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16.第六高校編[一学期]【バカンス】

【アブソリュート=ゼロ】

  第六高校編[一学期]

   【バカンス】



登場人物

●第六高校

①六甲院 美咲(2年A組)

②六甲院 美幸(2年A組)

●第七高校

③柊沢 統一(1年C組)

④佐久間 花織(1年A組)

⑤柊沢 綾花(2年A組)

⑥陸堂 翼(2年B組)

⑦陸堂 瑛(2年B組)

⑧シーラ・ラトファルト(1年A組)

⑨影森 慶慈(2年C組)



8月

[沖縄県]

ある日の昼前

(1日目/AM.10:00)

沖縄県の東南方面にある六甲院家所有の無人島。

六甲院姉妹と陸堂兄弟と柊沢姉弟と佐久間花織とシーラ・ラトファルトと影森慶慈の九人は島に到着していて六甲院家所有の『豪華客船』で無人島の砂浜にある船着場に着いた。

全員が降りた後で『豪華客船』は沖縄県本島に戻って行った。



昼前[海が広がる砂浜]

(1日目/AM.10:10)

全員は砂浜を歩いていた。

①「皆さん 六甲院家所有の島にようこそいらっしゃいましたわね。 どうぞ楽しんで行って下さいね。」

⑤「へぇ~ 綺麗な島ねー」

④「はい そうですね。」

③「うわー 青い海だなー」

⑧「ハイ 綺麗な海で~す。」

②「皆さん こちらに六甲院家所有の別荘があります。」

全員で別荘に向かって歩いて行き(砂浜から別荘まで徒歩約5分で)別荘に到着した。


昼前[別荘]

(1日目/AM.10:20)

全員の目の前に大きな別荘が建っていた。

①「皆さん ここですわ!」

③「うわー 大きいなー」

④「はい そうですね。」

⑤「これは また立派な…」

⑧「オー 凄いで~す。」

②「さぁ 皆さん 入って下さい。」

全員は別荘の中に入って行った。

③「うわー 広い…!」

④「はい そうですね。」

⑤「さすがは六甲院家の別荘だけはあるわね。」

⑧「本当に凄いで~す。」

⑥「荷物は何処に置けばいいのですか?」

②「はい ちゃんと一人一部屋ありますのでそちらに置いて下さい。」

⑤「え? そんなに部屋があるの?」

②「はい 20部屋位はあります。」

③「おお すげえ!」

⑧「じゃあ シーラの部屋は…?」

④「えーと どの部屋にしようかな…?」

全員がそれぞれの部屋に行き荷物を置いてきてリビングに集合した。

①「それでは皆さん これからどうします?」

⑤「そうね せっかく海が近いのだから海に行きましょう。」

③④⑧「はい 賛成~!」

⑥⑦⑨「…」

②「それでは皆さん 水着に着替えましょうか。」

③④⑤⑧「は~い」

全員が水着に着替えて砂浜へと移動した。


昼前[海が広がる砂浜]

(1日目/AM.11:10)

