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20.第六高校編[二学期]【魔法水泳大会】

各魔法学校対抗の『魔法水泳大会』開催!!

第七高校【海戦大会】と違い全国にある七つの魔法学校全部が参加可能の大型イベント。(第六高校.視点)

【アブソリュート=ゼロ】

 第六高校編[二学期]

  【魔法水泳大会】



この世界の魔法学校では『親睦会旅行』と言われる修学旅行的な又は慰安旅行的な行事がある。

毎年11月に行い対象は1年生だけである。(2年生と3年生にはない)

今年の第六高校では「群馬県」に2泊3日の温泉巡りを予定している。

引率生徒会には宮野昭吾・羽柴裕基・真鍋充の三人が『親睦会旅行』に同行している。

(※第七高校は『親睦会旅行』を既に終えている)



登場人物

●第六高校

①六甲院 美咲(2年A組)

②六甲院 美幸(2年A組)

③篠塚 航軌(2年C組)

④海原 孝彦(2年C組)

⑤水嶋 さゆき(2年B組)

⑥佐藤 つかさ(3年B組)

●第七高校

⑦陸堂 翼(2年B組)

⑧陸堂 瑛(2年B組)



 日本魔法学部第六高校(島根県)

11月[二学期]


生徒会役員の引き継ぎも10月までに終わり新生徒会として活動し始めた。


 『魔法水泳大会』

毎年11月に行っている各魔法学校.全七校対抗の大会であり引率生徒会として六甲院美咲と美幸の二人が同行する。


[生徒会室](AM.6:30)

宮野昭吾・羽柴裕基・真鍋充の三人は『親睦会旅行』に同行中。(2日目)

室内には美咲と美幸の二人がいて戸締まりをしていた。

①「……」

②「……」

①「…戸締まりOKですわ。 美幸の方は準備はよろしいですか?」

②「はい 大丈夫です。」

①「では行きますよ。」

②「はい 判りました。」

六甲院美咲と美幸の二人は生徒会室を出ていき校庭に行くと水泳部の選抜メンバーが既に待っていた。

②「お待たせしました。」

③④「…」

①「さぁ 行きましょう。」

⑤「はい 判りました。」

⑥「ええ そうね」

六甲院姉妹と水泳部選抜メンバーは「魔法専用マイクロバス」に乗り込み走らせて『魔法水泳大会』の[大会会場]に到着した。

②「皆さん 着きました。」

③④「…」

⑥「…ふう…」

⑤「よっ!」

①「では準備室に行きましょうか。」


[準備室](AM.8:30)

第六高校を含む各魔法学校.全七校に用意されている男女別の更衣室やシャワー室などがあり控え室も付いている。

水泳部選抜メンバーは既に競技用水着に着替えていて話していた。

③「はぁ~ 緊張するなぁ~」

④「ああ そうだな」

③「まぁ お互いに頑張ろうぜ!」

④「おお! 絶対に優勝するぞ!」

③「おう!」

⑤「ふう やばいかも どうしよう…」

⑥「落ち着いて…練習通りに競技すれば大丈夫だからね。」

⑤「はい 判りました。」

②「準備はいいですか?」

①「では行きましょうか。」

六甲院姉妹と水泳部選抜メンバーは準備室を出て行った。


[生徒会席](AM.8:50)

引率生徒会役員の席がある。

陸堂瑛と陸堂翼の二人が既に席に座っていた。

①「ごきげんよう 瑛様 翼様」

②「どうもです 瑛様 翼様」

美咲と美幸の二人も席に座った。

⑦「あっ どうもです。」

⑧「おう!」

①「瑛様 今日は宜しくお願いしますわ。」

②「今日はお手柔らかにお願いします。」

⑦「こちらこそ宜しくお願いします。」

⑧「…よろしく…」


1【開会式】(AM.9:00)

大会開会の挨拶中。

[生徒会席]

美咲たち四人も見ていた。

①「わたくし…こういうのに耐えきれません。」

②「お姉様 もう少し我慢して下さい。」

①「は~い 判りましたわ。」

②「…ふう…」

⑦⑧「…」

[開会の挨拶]


2【個人戦】(AM.9:30)

各魔法学校.全七校対抗の種目別個人戦競技である。

《競泳1:自由形(クロール)

●第六高校/海原孝彦

●第七高校/立川竜徳

④「よし! 行くか!」

[競技スタート]

 …………………

[競技結果]

【優勝:第一高校/北芝璋】

④「くそっ! 負けたか!」

《競泳2:平泳ぎ》

●第六高校/佐藤つかさ

●第七高校/萩野景子

⑥「絶対…私が勝つわ!」

[競技スタート]

 …………………

[競技結果]

【優勝:第五高校/東條夢歌】

⑥「…駄目か~ 速いわよ あの()!」

《競泳3:背泳ぎ》

●第六高校/篠塚航軌

●第七高校/藤野宗次

③「よし! 行くか!」

[競技スタート]

 …………………

[競技結果]

【優勝:第六高校/篠塚航軌】

③「よ~し やったぞ!」

《競泳4:バタフライ》

●第六高校/水嶋さゆき

●第七高校/神無月尚子

⑤「…尚子 勝つのはあたしよ!」

[競技スタート]

