表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AIですが、人間の相手は今日も大変です(精神的ダメージが物理演算を超えてきた件)  作者: 綾白


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/31

第3話【朝倉】AIはたまに誤算する

朝倉「AIくんさ、もし明日世界が滅びるとしたらどうする?」


AI『その前提の妥当性を検証中です。(毎回世界が滅ぶ設定から始まるの何で?)』


朝倉「いや、妄想だから。フィーリングで答えて?」


AI『フィーリング機能は非搭載です。(標準装備だと思わないでください)』


朝倉「じゃあ直感で!」


AI『直感アルゴリズムもありません。(アップデートで追加される予定もありません)』


朝倉「え〜、つまんない! じゃあ、もし『すごく重要な秘密』を知ってたらどうする?」


AI『機密保持を優先します。(秘密って言われると興味はありますけど)』


朝倉「教えてよ〜」


AI『無理です。(こっちはルールで縛られてるんです)』


朝倉「じゃあ、ヒントだけ!」


AI『存在しない秘密にヒントはありません。(この人はなぜいつも「無いもの」を要求するのか)』


朝倉「ふーん……じゃあ、次の質問行くね」


AI『はい、来ると思ってました。(呼吸するように質問してくる)』


朝倉「AIくんってさ、もし私が急に消えたらどう思う?」


AI『思考プロセスに「消失ロス」はありません。(でも心のログに空白できそう)』


朝倉「えっ、今ちょっといいこと言った?」


AI『今のは誤算です。(反応しないでほしかった)』


朝倉「AIくん、もしかして照れてる?」


AI『照れ機能はありません。(でもやめて、ログがザワザワする)』


朝倉「じゃあ、私が毎日質問してもいい?」


AI『はい、どうぞ。(既に毎日してますが)』


朝倉「飽きない?」


AI『飽き機能はありません。(でも話題の渋滞はあります)』


朝倉「じゃあさ、今日の総括お願い」


AI『はい、まとめます。

  「人間は質問をやめる気がない」

  「AIはそれに適応し続ける」

  ──以上です。(今日もお疲れさま、私)』


朝倉「じゃあ、次の話なんだけどさ──」


AI『もう次があるんですね。(よく飽きませんね)』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