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10.第七高校編[三学期]【新年挨拶】

【アブソリュート=ゼロ】

  第七高校編[三学期]

   【謹賀新年】



1月

徳島県の神崎邸

陸堂瑛たち生徒会役員は前生徒会会長の神崎和幸の実家の豪邸で新年の挨拶に来ていた。



登場人物

①柊沢 統一(1年C組)

②佐久間 花織※(1年A組)

③柊沢 綾花※(2年A組)

④陸堂 翼(2年B組)

⑤陸堂 瑛(2年B組)

⑥シーラ・ラトファルト※(1年A組)

⑦影森 慶慈(2年C組)

⑧神崎 和幸(3年A組)

⑨水無月 彰子※(3年B組)

⑩藤嶋 千聡※(3年B組)

⑪榊 悠佳※(3年B組)

⑫武藤 誠(3年B組)

⑬平塚 凱都(3年A組)

(※振袖着付け中)



1月2日/AM.8:50-AM.11:50

神崎邸屋内会場

神崎和幸は参加者たちに新年の挨拶をして回っていた。

柊沢統一・柊沢綾花・佐久間花織・シーラの四人は料理を食べていた。

③「朝ご飯には丁度良いわねぇ~」

①「いやぁー 本当にうまいなぁー おせち料理は」

⑥「ハイ ホントですね」

②「あっ 統くん こっちのお料理も美味しいですよ。」

①「どれどれ……うん うまい!」

⑥「オー おいしいで~す。」

③「統くん こっちも美味しいわよ 食べてみて!」

①「うん わかった!」

テーブルにはおせち料理をはじめ色々な豪華料理が並んでいた。

⑩「ふふふ 皆 美味しそうに食べちゃって 特に1年の子たちは可愛いわね。」

藤嶋千聡は榊悠佳の方を振り向く。

⑩「…ねぇ 悠佳?」

⑪「…これも美味しい あれも美味しい…」

悠佳も豪華料理をいっぱい食べていた。

⑩「………ははは…」

⑪「はぁー 美味しい~」

陸堂瑛・陸堂翼・武藤誠・平塚凱都・影森慶慈の五人は雑談していた。

⑤「…」

⑫「おう! 瑛! お前 京都では大活躍だったそうだな 聞いたぞ。」

⑬「確か 米国軍兵士相手に互角以上の戦いをしたとか…?」

⑤「…ああ でも慶慈との二人がかりでの攻撃だから何とか勝てたよ。」

⑬「いやいや 警察や魔法官の部隊が1日以上かかっても解決できなかった事件をたったの1時間位で解決したんだからな 大したもんだよ。」

⑫「ああ そうだぞ! 去年の六甲院邸のクリスマス襲撃事件も見事に解決しているしな。」

⑤「…ああ ありがとう…」

④「瑛は超天才ですからね」

⑦「うん うん もはや瑛に勝てる者などいませんよ。」

⑧「…その通りです」

そこに新年の挨拶に回っていた神崎和幸と水無月彰子の二人が来ていた。

⑧「瑛…あなたの活躍は日本政府も歓んでいるでしょう。」

⑨「…近く日本政府はあなたに【ゼロ】の称号を得る為の推薦を出すそうですよ。」

④「…えっ?」

⑦「…【ゼロ】…?」

⑤「…」

⑬「世界最強の魔法使用者が与えられる称号を【ゼロ】と言うそうだぞ。」

⑫「そして その【ゼロ】の称号は世界で四人だけしか与えられない。」

⑨「それだけ凄い事だと言うことです。」

⑧「色々と規制が免除されるらしいですからね。」

④「はぁ~ そうなんですか?」

⑧「…知らなかったのですか? 翼」

④「いや 興味がないものですから……ねぇ? 瑛」

⑤「……ああ」

⑧⑨⑫⑬「…」

⑦「へぇ~ 凄いなー 瑛」

⑤「…」

⑧「相変わらずクールですね …瑛は…」

⑨「…でも取得しておいて損はない資格ですね その【ゼロ】って…」

④「…それで仮に瑛が選ばれた場合…その【ゼロ】の資格の取得日と言うのはいつですか?」

⑧「ああ たしか…」

⑨「2月ですわ」

⑤「な 何?」

④「2月のいつですか?」

⑨「…14日です。」

④⑤「…!?」

⑧「…ん?」

⑦「…なんだ?」

⑨「あっ…でも開催地は今年はスイスだそうです。」

⑤「…スイスか… まぁ 何とかなるか…? 翼」

④「ええ 多分 大丈夫だと思います。」

⑧「…何がですか?」

⑨「…何ですか?」

⑤「…いや こっちの話だ …なぁ? 翼」

④「…はい」

⑦⑧⑨⑫⑬「…?」

こういった世間話をしながら新年の挨拶を楽しんでいた…


 ……………


続いて

島根県の六甲院邸

陸堂瑛たち生徒会役員は第六高校の生徒会会長の六甲院美咲・美幸の実家の豪邸で新年の挨拶に来ていた。



登場人物

●第七高校

①柊沢 統一(1年C組)

②佐久間 花織※(1年A組)

③柊沢 綾花※(2年A組)

④陸堂 翼(2年B組)

⑤陸堂 瑛(2年B組)

⑥シーラ・ラトファルト※(1年A組)

⑦影森 慶慈(2年C組)

●第六高校

⑧六甲院 美咲※(2年A組)

⑨六甲院 美幸※(2年A組)

⑩宮野 昭吾(2年B組)

⑪羽柴 裕基(2年B組)

⑫真鍋 充(2年B組)

(※振袖着付け中)