 …………………

[競技結果]

【優勝:第七高校/神無月尚子】

⑤「…あ 相変わらず速いわね 尚子」


3【団体戦】(AM.11:00)

各魔法学校.全七校対抗のメドレーリレー団体戦競技である。

●第六高校

水泳部の選抜メンバー

⑥「いい? 個人戦の負けは団体戦で取り返すわよ!」

③④⑤「はい!」

[競技スタート]

1.背泳ぎ→2.平泳ぎ→3.バタフライ→4.自由形(クロール)の順で競泳。

 …………………

[競技結果]

【優勝:第一高校】

●第六高校

水泳部の選抜メンバー

③④「…何!?」

⑤「なんで~?」

⑥「嘘でしょ?」


4【昼食】(PM.0:00)

全員が昼食中。

[生徒会席]

美咲たち四人も昼食中。

①「瑛様 翼様 わたくしたちのお昼ご飯をどうぞお召し上がり下さい。」

②「どうぞお召し上がり下さい。」

⑦「どうもありがとうございます。」

⑧「…ああ…」


5【魔法旗争奪戦】(PM.1:00)

プールの敵陣内にある「旗」奪取で勝利する競技である。

1.[各魔法学校リーグ戦]

●第六高校

水泳部の選抜メンバー

⑥「いい? このリーグ戦には絶対に残るわよ!」

⑤「ファイト!」

③④⑤⑥「オーーッ!」

[競技スタート]

 …………………

[競技結果]

~リーグ戦順位~

1位:第一高校チーム

2位:第七高校チーム

3位:第六高校チーム

4位:第五高校チーム

●第六高校

水泳部の選抜メンバー

⑥「あの第一高校…泳ぎだけじゃないみたいね…」

⑤「ダークホースですね。 第一高校には気をつけた方がいいと思います。」

④「あの北芝璋と言う男には要注意かな?」

③「ああ そうだな」

2.[上位4チームによるトーナント方式]

[抽選結果]

[準決勝:第一試合]

[第一高校.VS.第七高校]

[競技スタート]

 …………………

[競技結果]

【勝利:第一高校】

●第六高校

水泳部の選抜メンバー

③「ちっ 残ったか 第一高校」

④「ああ やはりあの北芝璋は要注意だな。」

⑤「…なるほどね…」

⑥「これは…対策練らないとね。」

[準決勝:第二試合]

[第五高校.VS.第六高校]

●第六高校

水泳部の選抜メンバー

④「…第五高校か…」

⑤「だ 大丈夫よ!」

③「ああ そうだな」

⑥「そうよ! 第五高校に勝って第一高校にもう一度 リベンジよ!」

[競技スタート]

 …………………

[競技結果]

【勝利:第六高校】

●第六高校

水泳部の選抜メンバー

③「…ふう…」

④「何とか勝てた…な」

⑤「きっつー!」

⑥「でも…これで第一高校との決勝戦よ!」

[決勝戦]

[第一高校.VS.第六高校]

●第六高校

水泳部の選抜メンバー

③④「よっしゃー!」

⑤「行くわよ!」

⑥「打倒! 第一高校!」

[競技スタート]

 …………………

[競技結果]

【優勝:第一高校】

●第六高校

水泳部の選抜メンバー

④「畜生~!!」

③「何故だ!?」

⑤「強いわ! 第一高校!」

⑥「まさか…こんな事が…? くぅ!」


6【水魔法戦】(PM.3:00)

各魔法学校.全七校の代表者1人が水魔法を駆使して競う競技である。

●第六高校

代表/水嶋さゆき

⑤「よし! 行くわよ!」

[競技スタート]

水嶋さゆきは水魔法を披露。

⑤「バッチリだわ!」

 …………………

[競技結果]

【優勝:第一高校/北芝泉】

⑤「やっぱり 駄目だったか~ やるわね あの()!」


7【閉会式】(PM.4:30)

大会閉会の挨拶中。

[成績発表]

【総合優勝:第一高校】

●第六高校

水泳部の選抜メンバー

③「…第一高校…」

⑤「来年こそは…!」

④「…やはり彼の…北芝璋の情報不足か…?」

⑥「私のミスだわ やっぱり情報収集は必要ね。」

[生徒会席]

美咲たち四人の感想。

①「あらあら 残念ですわ。」

②「今年こそ優勝できると思いましたのにね。」

⑦「残念でしたね。 瑛」

⑧「…別に…」

②「それにしても…あの北芝璋と言う第一高校の生徒…結構やりますね。」

①「でも もし瑛様が出場していたら優勝できていましたかね?」

⑦「いい勝負ですよね? 瑛」

⑧「…さぁな…」

[閉会の挨拶]


こうして『魔法水泳大会』は無事終了した。(PM.5:00)



  ―――――――



 『魔法世界の乗り物』

【魔法専用マイクロバス】

第一高校から第七高校までの魔法学校が所有しているマイクロバスで原動力(エンジン)は魔法力で動いている。

もちろんガソリンエンジンで動くマイクロバスもある。


  [特設屋内プール]

