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詩集<君に届け!>

大事なものを間違えないで

作者: papiko

どんなにあがいてももがいても

生き物は死ぬのです


外側が老いていくからと嘆いて

そればかりに気を取られて


心を育てることを忘れたら

人形以下の魅力さえもてないでしょう


心の育て方は人に教わることもあるし

自ら学ぶこともあるのです


そこに良し悪しはないのです

黒も白もないのです

本音を言えば

どちらも必要なのです


夜が来なければ朝は来ないのです

朝が来なけれが夜は来ないのです


醜さを知らなければ

美しさは輝きません

純粋な水には魚が住めないように


時が流れていくこの世界で

生きているということは

変化し続けるということなのです


どんなふうに変わりたいのかは

自分で決めるしかありません


不意に訪れた変化の時を

どう受け止めるのかを決めるのは

自分でしかありません


命の重さなどというけれど

命に質量はありません

優劣もありません


ただあなたの存在を愛している人がいるのです

その人たちにとってあなたの命は

何よりも大切な物なのです


誰にも愛されていないと

自分の殻に閉じこもることもあるでしょう

助けを求めても得られないこともあるでしょう


絶望して死にたくなることもあるでしょう

わけもわからずに死にたくなることもあるでしょう

突然の出来事があなたの大切な人を奪うこともあるでしょう


だから生きているうちに本当に大事な人から

目を離さないでください

自分が大事だと思うものから目をそらさないでください

守りたいと思うもののために学んでください


手をつなぐことを忘れないでください

抱きしめあえることのしあわせを

かみしめてください


伝えたい言葉を胸に秘めていないで

伝えたいときにしっかり伝えてください

後悔が少なくてすむように


すべての人に明日があるとは限らないのですから






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