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12.第七高校編[三学期]【卒業式】

【アブソリュート=ゼロ】

 第七高校編[三学期]

 【墓参り・卒業式】



2月

陸堂瑛と陸堂翼の二人は[【ゼロ】選考会]終了後はすぐに【AAA国】へ渡って行った…



登場人物

①陸堂 瑛(2年B組)

②陸堂 翼(2年B組)

③ラーナ・フォルス

④ファニーラ・マグナルドス



欧州地域

【AAA国】

陸堂瑛と陸堂翼の二人は

夜[空港]に到着して[ホテル]に直行した。

②「ふう 着きましたか」

①「…疲れたか? 翼」

②「…大丈夫です 晩ご飯でも食べますか?」

①「…ああ そうだな」

陸堂瑛と陸堂翼の二人は

[ホテル]内にある[レストラン]に行った。

②「…美味しいですね」

①「…ああ うまいな」

②「…明日…ですね…瑛」

①「…ああ そうだな」

陸堂瑛と陸堂翼の二人は晩ご飯を食べ終わり部屋に戻った。

①「さぁ 今日はもう休むか…? 翼」

②「はい そうですね」

陸堂瑛と陸堂翼の二人は休んだ。



翌日昼頃[町の花屋]

陸堂瑛と陸堂翼の二人はお供えの花を買っていた。

すると…

③「…あっ!?」

①②「…!?」

陸堂瑛と陸堂翼の二人が後ろを振り向くとそこにラーナ・フォルスが立って現れていた。

③「瑛さん 翼さん どうもです。」

②「ラーナさん どうもです。」

①「…おっ!」

③「二人共 何をしているんですか?」

①「…花を買ってる…」

②「それは見ればわかりますよね。」

③「…ははは…」

②「…墓参りしようと思っているんですよね。」

③「…墓参り…ですか?」

①「…ああ そうだな」

③「…誰のですか?」

②「…僕達の両親です。」

③「…え? 瑛さんたちのご両親…ですか?」

①「…ああ そうだ」

③「…ご両親 お亡くなりになっているんですか?」

②「…はい そうです」

①「…ああ そうだ」

③「すみません 失礼な事を言ってしまって…」

①「な~に 気にするな 大した事ではない。」

②「ところでラーナさんこそ…何をやっているんですか?」

③「観光ですわ この国の町はとても綺麗だと聞いていたので…」

②「そうですか そうだ! もしよかったら一緒に墓参りに行きませんか?」

③「…え? あたしなんかが一緒に行っていいんですか?」

②「はい いいですよ」

①「ああ いいよ」

③「…それじゃあ 連れも一緒でいいんですか?」

①「連れ…?」

②「連れですか?」

すると…

④「ラーナ!」

①②「…!?」

陸堂瑛と陸堂翼の二人が後ろを振り向くとそこにファニーラ・マグナルドスが立って現れていた。

③「ファニ!」

④「お待たせ!」

③「お二人も既にお知りだと思いますが彼女の名前はファニーラ・マグナルドスですわ。」

④「お二人共 お久しぶりです。 ファニーラ・マグナルドスです。」

②「陸堂翼です」

①「…陸堂瑛だ」

④「お二人のご活躍は耳にしています。 瑛さんの【ゼロ】就任おめでとうございます。」

①「…ありがとう…」

②「ありがとうございます。」

③「いやぁ 彼は本当に強かったのよ いけると思った時点で負けよね。」

④「…ふふふ そうなんだね…」

①②「…」

陸堂瑛と陸堂翼とラーナとファニーラの四人は海が見える丘にあるお墓に到着して翼はお供えの花をお墓に手向けた。

陸堂瑛と陸堂翼とラーナとファニーラの四人は墓前に手を合わせた。

①②③④「…」

四人は暫く眼を閉じて手を合わせていた。

②「お久しぶりです。 父さん 母さん 瑛と翼が来ましたよ 『泉』も元気ですよ。」

①「…」

③「あのー……一つ 聞いてもよろしいですか?」

②「はい 何ですか?」