全員は砂浜に集合した。

男は全員 黒色の短パン水着に着替えている。

⑤「さぁ 私の新作水着を披露で~す~!」

柊沢綾花は柊沢統一に自分の水着を見せた。

柊沢綾花の水着は[白色のビキニ]で水着の上下の真ん中には[白色のリボン]が付いている。

⑤「どうかな 統くん 似合ってる?」

③「うん 似合ってるよ」

⑤「ありがとう 統くん」

④「次は花織です。」

佐久間花織は柊沢統一に自分の水着を見せた。

佐久間花織の水着は[ピンク色のビキニ]で水着の上下の真ん中には[ピンク色のリボン]が付いている。

④「どうですか? 統くん 似合ってますか?」

③「うん 可愛いよ」

④「ありがとうございます。」

⑧「次はシーラの番で~す。」

シーラは柊沢統一に自分の水着を見せた。

シーラの水着は[水色のビキニ]で水着の上下の真ん中には[水色のリボン]が付いている。

⑧「統一 どうですか~? 似合ってますか?」

③「うん 可愛いよ」

⑧「オー ありがとうございま~す。」

③「三人共…色違いだけど同じ水着だね。」

⑤「そうよ この日の為に三人で新しい水着を購入したからね~」

④「どうせなら三人一緒で…と言う事です。」

⑧「は~い そーです!」

③「へぇ~ そうなんだ」

少し遠くの方で六甲院美咲と美幸が眺めていた。

①「んー ああやって殿方に自分の水着を見せるのですか?」

②「…あまり参考にしない方がいいですよ。」

①「え? そうなのですか?」

②「…はぁ まぁ…」

六甲院姉妹はビーチパラソルとビーチチェアがある所にいてビーチチェアに腰掛けていた。


一方で…

陸堂兄弟と影森慶慈は既に海に入って泳いでいた。

⑨「ふう だいぶ泳いだな」

影森慶慈は陸堂兄弟の方を見た。

⑨「ん?」

陸堂兄弟は飛行魔法を使用して海上に浮いていた。

⑨「おい 二人共 泳がないのか?」

⑥「はい 飛行魔法の訓練です。」

⑨「ほう 相変わらずの勤勉だな」

⑦「…」

六甲院姉妹は陸堂兄弟の方を見た。

①「さすがは瑛様 飛行魔法も使用できるとは魔法のスペシャリストですわ。」

②「お姉様 わたくしたちも飛行魔法を修得してみたらどうですか?」

①「う~~ん そうですわね~?」

②「…」

①「…検討しますわ それよりもわたくしたちも泳ぎましょうか。」

②「はい お姉様」

六甲院姉妹はパーカーを脱いで水着を見せた。

六甲院美咲の水着は[赤色のビキニ]で水着の下側の[両脇には紐]が結んである。

六甲院美幸の水着は[紺色のビキニ]で水着の下側の[両脇には紐]が結んである。

六甲院姉妹は陸堂兄弟や影森慶慈のいる所まで泳いで行った。


一方で…

柊沢姉弟と佐久間花織とシーラは砂浜でビーチバレーをしていた。


昼頃[海が広がる砂浜]

(1日目/PM.1:40)

全員は再び砂浜に集合した。

②「皆さん そろそろ昼食にしましょうか。」

①「皆さん 何にしましょうか?」

②「あちらに海の家がありましてラーメンなどの中華や焼きそばやたこ焼きやかき氷などが沢山ありますよ。」

①「あちらの方にはバーベキューがありますわ。お好きな方をお選び下さい。」

柊沢姉弟と佐久間花織とシーラは海の家の方に行った。

四人は早速 注文した。

③「俺はラーメンを頂戴!」

⑤「私もラーメンを下さい。」

⑧「シーラはチャーハンを下さい。」

④「花織もチャーハンを下さい。」

⑤「後は餃子を三人前 下さい。」

陸堂兄弟と影森慶慈と六甲院姉妹はバーベキューの方に行った。

五人は早速 バーベキューを食べていた。

②「どうですか? ウチのバーベキューの味は?」

⑥「はい 美味しいです。」

⑨「ああ 凄くうまいな」

⑦「…ああ うまい」

①「気に入って貰えて光栄ですわ。」

②「まだまだ沢山ありますからどんどん食べて下さい。」

⑥「はい どうもです。」

⑨「ああ そうだな」

⑦「…ああ」

海の家で昼食を食べていた柊沢姉弟と佐久間花織とシーラが今度はバーベキューの方にやって来た。

③「いやぁ~ うまかったな~!」

④「ええ とても美味しかったです。」

⑤「やっほー そっちも美味しそうね?」

⑥「ええ 良かったら食べます?」

⑧「ハーイ もちろん食べま~す!」

②「皆さん どうぞー!」

③④⑤⑧「それでは…いただきまーす!」

全員でバーベキューを食べて楽しんでいた。


(1日目/PM.2:50)

⑦「…ん?」

陸堂瑛が真剣な顔で海を見つめていた。

①「?」

⑦「…!?」

陸堂瑛の顔色が変わった。

①「…どうされましたか? 瑛様」

⑦「…美咲 皆を安全な所に避難させろ…!」

①「え?」

海の向こうから大きな黒い物体がやって来ていた…?