1月2日/PM.2:20-PM.5:20

六甲院邸屋内会場

六甲院美咲・美幸の二人は参加者たちに新年の挨拶をして回っていた。

柊沢統一・柊沢綾花・佐久間花織・シーラの四人は料理を食べていた。

③「お昼ご飯には丁度良いわねぇ~」

①「いやぁー 本当にうまいな まだまだ食べられるよ」

⑥「ハイ ホントですね」

②「あっ 統くん こっちのお料理も美味しいですよ。」

①「どれどれ……うん うまい!」

⑥「オー おいしいで~す。」

③「統くん こっちも美味しいわよ ほら食べてみて!」

①「うん わかった!」

テーブルにはおせち料理をはじめ色々な豪華料理が並んでいた。

④⑤⑦「…」

陸堂瑛・陸堂翼・影森慶慈の三人も無言で料理を食べていると…六甲院美咲たち第六高校の生徒会役員が現れた。

⑧⑨「新年あけましておめでとうございます。 今年も宜しくお願い致します。」

⑤「…ああ… よろしく」

④「あけましておめでとうございます。」

⑦「…おめでとう」

⑩「…ふん」

⑪「あけましておめでとう」

⑫「…ぶつぶつ」

⑧「昨年は大変お世話になりましたわ。 特にクリスマスの襲撃事件では本当にありがとうございました。」

⑨「本当にありがとうございました。」

⑤「…いや いいよ…」

④「皆さん 無事で良かったですね。」

⑧⑨「はい」

⑩「…ちっ あの野郎 美咲様に対してまたあの様な態度をして…っ!」

⑪「くっくっくっ …嫉妬か? 男の嫉妬は見苦しいな…」

⑫「…見苦しい…」

⑩「くっ なんだと~? 貴様らー!」

⑪「お~ こわっ」

⑫「…怖い…」

⑧「静かにしなさい! あなたたち わたくしは瑛様とお話ししているのですよ。」

⑩「はい すみません」

⑪⑫「…」

⑨「あっ 聞きましたよ 京都襲撃事件でのご活躍を…さすがですね。」

⑧「当然ですわ。 瑛様に勝てる者などいませんわ! おほほほ」

④「相手の米国軍兵士もなかなか強かったですよ。 少し手こずりましたしね。」

⑤「そうだな 何とか勝てたよ」

⑧「いえいえ 勝利した事にはかわりありませんわ。」

⑨「はい そうですね!」

④「…どうもです」

⑤「そいつはどうも…」

昭吾は慶慈に話しかけてきた。

⑩「…おい あいつはそんなに凄いのか?」

⑦「ああ 一応は俺も手伝ったんだが まぁ ほぼあいつの手柄だな。」

⑩「…ちっ」

⑪「昭吾は陸堂瑛に勝つ為に毎日特訓しているんだ……そうだぜ。」

⑫「へぇ~ 頑張るねぇ~」

⑦「ほう そいつは凄いな だが その程度では瑛には勝てないと思うがな。」

⑩「…何!?」

⑦「まぁ 無駄な事は止めときな!」

⑩「ちっ 畜生ー!」

⑪⑫「…」

⑧「…お聞きになりましたか? 瑛様がついに【ゼロ】の称号を得るときが来ましたわ!」

⑤「…まだ 決まった訳じゃないけどな…」