③「その……ご両親は何でお亡くなりになったんですか?」

①「…」

②「…はい …飛行機墜落事故…です。」

③④「え…?」

①②「…」

④「…飛行機墜落事故…ですか?」

③「あのー……一体何が原因なのでしょうか?」

①「機体故障・エンジントラブル・またはテロによるものなのか……現在(いま)でも原因は不明だな。」

②「そうですね ブラックボックスもまだ見つかっていないそうですからね。」

③④「…」

①「…もう見つかるまい…12年も前の話だからな…」

②「飛行機が墜落したこの地でお墓をたてて暇な時にお参りしているんですよ。」

①「今はもう二人の冥福を祈るのみ…だな。」

②「…そうですね…」

③④「…」

その後は陸堂瑛と陸堂翼の二人はファニーラとラーナの二人と別れた。

③「お二人共 お元気で」

④「さようなら 瑛さん 翼さん」

①「…ああ…」

②「お二人もお元気で さようなら」

こうして陸堂瑛と陸堂翼の二人は日本に帰ってきた。



日本魔法学部第七高校(高知県)


進級試験の季節がやって来た。

高知県の柊沢家では

柊沢統一は勉強が苦手なので柊沢綾花が国語・佐久間花織が数学・シーラが英語と分担していて柊沢統一に勉強を教えていた。


一方…

和歌山県の陸堂家では

陸堂翼が影森慶慈に全教科の勉強を教えていた。

(※慶慈はウェルター級・日本タイトル戦の初防衛済)

陸堂瑛は相変わらず特訓を続けていた。


そして進級試験も終わり陸堂瑛・陸堂翼の二人は楽々の合格で3学年に進級が決定しており影森慶慈も陸堂翼のおかげで何とか合格して3学年の進級を決めた。


柊沢綾花・佐久間花織・シーラの三人も超余裕の合格で柊沢綾花は3学年に佐久間花織・シーラの二人は2学年に進級が決定しており柊沢統一は何とかギリギリで合格してかろうじて2学年の進級を決めた…

(※藤野宗次・立川竜徳の二人もギリギリ合格でかろうじて2学年に進級できた。)



登場人物

①柊沢 統一(1年C組)

②佐久間 花織(1年A組)

③柊沢 綾花(2年A組)

④陸堂 翼(2年B組)

⑤陸堂 瑛(2年B組)

⑥シーラ・ラトファルト(1年A組)

⑦影森 慶慈(2年C組)

⑧神崎 和幸(3年A組)

⑨水無月 彰子(3年B組)

⑩藤嶋 千聡(3年B組)

⑪榊 悠佳(3年B組)

⑫武藤 誠(3年B組)

⑬平塚 凱都(3年A組)



3月

[卒業式]

日本魔法学部第七高校の卒業式が行われて陸堂瑛率いる新生徒会役員が司会進行を受け持ち陸堂翼がほぼ仕切った。

1.卒業生入場

2.校長の挨拶

3.各賞賞状授与

「大会三冠連覇した陸堂瑛」と「魔法基礎試験全合格・魔法創学技術士資格取得者の陸堂翼」には特別賞として『理事長賞』を授与されてその他の賞状授与も行った。

4.卒業証書授与

5.在校生祝辞 代表:柊沢綾花

6.卒業生挨拶 代表:神崎和幸

7.生徒会会長送辞(陸堂瑛)

8.卒業生退場

校庭にて全員集合・挨拶

④「皆さん ご卒業おめでとうございます。」

③「ご卒業おめでとうございます。」

⑦「おめでとうございます。」

②「ご卒業おめでとうございます。」

⑥「卒業おめでとうございま~す。」

①「卒業おめでとうございます。」

⑤「…おめでとう…ございます。」

⑪「皆 ありがとね」

⑩「ありがとうございます。」

⑨「どうもありがとうございます。」

⑫「…ああ ありがとう」

⑬「おう! 慶慈 後は頼んだぞ!」

⑦「はい 判りました。」

⑧「皆さん 本当にどうもありがとうございました。 瑛 翼……後は頼みましたよ。」

④「はい 判りました。」

⑤「……はい」


こうして神崎和幸たち3年生は『日本魔法学部第七高校』を卒業していった…


卒業生

神崎 和幸(3年A組)

