表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/132

03.第七高校編[一学期]【海戦大会】

【アブソリュート=ゼロ】

 第七高校編[一学期]

  【海戦大会】



登場人物

①柊沢 統一(1年C組)

②佐久間 花織(1年A組)

③柊沢 綾花(2年A組)

④陸堂 瑛(2年B組)

⑤藤野 宗次(1年C組)

⑥立川 竜徳(1年C組)



 日本魔法学部第七高校(高知県)

7月[一学期]


ある日

校内廊下にて

A「キャァァァン」

柊沢統一は女子生徒のお尻を触って逃亡。

①「ふふふ…今日は…白か」

柊沢統一の走った先に陸堂瑛が現れた。

ドォーン!

柊沢統一と陸堂瑛はぶつかって柊沢統一は転んだ。

①「…いっ いてて」

④「大丈夫か?」

陸堂瑛は柊沢統一に手を差し伸べた。

①「はぁ 大丈夫です」

柊沢統一は立ち上がった。

そこには陸堂瑛と陸堂翼の二人が立っていた。

佐久間花織が後ろから走って来た。

④「何で走って来たんだ?」

①「いやぁ…ちょっと…」

④「まぁ 危ないから気をつけろよ」

①「はい」

陸堂瑛と陸堂翼は立ち去った。

②「もう 廊下は走ってはいけません」

①「…うん」

③「ヤッホー 二人共」

柊沢綾花が現れた。

②「…お姉様」

①「…」

③「もうすぐ海戦大会の季節だね」

②「第七高校主催の海戦大会ですよね。 海の特設競技場で頂点を競う海の祭典ですよね。 武器や魔法の使用は許可されていますよね。」

③「そうなの トーナメント方式でね。 男子用と女子用の競技用の水着を着て行うのよ。」

①「へぇ~」

③「統くんは参加するの?」

①「どうしようかな?」

②「参加するのでしたらお気をつけて下さい。」

①「おう!」


放課後

グランド端のスペースにて

柊沢統一は陸堂瑛の稽古を受けていた。

①「瑛さん 海戦大会がありますが参加されるんですか?」

④「ああ 出るよ」

①「今後はいきなり当たらない事を祈りますよ。」

④「ふふふ そうだな」

①「何かアドバイスとかありますか?」

④「…ん? …そうだな…」

①「…」

④「…斎藤要一には気をつけろ」

①「…斎藤要一…さん?」

④「ああ あいつも強いからな 俺と同じで武道大会・海戦大会・魔法大会の三大会に出場して好成績を残している。」

①「へぇ~ わかりました」

④「…」



 日本魔法学部第七高校(高知県)学校敷地内の海の特設競技場

  【海戦大会】


柊沢統一はトーナメント表を見た。

そこには陸堂瑛や斎藤要一とは離れたブロックにいた。

陸堂瑛はAブロック

斎藤要一はCブロック

柊沢統一はDブロック

斎藤要一とは準決勝まで当たらない。

陸堂瑛とは決勝まで当たらない。

⑥「おお 統一か?」

⑤「よう 統一!」

柊沢統一は声をかけられて後ろを振り向くとそこには藤野宗次と立川竜徳の二人がいた。

①「おっ お前たちも出るのか?」

⑥「ああ そうなんだよ 部長に出ろって言われてな。」

⑤「いやぁ 参ったよ」

①「大変だな?」

⑥「統一はDブロックか 俺なんかAブロックだよ」

①「…Aブロックか…宗次はどこだ?」

⑤「俺はBブロックだよ」

①「まぁ お互いに頑張ろうぜ!」

⑤⑥「…だな」

①「じゃあ またな」

⑤「…ああ」

⑥「おう!」


その後 柊沢統一は第一回戦・第二回戦と勝ち続けたが力及ばず第三回戦で敗退してベスト16。

藤野宗次と立川竜徳の二人も早々に敗退していた。


決勝戦は陸堂瑛.対.斎藤要一となった。

決勝戦の行方はさすがは陸堂瑛が魔法を巧みに操り接近戦に持ち込み優勢に立ち斎藤要一を倒して勝利した。

海戦大会優勝者は

【優勝 陸堂瑛】となった。


こうして海戦大会は終わった…



  ―――――――


【第七高校主催海戦大会】

第七高校のみが行っている大会行事。

日本魔法学部第七高校の学校敷地内の海の特設競技場で海の頂点を競う海の祭典。

毎年7月に開催。

生徒会が審判と運営を行う。

トーナメント方式で行い男子部と女子部に分かれる。

学校指定の競技用水着を着用。

試合は戦場が海上・海中問わず武器・魔法の使用が認められてる。

制限時間30分・勝負がつかない時は判定で決する。

参加条件:本校の生徒で1年生と2年生ならば誰でも可能(3年生は参加不可能)



  『魔法の豆知識』

    【WCD】

「ウィザード・コントロール・デバイス」

攻撃魔法の端末兵器(魔兵器)

自分自身の身体以外で魔法を発動して攻撃する難易度の高い魔法武器。

様々な種類の武器があるが一部の使用者しか持っていない。

高い魔法力と精神力と集中力が必要となる為好んで使用する者は少ない。

    

 登場人物紹介

 主人公2(ヒロイン)



佐久間 花織

(さくま かおり)


年齢:15歳

身長:160cm

誕生日:12月25日(山羊座)

3サイズ:B85/W57/H88

愛知県出身

趣味:読書.お菓子作り

在籍:1年生(1年A組)

所属:音楽部

家族構成:祖父.父.母

一人称:[花織]


日本魔法学部第七高校の女子生徒。

名家・佐久間財閥のご令嬢で一人娘。

成績・魔法共に優秀である。

学科試験も常に学年上位に名を連ねている。

魔法実技も得意で常に高評価を受けている。

運動は苦手。

柊沢統一の彼女。

性格は内向的だが温厚で礼儀正しく芯の強い心の持ち主である。

丁寧口調で話してくれる。

実家が愛知県にあり現在は柊沢家のお隣の別宅に住んでいて徒歩通学している。

格闘能力は低いが魔法技術・魔法能力が高く佐久間家秘伝の雷魔法による攻撃ができ主に遠距離戦闘が得意である。

音楽部に所属しておりピアノが得意で実力は全国区でありピアノコンクールの全国大会に出場していて好成績を残している。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