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37.第四高校編[一学期]【紹介者】

    【注意】

※1.第四高校編では怖い話(心霊体験)が中心となります。

※2.怖い話は全てフィクション(創作)です。

※3.極力 怖くないように書きますがそれでも怖い話が苦手な方は気をつけてください。



【アブソリュート=ゼロ】

 第四高校編[一学期]

    【紹介者】



魔法学校の日本魔法学部第四高校は東北地域の宮城県に位置している。

基本的な仕組みは他の魔法学校とほぼ同じである。

そしてこの学校に通う生徒の多くは特殊な特徴(能力)を持っている。

それが「霊感・霊力」である。

もちろん日本では他の地方でも多くの心霊現象が今でもあるのだがこの東北地方がもっとも多くの心霊現象が体験できる場所でもある… 魔法が発達したこの時代でも…



 日本魔法学部第四高校(宮城県)

4月[一学期]

(※第七高校では柊沢統一たち1年生が入学し第五高校では平塚陽都たち1年生が入学してきた時期と同じ時期である)


ある日の夕方

校内廊下にて

放課後に一人の女子生徒が帰宅しようと廊下を歩いていた。


「はぁ 遅くなっちゃったわね 早く帰らないと…」


女子生徒は足早に昇降口に向かって行った。


すると…


「…ん?」


ふっと昇降口にある自分のクラスの下駄箱の横の壁に大きな鏡が置いてあった。


「あら? こんな所に鏡なんかあったかしら?」


女子生徒がその鏡を覗いてみるといきなり鏡の中から白い腕が「にゅるぅ~」と出てきて女子生徒の左手を掴み…


「な 何? キャアァーーー!」


 ニュルルルゥ~~


「た 助けて……」


その白い腕が女子生徒を鏡の中に引きずり込んでしまった…


ドサァッ!


カバンだけを残して…


フッ!


そして女子生徒を引きずり込むとその鏡は消えてしまった…


「……」


 …カタカタ カタカタ…


「…ふう…」


夕方の学校校内の部室らしき室内で一人の生徒が魔法専用パソコンを打っていた。


「まぁ こんなものかな…」


その生徒は魔法専用パソコンをカバンにしまった。


「えっ? さっきの女子生徒はその後どうなったか…って?」


「…ああ 上記の女子生徒が鏡の中に引きずり込まれた話しはボクの創作だよ。 今 魔法専用のパソコンで作っていました。 どお? ビックリした?」


「皆さん はじめまして ボクの名前は『四豊院 奏』です。 よろしくお願いします。」


「いやぁ ついにこの第四高校まできたのですね。 今は入学式の時期だよね。」


「えっ? この小説 特有の本文上部に必ず出ているはずの『登場人物』がない?」


「それは今回の『登場人物』がボクだけしか出てないからだよ。 だから次回からはまた出てくるかもね。」


「えっ? ボクが男か女か…って?」


「おおっと! 今はそれは言えません! あしからず…」


「さて この第四高校編では上記にも(しる)されている通りに心霊現象や幽霊関係などのお話しが結構 ()ざってくると思います。」


「な・の・で 怖い話しが嫌いな方は注意して下さい。」


「皆さんは幽霊を信じますか? ボクは信じますよ」


「ボクは『心霊現象研究会部』と言う部活(クラブ)の部長をしています。」


「…『心霊現象研究会部』とは まぁ 名前の通りなんだけど心霊現象の研究をする会の部活(クラブ)だよね…」


「ここの部活動では魔法で幽霊が倒せるのか…? と言う研究もしています。 浄霊じゃないよ 打倒だよ」


「どお? 凄いでしょ?」


「他の部員はともかく ボクはかなりの『霊感』や『霊力』を持っていると思うよ…」


「実際に幽霊がちゃんと()えているしね…」


「まぁ これからどんどん()せていくよ…」


「ん? どうしたの?」


「えぇ~と 他に何か言っておく事はないかなー」


「…ないか… まぁ 他に特別な事があればまた本文の最後の『説明文』に書いていくと思うからそこを見て下さい。」


「…ふっ」


「ん? どうしたの? さっきから… えっ? ボクの後ろに誰かいる?」


「やだなぁ ここにはボクだけしかいないよー」


「それでは第四高校編を始めます。 じゃあ 今日はもう帰るね」


「じゃあね さようなら」


四豊院奏が立ち上がり部室を出ていくと背後から長身で全身が(あか)い女性らしき『モノ』が後をついていった…


四豊院奏はそのまま自宅に帰って行った。


こうして第四高校の物語がはじまる。



  ―――――――



  『魔法世界の機器』

 【魔法専用パソコン】

[マジック・パーソナルコンピューター(MPC)]

この魔法世界に存在している旧式の携帯用の薄型コンピューターである。

[MCD][MNP]とは違い電子機器として未だに残されておりコンパクト化や魔法力の供給で稼働できるような装置に改良されており今でも愛用者が結構多い。



 【登場人物紹介】

   [簡易型]

 [四豊院 奏]

年齢:16歳

???出身

日本魔法学部第四高校の生徒。(2年生)

名家・四豊院財閥の総帥である実父の第一子である。

『霊感』が通常の人より明らかに強く 色々な恐怖体験もしている。



 【心霊現象研究会部】

日本魔法学部第四高校の伝統部としては古くから存在している部活(クラブ)である。

現在の部長は四豊院奏。

部員は約40名はいる。

入部条件:不問(幽霊部員でもOK)

入部には「霊感・霊力」の有る無いは特に関係ないが大抵 有る生徒が入部してくる。

この部の部活動は主に心霊現象の研究である。

魔法の力で幽霊が()えるかやまたは魔法の力で幽霊を倒せるのかなども研究している。

この部活(クラブ)の最大の特徴としては他の魔法学校の生徒たちもこの『心霊現象研究会部』に入部する事ができるのだ。

主な部員は…

第七高校では陸堂瑛や陸堂翼や斎藤要一などが参加している。

第六高校は不明。

第五高校では九道院将晴や葉月恋奈などが参加している。

第四高校では三葉院真純や三葉院将和などが参加している。

そしてこれらの生徒たちは特に「霊感・霊力」が強いとされている。



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