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59.第三高校編[三学期]【卒業式】

今回は日本魔法学部第三高校の "卒業式" のお話しであり "最終話" である。

  [※三分割物語]


【アブソリュート=ゼロ】

  第三高校編[三学期]

    【卒業式】



登場人物

●第三高校

①神柴 渉(1年C組)

②七照院 燕彦(3年A組)

●第四高校

③三葉院 将和(2年A組)

●第五高校

④九道院 将晴(3年A組)

●第七高校

⑤陸堂 翼(2年B組)

⑥陸堂 瑛(2年B組)

●第二高校

⑦八陀院 凌(2年生)



1月.現在アメリカでは麻雀の世界大会が開催されていた。

陸堂瑛と陸堂翼と三葉院将和と九道院将晴と神柴渉と七照院燕彦と八陀院凌の七人もアメリカまで行き麻雀観戦をしていた。



【アメリカ】

ある日の午後[会場]

会場内の中央にある2つの麻雀卓で2つの準決勝戦が(おこな)われていたがまもなく試合が終了して勝負に決着がついたようである。

2つの準決勝戦の上位2位までの四ヶ国の代表者が決勝戦に進出した。


準決勝戦が終了して瑛たち七人はそれぞれ自分の感想を()べていた。

①「…う~~~ん 凄いな…」

②「ふむぅ やはりあの国が順当に決勝戦に残ってきたようだな…」

③「それとあの国も勝ち残ったようですね…」

④「ああ そのようだな ちなみにあの国も決勝戦進出しているようだな。」

⑤「しかし 壮絶な準決勝戦でしたね 瑛」

⑥「ああ やはりさすがに世界戦だけあってなかなか(すさ)まじい勝負だったな。」

⑦「ああ これで決勝戦もどうなるのか楽しみになったな。」

その後も瑛たち七人は自分の感想を(かた)り続けていた。



そして遂に麻雀世界大会は決勝戦進出した四ヶ国の代表者による最終決戦が開始される事になるのだがやはりこちらも壮絶な試合になりそうである。

瑛たちが言うように想像以上の(すさ)まじい勝負となっていき予想外な結末となって決着がつき優勝国が決定したのである。

この決定に周囲の観客席がザワつき騒然となっていた。


決勝戦が終了して瑛たち七人はそれぞれ自分の感想を()べていた。

①「あっ あの国が優勝した…のか…?」

②「おい まさか あの国が優勝とはな…こいつは驚いたぞ!」

③「は はい 俺も予想外でした てっきりあちらの国が優勝すると思いました。」

④「ほう なるほど やるな あの国…」

⑤「そうですよね まぁ 僕たちは想定内ですよね あの国が優勝することは… ねぇ 瑛?」

⑥「ああ そうだな さすがにやるな 確かにあの国は凄いようだな。」

⑦「ふふふ だが俺ほどではないな あの国の実力はわかった 次回こそは必ず…」

その後も瑛たち七人は自分の感想を(かた)り続けていた。



麻雀世界大会は全試合を終了して優勝国・準優勝国・第三位国の授賞式を(おこな)いトロフィー・メダル・賞状・賞金・賞品などの受賞・授与をして大会は閉会した。

瑛たち七人も日本に戻りそれぞれの自宅に帰宅した。

こうして麻雀世界大会は終了した。


 ……………



登場人物

●第三高校

⑧伊斑 兎萌(1年C組)

⑨鏡嵜 智夜(1年C組)

⑩榎口 恵璃(1年C組)

⑪暁 哲子(1年C組)

⑫園原 孜(1年C組)

⑬梶崎 愛莉(1年B組)

⑭七照院 唯美(1年B組)

⑮二爽院 鷹紀(2年A組)

⑯二爽院 静花(2年A組)

⑰乙崎 まどか(3年B組)



 日本魔法学部第三高校(長野県)

2月[三学期]


