21.第六高校編[三学期]【会長会:1】
各魔法学校.全七校の生徒会会長の憩いの場.暫しの休息をお楽しみ下さい。
【アブソリュート=ゼロ】
第六高校編[三学期]
【会長会】
12月
六甲院家の【クリスマスパーティー】は一波乱起きたのだが「陸堂瑛」の活躍により無事終える事ができた。
1月(翌年)
六甲院家の【新年挨拶】は普通に行われていて無事終える事ができた。
(※ダイジェスト報告文)
1月(翌年)
『会長会』
各魔法学校.全七校の生徒会の会長が一堂に会する一大イベントである。
参加対象は会長・副会長である。
場所が今年は「長崎県」に2泊3日である。
登場人物
●第六高校
①六甲院 美咲(2年A組)
②六甲院 美幸(2年A組)
●第七高校
③陸堂 翼(2年B組)
④陸堂 瑛(2年B組)
●第五高校
⑤西九条 早苗(2年生)
⑥西九条 菖蒲(1年生)
【長崎県】
夕方[高級ホテル]
(1日目/PM.6:00)
〔玄関〕
陸堂瑛と陸堂翼の二人が『会長会』の宿泊場所に到着した。
③「ふう やっと着きましたか。」
④「…ああ…」
六甲院美咲と六甲院美幸の二人が出迎えていた。
①「瑛様 翼様 お待ちしておりましたわ。」
②「瑛様 翼様 お疲れ様でした。」
③「あっ どうもです。」
④「…ああ…」
①「いやぁ 瑛様までもが参加されるとは…この『会長会』もなかなかやりますわね。」
③「はい そうですよね。」
②「はい やりますね 『会長会』」
④「…」
ホテルのスタッフが陸堂兄弟を宿泊部屋に案内した。
[1212](※部屋番号)
〔陸堂兄弟の部屋〕
瑛と翼の二人は部屋に入った。
③「へぇ~ なかなか広い部屋ですね。」
陸堂瑛は座椅子に腰掛けた。
④「…ふう…」
陸堂翼は窓の外を眺めていた。
③「へぇ~ なかなかいい景色ですね。」
陸堂瑛も窓の外を眺めていた。
④「…ああ…」
コンコンコン!
部屋のドアを叩く音がした。
③④「…!?」
①「瑛様 翼様 居ますか? 美咲です 夕食の準備ができたそうですわ。」
②「瑛様 翼様 お迎えに来ました。」
六甲院姉妹が迎えに来ていた。
④「…おう!」
③「はーい 今行きます。」
陸堂兄弟は部屋を出ていき六甲院姉妹と一緒に[会場](※大勢の人が食事や集まり等ができる所)の方に向かって行った。
夜[ホテル/夕食]
(1日目/PM.7:00)
〔会場〕
陸堂瑛たち四人は[会場]に到着していて 他の魔法学校の生徒会役員たちも既に[会場]に来ていて席に着いていた。
…ざわざわ
A「おい! 彼があの陸堂瑛だぞ!」
C「へぇ~ 結構 大きいな!」
B「やっぱりカッコいいわねぇ~」
D「うん!」
陸堂兄弟と六甲院姉妹も指定された席に着いた。(※陸堂兄弟と六甲院姉妹は同じ席である)
陸堂瑛の存在は既に他の魔法学校の生徒にも知られていて先の『魔法水泳大会』でも生徒会の会長・副会長は既に確認・挨拶済である。
③「人気ありますね 瑛は…」
①「当然ですわ! 翼様」
②「瑛様の活躍は遠くからの魔法学校の生徒にも判っていますからね。」
④「そいつは困るな あまり目立ちたくはないのだが…な…」
③「やっぱりそうですよね。」
①②「…ふふふ…」
各魔法学校.全七校の生徒会の会長・副会長たちが全員揃って席に着いておりテーブルに並んでいる豪華料理の夕食を食べていた。
…ざわざわ
A「これ うまいな!」
B「これ 美味しい!」
①「なかなかの味ですわね。」
②「これも美味しいですね。 お姉様」
③「これも美味しいですよ。 瑛」
④「…ああ…」
別の席のテーブルでは西九条早苗と西九条菖蒲の姉妹が豪華料理の夕食を食べていた。
⑤「菖蒲 これ美味しいわよ。」
⑥「うん お姉ちゃん」
⑤「これも取ってあげるね 菖蒲」
⑥「ありがとう お姉ちゃん」
夕食を食べ終えた生徒たちは個々に自分の部屋に戻って行った。
夜[ホテル/休憩]
(1日目/PM.8:00)
〔ロビー〕
陸堂兄弟は[ロビー]の方に居た。
④「…ふう…」