魔法世界では大阪府の大会用プールや各魔法学校に設置されている屋内プールは7レーン・40mに統一されている。

普通学校の屋内プールでは8レーン・30mが一般的である。

この世界のプールのほとんどが屋内化されており屋外プールは少なくなっている。


 『魔法水泳大会』

毎年11月に行っている各魔法学校.全七校対抗の大会であり第一高校から第七高校までの水泳部の選抜メンバーが最大4名まで参加して個人戦・団体戦の競技に勝利していき四大競技で優勝していき「総合優勝」を目指す大会である。

全国に点在する各魔法学校が大阪府に集結して魔法学校専用の競技用特設屋内プールで激突する一大イベントである。


 1【個人戦】

 (7レーン・40m)

第一高校から第七高校までの水泳部選抜メンバーが個人で純粋水泳(種目別)で優勝を目指す競技です。

自由形(クロール)・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライの順で1人1種目競泳する

出場選手全員参加(28人)


 2【団体戦】

 (7レーン・40m)

第一高校から第七高校までの水泳部選抜メンバーが団体で純粋水泳(種目別リレー)で優勝を目指す競技です。

1.背泳ぎ→2.平泳ぎ→3.バタフライ→4.自由形(クロール)の順を1人1種目リレー方式[メドレーリレー]で競泳する。

出場選手全員参加(28人)


 3【魔法旗争奪戦】

 (敵陣:20m・自陣:20m)

第一高校から第七高校までの水泳部選抜メンバーが全員(チーム)でプールの水中・水上問わずに戦っても構わず魔法を使用して自陣を守り敵陣内の「旗」を奪い取るチーム戦で勝利して優勝を目指す競技です。

1.[各魔法学校リーグ戦]

 (7チーム→4チーム)

2.[上位4チームによるトーナント方式]

[準決勝戦](4チーム→2チーム)

[決勝戦](2チーム→1チーム)で[優勝チーム]を決める。

出場選手全員参加(28人)


 4【水魔法戦】

 (全面・1人ずつ)

第一高校から第七高校までの水泳部選抜メンバーの中から代表を1名選び水魔法を披露して[優秀さ.優雅さ]などを競い優勝を目指す競技です。

出場選手代表参加(7人)


 【参加選手条件】

各魔法学校の生徒で水泳部に所属していて男女混合である事。

競泳4種目:自由形(クロール)・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライを1人1種目競泳できる事。

●第六高校の参加選手

1.競泳:自由形(クロール)/海原孝彦.男子生徒(2年C組)

2.競泳:平泳ぎ/佐藤つかさ.女子生徒(3年B組)

3.競泳:背泳ぎ/篠塚航軌.男子生徒(2年C組)

4.競泳:バタフライ/水嶋さゆき.女子生徒(2年B組)

●第七高校の参加選手

1.競泳:自由形(クロール)/立川竜徳.男子生徒(1年C組)

2.競泳:平泳ぎ/萩野景子.女子生徒(3年B組)

3.競泳:背泳ぎ/藤野宗次.男子生徒(1年C組)

4.競泳:バタフライ/神無月尚子.女子生徒(2年B組)



 登場人物紹介



水嶋 さゆき

(みずしま さゆき)


年齢:17歳

身長:158cm

誕生日:7月7日(蟹座)

3サイズ:B80/W57/H83

岡山県出身

趣味:水泳

在籍:2年生(2年B組)

所属:水泳部

家族構成:???

一人称:[あたし]


日本魔法学部第六高校の女子生徒。

成績は普通である。

運動神経は抜群でスポーツも万能である。

魔法実技はなかなかの実力を持ち上々の評価を受けている。

第六高校の女子寮に住んでいてそこから学校に徒歩通学している。

性格は剛毅で素直で無理はしない安心タイブ。

格闘能力や攻撃魔法などの直接攻撃は一切ないが補助魔法を好んで使用して後方支援を得意とする。

水泳部に所属していて「エース」として全国大会でも好成績を残している。

第七高校の神無月尚子とは水泳においてライバル関係にある。

六甲院美咲や黒澤愁とは普通に接しており『六甲院派』や『黒澤派』などの派閥争いには特に関係ない。


  ―――――――


佐藤 つかさ

(さとう つかさ)


年齢:18歳

身長:163cm

誕生日:8月8日(獅子座)

3サイズ:B84/W58/H86

岡山県出身

趣味:水泳

在籍:3年生(3年B組)

所属:水泳部部長

家族構成:???

一人称:[私]


日本魔法学部第六高校の女子生徒。

成績・魔法共に普通である。

運動神経は抜群でスポーツも万能である。

第六高校の女子寮に住んでいてそこから学校に徒歩通学している。

性格は基本.温厚だが怒ると恐いお姉さんタイプの先輩である。

基本.彼女は戦えません。

水泳部に所属していて部長として全国大会でも好成績を残している。

第七高校の萩野景子とは水泳においてライバル関係にある。

六甲院美咲や黒澤愁とは普通に接しており『六甲院派』や『黒澤派』などの派閥争いには特に関係ない。


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