日本魔法学部第三高校でも進級試験の季節がやって来た。

第三高校では非常に優秀な成績の生徒たちと一般的で平均的な成績の生徒たちと落第寸前の危険な成績の生徒たちの3つの成績に分かれて集まっている学校である。

ちなみにこの学校は1学年の登場人物が今までに出てきた魔法学校の中で一番多い。

伊斑兎萌と榎口恵璃と暁哲子の三人は鏡嵜智夜や梶崎愛莉の協力でなんとか頑張ってギリギリで進級試験を合格して2学年の進級を決めた。

神柴渉と園原孜の二人は七照院燕彦や二爽院静花たちの協力でなんとか頑張って(かろ)うじて進級試験を合格して2学年の進級を決めた。

鏡嵜智夜と梶崎愛莉と七照院唯美の三人は難無く普通に進級試験を合格して2学年の進級を決めた。

二爽院鷹紀と二爽院静花の二人は大変優秀であり楽々と進級試験を合格して3学年の進級を決めた。

全員が進級試験に合格した。



 後日


進級試験が無事終了して第三高校では皆がそれぞれ自分の感想を()べていた。


ある日の午前中

1年C組の教室にて

兎萌と智夜と恵璃と哲子の四人が話し合っていた。

⑨「皆さん お疲れ様でした」

⑧「いやぁ ホントに疲れたよ~~ 智夜ちゃーん」

⑩「ええ そうね 確かに "憔悴(しょうすい)" ってヤツ?」

⑧「あっ それって試験に出たヤツだね? 恵璃ちゃん」

⑪「あっ 駄目! 思い出させないでっ! また疲れるから!」

⑨「まったくやれやれね そんなんで2学年も大丈夫なの?」

⑩「もちろん そんなのなんとかもたせるわよ!」

⑪「ええ そうね なんとかね… 智夜」

⑧「そうそう これからだよ 智夜ちゃん」

⑨「……」

その後も兎萌たち四人は話し続けていた。


ある日の昼

生徒会室にて

鷹紀と静花と愛莉と孜の四人が話し合っていた。

⑯「愛莉 お疲れ様でしたね」

⑬「はい ありがとうございます 静花様」

⑮「孜くん キミもお疲れだったね」

⑫「どうもです なんとか頑張りましたよ 鷹紀さん」

⑮「うん まぁ 心配はしていなかったけど生徒会役員が留年したんじゃシャレにならないからね。」

⑫「確かにそうですね」

⑬「はい なんとか頑張って留年は()けられました。」

⑯「ええ これで生徒会役員は全員進級できましたわね。」

⑫⑬「はいっ!」

その後も鷹紀たち四人は話し続けていた。


ある日の午後

放課後の部活動にて[謎の部活]

渉と燕彦と静花と愛莉の四人が話し合っていた。

②「皆 お疲れ様だな 進級試験合格おめでとう」

①⑬「はい ありがとうございます」

⑯「おほほほほー 当然ですが良かったですわね。」

②「まぁ なんにしてもこれで一安心だな」

①「そうですね 俺も2学年になれて本当に良かったですよ。」

⑬「…」(うんうん)

愛莉は無言で(うなず)いていた。

⑯「そうですわね 2学年からはまた大変な事が沢山あると思いますから頑張って下さいね。」

②「ふむ 頑張れよ」

①⑬「はいっ!」

その後も渉たち四人は話し続けていた。


ある日の午後

放課後の部活動にて[音楽部]

智夜と唯美と乙崎まどかの三人が話し合っていた。

⑰「皆さん お疲れ様でしたね それでどうでした?」

⑨「はい 私はもとより友達もなんとか合格できました。」

⑭「はい 私もなんとか合格できました。」

⑰「うんうん 良かったわね これで部活に専念できるわね?」

⑨「…そ そうですね…」

⑭「いやぁ それはどうですかね~?」

⑰「うんうん でもそれでも頑張ってもらうからね。」

⑨⑭「…はい…」

その後も智夜たち三人は話し続けていた。


 ……………


3月[三学期]

【卒業式】

日本魔法学部第三高校の卒業式が(おこな)われ会長の二爽院鷹紀率いる生徒会が司会進行を受け持ち鷹紀がほぼ仕切っていて二爽院静花がサポートに回った。

1.卒業生入場

2.校長の挨拶

3.各賞賞状授与

4.卒業証書授与

5.在校生祝辞 代表:二爽院静花

6.卒業生挨拶 代表:七照院燕彦

7.生徒会会長送辞(二爽院鷹紀)