③「お腹一杯ですね。 瑛」
④「ああ なかなかうまかったな。」
③「ええ そうですね」
陸堂兄弟は[ロビーのソファー]に腰掛けていて休んでいた。
①「瑛様 翼様 こちらにいらしていたんですか?」
②「どうもです 瑛様 翼様」
六甲院姉妹が現れて話しかけてきた。
④「ん? 美咲か この後は何か予定はあるのか?」
①「え~と そうですわねぇ~? 美幸!」
②「はい 特に何もありませんね。」
①「…だそうですわ!」
③「じゃあ ゆっくりできますね。」
④「…」
西九条姉妹が現れて話しかけてきた。
⑤「あら 美咲さん!」
①「あら 早苗さん!」
⑥「…」
⑤「あら 相変わらず瑛様にまとわりついて…!」
①「…何か言いましたか!?」
⑤「…瑛様が迷惑されているのでは…!?」
①「そんな事ありませんわ! おほほほ」
②「はぁ~~ お姉様…」
⑤「あははは 何がおかしいのですか!?」
⑥「…怖い…」
西九条菖蒲が怖がっていて姉の後ろに隠れてしまった。
③「美咲さん 菖蒲ちゃんが怖がっていますよ。」
②「そうですよ お姉様」
④「…」
①「おほほほ ごめんなさいね 菖蒲ちゃん」
⑥「…うん…」(コクリ)
西九条菖蒲は頷いていた。
⑤「皆さん ところでここの大浴場は24時間入浴できるそうですよ。」
①「へぇ~ そうですの?」
②「お姉様 後で入ってみましょうか?」
①「…そうですわね…」
突然.陸堂瑛が立ち上がった。
③「?」
①②⑤⑥「…っ!?」
④「そろそろ部屋に戻るか? 翼」
③「そうですか では美咲さん 美幸さん 早苗さん 菖蒲ちゃん お先に失礼しますね。」
①「はい ごきげんよう 瑛様 翼様」
②⑤「ごきげんよう 瑛様 翼様」
⑥「…じゃあね…」
④「…ああ…」
陸堂兄弟は立ち去った。
⑤「やっぱり逃げましたね。」
①「…何の事ですかね!?」
②「…」
⑤「いえ 何でもありませんわ 行きますよ。 菖蒲」
⑥「…うん…」
西九条姉妹は立ち去った。
①「まぁ お風呂でも入りますか? 美幸」
②「ええ お姉様」
六甲院姉妹は立ち去った。
夜[ホテル/大浴場:女湯]
(1日目/PM.9:00)
ホテルの大浴場は24時間開放されている。
六甲院姉妹がお風呂に入りに来ていて 二人は「女湯」に入っていった。
[脱衣場](女性用)
六甲院姉妹は服を脱いだ。
①「ふう」
②「お姉様 行きますよ。」
六甲院姉妹は大浴場の方に向かって行った。
[大浴場:女湯]
①「なかなか広いですわね。」
②「あら 早苗さん?」
⑤「あら 美幸さんに美咲さん」
①「あら 早苗さんもいらしていたんですね。」
⑤「…ええ…」
六甲院姉妹は西九条早苗と大浴場で会っていた。
[入浴]
三人は入浴した。
①「はぁ~ いい湯加減ですわねー」
②「ええ そうですね。」
⑤「はい そうですわね。」
②「…? あら 菖蒲ちゃんはどうされましたか? 早苗さん」
⑤「あの娘は人見知りなので後で入るそうですわ。」
②「へぇ~ そうなんですか」
①「はぁ~~」
①②⑤「いい気持ち~~」
三人はお風呂を気持ち良く楽しんでいた。
夜[ホテル/遊戯室]
(1日目/PM.10:00)
麻雀がある部屋。
西九条菖蒲は姉と一緒にお風呂を入浴中。
既にお風呂から出てきた陸堂兄弟が麻雀をしにやって来ていて 麻雀スペースは既に満員だった。
陸堂兄弟は空いている卓を探していた。
③「混んでますね 満卓ですよ?」
④「…待つか…?」
①「瑛様! 翼様!」
②「こっちですよ!」
③④「…!?」
六甲院姉妹が既に麻雀卓をとっていた。
④「おお! やるな! 美咲!」
①「ありがとうございますわ。 瑛様」
③「美幸さん ありがとうございます。」
②「いえいえ こちらこそ 翼様」
④「さぁ やるぞ!」
①②③「はい!」
陸堂兄弟と六甲院姉妹の四人は麻雀をして楽しんでいた。
夜[ホテル/消灯]
(1日目/PM.11:00)
〔各.自室〕
~おやすみなさい~
陸堂兄弟・六甲院姉妹・西九条姉妹は共に就寝。