大きな黒い物体の正体は化物だった…!

⑦「ちっ!」

化物は魔法を発動した。


【攻撃魔法】

《ダークノヴァ》を使用


ズドォーン!

黒き閃光が六甲院美咲を襲う。

①「!!」

陸堂瑛が六甲院美咲の前に立ちはだかる。

陸堂瑛は魔法を発動した。


【攻撃魔法】

《エネルギーブラスト》を使用


ズドォーン!

漆黒の光線が《ダークノヴァ》を迎撃した。

ズバァーン!

相殺した。

⑦「…ちっ!」

陸堂翼や六甲院美幸たちも異変に気づき始めていた。

③④⑤「…何…!?」

⑥⑧⑨「…!?」

②「…何ですか? アレは?」

①「…え? あれは…?」

化物が唸った。

「がああああぁぁ」

⑧「あの化物はっ!」

シーラは聖剣『アストラル』を取り出した。

化物が陸堂瑛たち九人の方に近付く。

⑧「ぐっ!」

シーラは化物の方に向かって走り出した。

④「あっ シーラちゃん?」

⑦「花織! シーラを援護しろ!」

④「は…? はい!」

佐久間花織は魔法を発動した。


【攻撃魔法】

《サンダーフェニックス》を使用


ズバババババァ…

稲妻の不死鳥を造り出して化物の方に向けて発射させて化物に直撃した。

バァチィーーン!

「がぎゃあああぁ」

化物は大ダメージを受けて化物は少しよろめいた。

⑧「いまだ! 『天魔宝臨』」

シーラは聖剣『アストラル』を十字に切って白い十字架閃光を放出させて高速で化物に攻撃した。

「があぁ…あぁ…」

化物は倒れて死亡した。

⑧「はぁ はぁ はぁ…」

⑤「何? アレ…?」

②「ば 化物…?」

④「な 何なんですか? コレは…?」

①「…瑛様?」

⑥「…瑛?」

⑦「…ああ 判ってる」

⑨「どうする? 瑛」

⑦「皆 聞いてくれ 変な事になってしまったが今日はもう別荘に戻ろう。」

⑤「でも あの変なものは?」

⑦「落ち着きなさい。 アレは大丈夫だ…! とにかくもう戻ろう!」

①②⑥「はい」

③④⑧「はい」

⑤「うん」

⑨「ああ」

全員が別荘に戻って行った…夕暮れ時であった。


夕方[別荘]

(1日目/PM.6:00)

全員は別荘内のリビングに集合した。

六甲院姉妹は既にシャワーを浴び終えていた。

陸堂瑛は化物についての詳細を全員に説明した。

⑦「―――と言う訳だな…」

⑤「それじゃあ あの化物は欧州で出現した化物と同じだと言うの?」

⑧「はい そうです 瑛さんや翼さんも以前 化物と戦った事があります。」

⑥「ええ 欧州で起きた事件の話しですね。」

①「それがついに日本まで来たと言う事ですか?」

②「…そう言う事ですね。」

⑨「これからどうするつもりだ? 瑛」

⑥「…明日 もう帰りますか? 瑛」

⑦「俺はせっかく来たのだからこのまま楽しみたいがな…?」

⑥「ふふふ…全く あなたという人は…」

⑨「さすが 瑛らしいな」

③④「…」

②「明日 もう一度 『豪華客船』が来ますから その時までに考えましょう。」

①「そうですわね 晩ご飯も豪華料理を用意させますから その前にシャワーを浴びて下さい。」

⑦「そうだな…お前たちが先に浴びて来なさい。」

⑤「うん じゃあ そうさせて貰うわね 花織ちゃん シーラちゃん それと統くん 一緒にいきましょ!」

③「え? 俺も…?」

(1日目/PM.7:00)

