宮下になにも出来なかった俺が今更何言ってんだよ