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プロローグ
レチルとプラムは戦闘態勢に入っている。
「覚悟しとけよ、僕達はいつだって戦う」
「私達はいつだって、ガブリエル様の為の私達」
「僕達はガブリエル様に選ばれた天才」
「そう、それが私達」
2人は互いを確認するように言っていた。
「…兄様。私達は誰と戦うのでしょうか」
「分からないよ。僕にも。でも、ガブリエル様の敵はみんな倒さないといけないからね」
「兄様は怖くありませんか?」
「怖くないよ、プラム。僕達は強いんだよ」
「はい」
レチルが窓から見える外を眺めた。
「…敵はすべて倒す。それが僕達の生きる意味」
「ガブリエル様への恩返し」
「うん。頑張ろう、プラム」
「はい」
双子は奇妙な城から出た。
「まずはエフィレス」
「そしてサスケリン」
ターゲットの名前を呟く。
「絶対に倒す」
「絶対に生かさない」
「「ガブリエル様に選ばれていないのだから」」
刹那、2人はどこか空へ飛んで行った。
「成長したものだわね」
ガブリエルが青い唇を輝かせて微笑んだ。
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