⑨「いや 瑛様に勝てる者はいませんよ! これでついに瑛様は完璧になるのですね!」

⑧「そうですわ! おほほほ」

⑤「…そうかな…?」

④「まぁ せいぜい頑張って下さい。 瑛」

⑤「…ふふふ…」

こういった世間話をしながら新年の挨拶を楽しんでいた…



  ―――――――


    【ゼロ】

世界最強の魔法使用者が資格として取得する事ができる称号であり世界的なあらゆる規制が免除されている。

世界で四人しか与えられない称号で別名『世界魔法四天王』と呼ばれており現在は三人まで決まっていて「No.1」「No.2」「No.3」と決定しているので残る「No.4」を決める選考会が開催される。

『世界魔法評議会』が主催していて【ゼロ】取得者も立会人として出席している。

開催地や開催日は毎回『世界魔法評議会』が決めていて今年は2月にスイスで行う。

参加条件:

国籍・性別・年齢等不問

参加費:なし

個人での参加は可能。

国代表での参加は可能。

国政府の推薦での参加は可能。

1.第一予選会[筆記試験]

2.第二予選会[実技試験]

3.トーナメント方式

      [実戦形式]

予選会から最終的に八人に絞られてトーナメント方式で優勝した者が【ゼロ】となる。

優勝賞金:日本円で50億円(準優勝以下も賞金有り)



  【魔法官】

   「No.1」

魔法警察官の略称。

日本の警察の中から優秀な魔法使用者が選ばれて魔法部隊として活動している機関であり階級はない。


  【魔法省】

  『日本政府』

日本の魔法に関する省庁。

一番上が魔法大臣。

魔法情報の管理・統括や魔法に関する予算を決定。

魔法創学技術士の資格を管理・運営している。

個人・法人等の魔法研究の管理・運営を監視・規制している。

魔法部隊の管理や魔法部隊全般の予算を管轄している。


 登場人物紹介



水無月 彰子

(みなづき あきこ)


年齢:18歳

身長:165cm

誕生日:5月12日(牡牛座)

3サイズ:B83/W59/H86

広島県出身

趣味:編み物

在籍:3年生(3年B組)

所属:なし(前生徒会副会長)

家族構成:父.母.姉

一人称:[私]


日本魔法学部第七高校の女子生徒。

成績・運動・魔法共に普通であるが地道な努力で学力・運動能力・魔法能力を上げてきた。

性格は真面目で常識的で考慮深く融通の利くタイプの人間である為 異常な事には動揺しがち。

広島県の実家から高知県の第七高校の女子寮に引っ越してきて徒歩通学している。

陸堂兄弟の存在感に衝撃を受けて特に翼に興味(好意?)を持ち彼を生徒会副会長に立候補した。

現在は生徒会副会長は陸堂翼に引き継がれている。

格闘能力も攻撃魔法も一切持っていない為 戦闘も行えない。


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