柊沢綾花と佐久間花織とシーラとそれと何故か…柊沢統一も一緒にシャワーを浴びていた。


(1日目/PM.8:00)

六甲院家専属シェフが作った豪華料理を九人全員がリビングで食べていた。

②「皆さん どうぞ沢山食べて下さい。」

③「ん~~ うめえ!」

④「はい 本当に美味しいです!」

⑤「うん 美味しいわね」

⑧「オー 美味しいで~す」

⑥「確かにいけますね 美味しいです。」

⑨「ああ うまいな」

①「皆さんに喜んで貰えて光栄ですわ。」

⑦「…」

全員が晩ご飯を食べ終えた。


夜[別荘]

(1日目/PM.10:10)

全員はリビングにいた。

陸堂兄弟と影森慶慈は既にシャワーを浴びていた。

⑤「あ~ぁ 統くん もう寝ようよぉ~」

④「あ~ぁ 花織も眠いですぅ~」

⑧「…シーラも眠い…」

③「あ~ぁ 俺ももう寝る…」

⑤「瑛くん 私たち もう寝るねー? お休み~」

③④⑧「お休みなさい」

⑥「お休みなさい」

⑦⑨「お休み」

柊沢姉弟と佐久間花織とシーラはそれぞれ各部屋に戻り…眠った。


夜[別荘]

(1日目/PM.11:20)

別荘内にある麻雀部屋

陸堂兄弟と六甲院姉妹と影森慶慈は麻雀をしていた。

⑦「…ツモ」

⑥「瑛…相変わらずですね。」

②「やりますね 瑛様」

⑨「やるな 瑛」

①「凄いですわ! 瑛様」

ピピーッ!

六甲院美咲の[MCD]が突然 鳴り出した。

①「…どうされましたか?」

②「…?」

①「え? 何ですって!?」

⑦「!!」

⑨「…なんだ?」

⑥「…どうしましたか? 美咲さん」

①「はい 『豪華客船』が何者かの攻撃を受けている……と」

②「…え?」

⑥⑨「…何!?」

⑦「…!?」

真夜中の海上で大変な事が起きていた。



  ―――――――



『魔法世界の乗り物』

  【豪華客船】

魔法世界でも当然 船は存在しており六甲院家所有の『豪華客船』は普通に造られた大型船なのだがもちろん原動力(エンジン)が魔法力で動く船もある。



【攻撃魔法】

《サンダーフェニックス》

(元素:雷魔法)

最大出力の稲妻で巨大不死鳥を造り出し敵に攻撃(電撃)する。

(佐久間花織の最強魔法)


【剣術・奥義】

『天魔宝臨』

(光属性剣技)

聖剣『アストラル』を十字に切って白い巨大十字架閃光を放出させて高速で敵に攻撃する。

(シーラ・ラトファルトの必殺技)


  

登場人物紹介



宮野 昭吾

(みやの しょうご)


年齢:16歳

身長:175cm

誕生日:1月7日(山羊座)

島根県出身

趣味:美咲の護衛

在籍:2年生(2年B組)

所属:なし

家族構成:???

一人称:[俺]


日本魔法学部第六高校の男子生徒。

成績・運動・魔法共に普通であるが努力して向上させている。

自宅から学校へ徒歩通学している。

性格は好戦的で打算的。

嫉妬深く自分の間違いを認めない。

格闘能力は一般的で魔法力も高くない。

攻撃魔法は近接型があるが遠距離型はない。

六甲院美咲に心酔し敬愛していて陰ながら応援している。

六甲院美咲に好意を持っているが六甲院美咲には相手にされていない。

陸堂瑛の事は敵対心が強くまた嫉妬深くなり警戒する様なる。


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