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01.第七高校編[一学期]【新入生】


 ………魔法


人類は新たなエネルギーを手に入れた。

世界は地球の恩恵を受けていた。

石油・原発・ガスなどのエネルギーがあるが人類は枯渇するまで使い続けるだろう。

しかし人類自身がエネルギーを創り出す事ができれば……

そして開発されたのが…


 ……魔法…である。


こうして人類は新たなエネルギーを手に入れた。


人類全員にある魔法力はあらゆる分野で活躍し世界各国では魔法の研究や魔法を学ぶ施設が整ってきた。


当然日本でも俗に言う「魔法学校」がある。


魔法が発見されて約30年たった物語である。



登場人物

①柊沢 統一(1年C組)

②佐久間 花織(1年A組)

③柊沢 綾花(2年A組)

④陸堂 翼(2年B組)

⑤陸堂 瑛(2年B組)

⑥神崎 和幸(3年A組)



和歌山県のある自宅

男はシャワーを浴びていると別の男が声をかけてきた。

④「瑛 朝食の準備ができました。」

⑤「……ああ わかった。」

男はシャワー室を出た。



【アブソリュート=ゼロ】



高知県にある自宅

……ピピ…ピピ(目覚まし時計の音)

男子はベッドで寝ていると女子が起こしに来ていた。

②「…起きて…起きてください。」

①「…うう…ん」

②「起きてください!! 統くん!!」

①「……!!」

男子は目が覚め起きた。

①「…花織」

②「統くん 朝食の準備ができましたよ。」

①「……うん わかった。」



 日本魔法学部第七高校(高知県)

4月[一学期]


…キィコン カァコン

柊沢統一と佐久間花織は学校に着いた。

②「統くん 何とか間に合いましたね。」

①「……うん。」

女子生徒が二人の所に走って来た。

③「と~~く~~ん。」

①「……!」

②「……!」

ムニュ

柊沢綾花は柊沢統一に抱きついた。

①「姉ちゃん!」

柊沢統一の顔が柊沢綾花の巨乳に埋もれていた。

②「お姉様!」

①「~うぅ~」

③「二人共 おはよう」

校内 1年の教室

三人は1年C組の教室前にいた。

③「ねぇ 統くんは何で魔法学校に入学したの?」

①「それは透過魔法を習得する為だよ。」

③「は?」

②「え?」

①「透過魔法は透視能力があるんだよね。」

①「透視能力がつけば女子生徒の服が透けて見えるんだよね。」

②「え?」

①「いやぁ~ 魔法は便利だよねぇ~」

③「…」

柊沢統一は1年C組の教室に入っていった。

②「そうなんですか! お姉様!」

③「そんな訳ないでしょ! 透視といっても遠くの物体がより鮮明に視える事で服が透けて見える事じゃないわよ!」

②「そうなんですか ホッ」

③「あの子 何勘違いしているのかしら はぁ~」



ある日

柊沢統一・柊沢綾花・佐久間花織の三人は校内を歩いていた。

③「統くんはどこかの部に入るの?」

①「…まだ決めてない…」

②「お姉様はバスケットボール部でしたね?」

③「そう 花織ちゃんはなに部に入った?」

②「音楽部ですわ 先程先輩に誘われました。」

③「そっか ピアノ上手いもんね 全国区の実力だしね」

…ざわざわ

三人が歩いている先で何か人が沢山集まっていた。

③「あら? 何かしら?」

A「オイ! コラ!」

B「何だと! てめぇ!」

C「おい! 止めろよ!」

生徒同士で争っていた。

①「よ~し!」

柊沢統一が中に割って入ろうとした。

③「止めなさい!」

柊沢綾花がそれを止める。


 ……………


⑥「待ちなさい!」

そこに三人の男子生徒が立っていた。

D「あっ 神崎生徒会長!」

③「あっ 神崎生徒会長!」

①「え?」

②「真ん中が神崎会長です。」

③「それで右側が平塚先輩で左側が武藤先輩よ」

①「…3年生なの?」

③「そう 神崎和幸先輩は生徒会会長であの大柄の二人が風紀委員会の平塚凱都先輩と武藤誠先輩ね。」

②「平塚先輩と武藤先輩の二人は【二大巨神】と呼ばれててとても強いんですよ。」

①「へぇ~」

②「お二人共 格闘能力・魔法能力共にとても優秀で第七高校では敵なしです。」

③「そうね」

②「…お一人を除いて…」

①「…?」

⑥「さぁ もう止めなさい!」

神崎和幸たち三人の介入で騒ぎは収まった。



  ―――――――


『日本魔法学部第七高校』

日本魔法学部第七高校は七つある魔法学校の七番目に位置し高知県にある。

教育教科は非常簡単で全部で七つ。

学科は国語・数学・理科・社会・英語・体育・魔法。

あと選択学科があり希望すれば好きな教科が学べる(選択学科は習得しなくとも卒業できる)

各学年・組は3つ(A組・B組・C組)各クラスに約40名。

A組が一番優秀な生徒が集まりC組が一番低いレベルの生徒が集まるようになる。

偏差値40程度あれば誰でも入学できて魔法技術の優劣は関係ない。

魔法実技は基本魔法が卒業までにできるようになれば良い。

魔法実技試験は他の教科とは違う方法で行う(魔法教科に筆記試験はない)


魔法に関係する仕事に就きたいなら魔法学校を卒業するのが一番の近道である。



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