8.卒業生退場

校庭にて全員集合

燕彦とまどかの二人が校舎を見ていると鷹紀たち下級生(在校生)が卒業生を送り出す為の挨拶をしていた。

②「……」

⑰「……」

⑮「燕彦さん まどかさん 卒業おめでとうございます。」

⑯「燕彦先輩 まどか先輩 ご卒業おめでとうございますわ。」

①「燕彦さん まどかさん 卒業おめでとうございます。」

⑧「七照院先輩 乙崎先輩 卒業おめでとうございます。」

⑨「七照院先輩 まどか先輩 ご卒業おめでとうございます。」

⑩「七照院先輩 乙崎先輩 卒業おめでとうございます。」

⑪「七照院先輩 乙崎先輩 卒業おめでとうございます。」

⑫「燕彦さん まどかさん 卒業おめでとうございます。」

⑬「燕彦先輩 まどか先輩 ご卒業おめでとうございます。」

⑭「お兄ちゃん まどかさん 卒業おめでとうございます。」

②「おお ありがとう 後は頼むな 皆」

⑰「ありがとうございます 皆さんも後は宜しくお願いしますね。」


こうして『日本魔法学部第三高校』の【卒業式】を無事終える事ができた。


卒業生

七照院 燕彦(3年A組)

乙崎 まどか(3年B組)

新3年生

二爽院 鷹紀(2年A組)

二爽院 静花(2年A組)

新2年生

七照院 唯美(1年B組)

梶崎 愛莉(1年B組)

神柴 渉(1年C組)

園原 孜(1年C組)

伊斑 兎萌(1年C組)

鏡嵜 智夜(1年C組)

榎口 恵璃(1年C組)

暁 哲子(1年C組)



  ―――――――



  『今回の出来事』

    [簡易型]

1月.アメリカで開催していた麻雀世界大会に瑛たち七人が観戦していて前回の様子の続きが描かれている。

2月.第三高校での1学年・2学年の生徒たちが進級試験を受験した様子が描かれている。

3月.第三高校の卒業式で卒業生の燕彦とまどかを生徒会長の鷹紀たち在校生が送り出す様子が描かれている。



  『麻雀世界大会』 [2]

今回のアメリカの会場で開催されていた大会で瑛たち七人が観戦していた準決勝戦・決勝戦とは男性部門の団体戦の方であり当然だが女性部門の団体戦の方もありアメリカの別の会場で開催されていたのである。

今回の代表者は男性部門・女性部門共にその国出身者の五名の団体戦でありそれぞれの代表者の持ち点は30000点となり1試合(半荘1回)の勝負で1位以外の代表者がその試合の敗北となり次の代表者に交代する試合進行ルールであり最後まで勝ち残った国の代表者が勝利となる。

大会では団体戦だけでなく個人戦も男性部門・女性部門共にあるのだが時期・場所・参加者条件・大会ルールなどは団体戦とは違っていて開催されており男性部門の個人戦・団体戦と女性部門の個人戦・団体戦の4つの部門に分かれているのである。



  【最終戦参加国】

今回の大会で準決勝戦(男性部門の団体戦)を勝ち抜き決勝戦に進出した四ヶ国を紹介する。

Aブロック(二ヶ国)

1位【アメリカ】

2位【アルドニア連合王国】

Bブロック(二ヶ国)

1位【大中華連合国】

2位【ロシア連合国】


決勝戦が終了しての順位発表である。

優勝国(1位)【アルドニア連合王国】

準優勝国(2位)【大中華連合国】

第三位国【アメリカ】



 『日本魔法学部第三高校』

     [内情編]

第三高校は今まで出てきた魔法学校の中ではもっとも平凡・平穏であり平和主義的な思考を持っている生徒たちが沢山いるようであり一部の特殊な生徒を除けばそのほとんどが無駄な争いを好まない連中の集まりである。

●生徒会役員●

◎前会長の七照院燕彦は多少は好戦的ではあるが基本的には平和主義者なので必要以上の戦闘には参加しないが「心霊現象研究会部」にはある程度の活躍はしている。

第七高校の会長の陸堂瑛とはなかなかの友好関係である。

◎新会長の二爽院鷹紀や副会長の二爽院静花たちの方は好戦的ではなくまったくの平和主義者なので戦闘などにはほとんど参加しない為に「心霊現象研究会部」でも積極的な活躍はしない。

第七高校の会長の陸堂瑛とはまあまあの友好関係である。



    [あとがき]

※麻雀に関しての物語はこれからも書いていく予定ですのでお楽しみ下さい。


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