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藍色な彼女  作者: 眼鏡氏
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4

「ふふふっ」

宮下はうどんをその小さい口に頬張りながらにまにましていた。

「ご機嫌だな」

「だって初めてこの部屋にお客様が来たんですもん んふふ」

確かにこの部屋は誰か人を招くための物が何も無い。現に宮下は今立ったまま菜箸で食べている。俺にいつも使っている箸と椅子を貸してくれているんだろう。確か春頃に引っ越したと言っていて、そのしばらく前に彼氏と別れたとも言っていたな。県外出身だから友達も少ないだろうし

その後とくに出会いはなかったのだろうか

「彼氏できてないのか」

「宮下なんかにできるわけないじゃないですかー」

そう言った宮下は笑っていながらも少し困ったような寂しそうな目をしていた。

その顔を見て心のどこかで喜んでいる自分がいた。



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