こうして『会長会』1日目が無事終えた。
《『会長会』2日目》
【長崎県】
朝[高級ホテル/起床]
(2日目/AM.7:00)
〔各.自室〕
~おはようございます~
陸堂兄弟・六甲院姉妹・西九条姉妹は共に起床。
朝[ホテル/朝食]
(2日目/AM.8:00)
〔会場〕
陸堂兄弟や六甲院姉妹や西九条姉妹の六人は[会場]に来ていて一緒に朝食を食べていた。
…ざわざわ
A「これはうまいな!」
B「これは美味しい!」
⑤「美味しいわね 菖蒲」
⑥「うん お姉ちゃん」
①「なかなか美味しいですわね。 美幸」
②「そうですね。 お姉様」
③「美味しいですね。 瑛」
④「…ああ…」
朝食を食べ終えた生徒たちは個々に自分の部屋に戻って行った。
こうして『会長会』2日目が始まった。
―――――――
『会長会』「1」
各魔法学校.第一高校から第七高校までの全七校の生徒会の会長と副会長が友好や交流の場を設ける学校行事の一環である。
参加対象は会長・副会長は強制参加で後の役員は任意参加である。
場所は毎年変わり今年は「長崎県」が選ばれていて(※以前では海外にも行っていたが最近では危険分子が増えている為.国内に行く方が多くなっている)2泊3日の小旅行であり原則は自由行動・自己責任で特に規定や注意点などはない。
各魔法学校の生徒会の会長が一堂に会する全七校参加の一大イベントのひとつ。
『登場人物紹介』
【西九条 早苗】
西九条菖蒲の姉。
日本魔法学部第五高校の2年生であり生徒会会長を務める女子生徒である。
(詳細は別途紹介)
【西九条 菖蒲】
西九条早苗の妹。
日本魔法学部第五高校の1年生であり生徒会副会長を務める女子生徒である。
(詳細は別途紹介)
【東條 夢歌】
日本魔法学部第五高校の1年生であり水泳部に所属している女子生徒である。
(詳細は別途紹介)
登場人物紹介
神無月 尚子
(かんなづき なおこ)
年齢:17歳
身長:166cm
誕生日:11月11日(蠍座)
3サイズ:B82/W57/H83
兵庫県出身
趣味:たこ焼き食べ歩き
在籍:2年生(2年B組)
所属:水泳部
家族構成:父.母.姉.妹
一人称:[ウチ]
日本魔法学部第七高校の女子生徒。
成績は普通である。
運動神経は抜群でスポーツ万能である。
魔法実技もなかなか得意で上々の評価を受けている。
家庭の事情で兵庫県から高知県に引っ越してきて第七高校の女子寮に住んでいてそこから学校に徒歩通学している。
性格は関西人特有のノリで明るく人付き合いが良く感じの良い女子。
関西弁が板に付く。
格闘能力が高く一般的女子生徒では強い方であり近接戦闘が得意である。
攻撃魔法は遠距離用に特化したモノを使用できる。
柊沢綾花とは仲が良く陸堂瑛が会長になってからは生徒会室によく出入りしていて仕事の手伝いをしている。
第六高校の水嶋さゆきとは水泳においてライバル関係にある。
泳ぎに関して非常に達者であり水泳部に所属していて「エース」として全国大会に出場しており好成績を残している。
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萩野 景子
(はぎの けいこ)
年齢:18歳
身長:162cm
誕生日:5月5日(牡牛座)
3サイズ:B87/W58/H88
高知県出身
趣味:読書.編み物
在籍:3年生(3年B組)
所属:水泳部部長
家族構成:???
一人称:[私]
日本魔法学部第七高校の女子生徒。
成績・魔法共に普通である。
しかし実は頭が良くちゃんと勉強すれば良い成績がとれる。
運動神経は抜群でスポーツ万能である。
自宅から学校へ徒歩通学している。
スタイル抜群の美少女。
性格は温厚で当たり障りがなく賢く行動する頭脳派。
基本.彼女は戦えません。
陸堂瑛たち生徒会とは普通に接している。
第六高校の佐藤つかさとは水泳においてライバル関係にある。
泳ぎに関してかなり達者であり水泳部に所属していて部長として全国大会に出場しており好成績が残している。