水無月 彰子(3年B組)

藤嶋 千聡(3年B組)

榊 悠佳(3年B組)

武藤 誠(3年B組)

平塚 凱都(3年A組)

新3年生

柊沢 綾花(2年A組)

陸堂 翼(2年B組)

陸堂 瑛(2年B組)

影森 慶慈(2年C組)

新2年生

柊沢 統一(1年C組)

佐久間 花織(1年A組)

シーラ・ラトファルト(1年A組)

藤野 宗次(1年C組)

立川 竜徳(1年C組)



  ―――――――



 《架空国紹介》

  【AAA国】

欧州地域にある小さな国。

しっかりとした内政で統治されておりそれなりの経済力を持っている民主主義国家の大統領制である。

この国とは直接関係はないがこの国の上空で米国航空飛行機(旅客機)が謎の墜落をして海に沈んだ事故が起きている。

12年前…陸堂兄弟の両親もこの旅客機に乗っていた事が明らかになった…



  『ウロボロス』

小型マイクロチップ(WCD)を陸堂瑛の脳に埋め込んでおりGPS機能や通信機能を搭載されたりシールドプログラム(防御魔法)が内蔵されたりして脳を外敵の攻撃から護る役割を果たし拒否反応はない。

つまり陸堂瑛には頭脳の直接攻撃は通用しない。



    【MNP】

陸堂翼専用MCD

陸堂翼が自分で作成した世界で一つだけのMCD[MNP]を所持している。

自宅のコンピュータと直結していて必要なデータを取り出し送っている。

GPS機能内蔵で位置情報がわかったりプログラムロックがかかっておりデータの流出・盗用が出来ない様になっていてなくしたり盗まれたりしても大丈夫である。

翼が戦闘を行わない場合は兄・瑛の戦闘データを分析・保存している。


登場人物紹介



武藤 誠

(むとう まこと)


年齢:18歳

身長:188cm

誕生日:8月15日(獅子座)

高知県出身

趣味:加圧式トレーニング

在籍:3年生(3年B組)

所属:風紀委員(前生徒会書記)

家族構成:???

一人称:[俺]


日本魔法学部第七高校の男子生徒。

成績は普通であるが運動神経抜群であり魔法実技は優秀である。

自宅から学校へ徒歩通学している。

外見は大柄で逞しくガッチリとした屈強な体格を誇る巌の様な肉体。

平塚凱都と並び『二大巨神』と呼ばれている。

性格は雄大で冷静沈着。

格闘能力が優れとてもパワフルで破壊力が高いので近接戦闘には強い。

特に硬化魔法と防御魔法が得意である。

風紀委員会に所属した後に生徒会書記に就任して兼務していた。

現在は生徒会書記は柊沢統一に引き継がれている。

好戦的ではあるがあくまで平和主義者なので無意味な戦闘はしない。

肉体への負荷や加圧式トレーニングは毎日欠かさない。


  ―――――――


平塚 凱都

(ひらつか かいと)


年齢:18歳

身長:188cm

誕生日:6月6日(双子座)

高知県出身

趣味:加圧式トレーニング

在籍:3年生(3年A組)

所属:風紀委員委員長.部活連代表

家族構成:???

一人称:[私]


日本魔法学部第七高校の男子生徒。

成績・運動・魔法共に非常に優秀である。

自宅から学校へ徒歩通学している。

外見は大柄で逞しく筋肉美を誇る屈強な体格の持ち主で鋼の様な肉体。

武藤誠と並び『二大巨神』と呼ばれている。

性格はおおらかで豪気。

格闘能力がとても高く優れていて近接戦闘が得意である。

鍛え上げた肉体は敵の攻撃を寄せ付けず凄味のある攻撃は魔法を一切使わずとも己の力だけで勝利を収める事ができる。

風紀委員会の委員長と部活連代表を兼務しており学校内の風紀と各部活動を統括している。

好戦的で積極的かつ紳士的な戦闘を行う。

肉体への負荷や加圧式トレーニングは毎日欠かさない。



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