表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死霊CONTRACT  作者: 椎名むに
死にかけました
1/72

プロローグ

 なんて嫌な町だろう。


 名前は確か秋子町(あきしまち)というところ。


 ちなみに私の名前は閻魔。


 ああ、あの閻魔大王だよ。一応。


 いや、まあ別にごっついおっさんじゃない、というか見た目は完全にロリっ子だけど閻魔様。


 まあそんな事どうだっていいさ。


 私、閻魔(あだ名は『えんちゃん』なので『えんちゃん』と呼んでいただきたい)はまだ成仏していない死人、所謂幽霊とか死霊ってやつ、それを探しにやってきた。


 週に1度、全国を回ってね。


 まあサタン様とかミカエラ様とか天照様とかまあなんか死後の世界を管理する感じの方々と『死霊保護委員会』なんてものを作って日ごとに交代で全国をパトってるんだけども。


 毎回思うにこの秋子町は死霊が多すぎる。


 毎回保護に困るんだから、ほんとたまらんよ。


 まあでも、死霊が多くて損は無いんだけどもね。


 私達『死霊保護委員会』が保護する死霊ってのは身寄りのない死霊。


 死霊に身寄りってなんだよって思うでしょう?


 まあそれはまた説明する機会があったらすることにするよ。


 は?なんてやつだクソッタレって?


 全く酷いものだね、仮にも、というか私閻魔大王だよ?そんなに偉そうに言って欲しくないねぇ全く。


 ……まあ安心しなって。すーぐ分かりますよ。


 身寄りのない死霊を保護して、その死霊はどうなるかってね…。

よろしくお願いします……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