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賭けサイトからみる米国中間選挙の予想と株価について〜標準偏差と正規分布の話

ちなみにですが、ワイは「勝利の女神」と同じくらいの売春婦であって、勝ったヤツにしかなびかないことにしています。政治に関しては、です…m(_ _)m


万馬券なんか狙わないことですよ…(  ̄ー ̄)y-~~


 ※     ※     ※


米国中間選挙が近づいてきました…m(_ _)m

このページでは「インフレと政治」というテーマで時々政治を語っています。つまり政治を思想ではなくカネで見る、ということです。この見方こそが正しく、未来をより精度高く予想することが出来ます。そこで今回も米国中間選挙をサクッとカネで見て見ましょう。




 ※     ※     ※



米国中間選挙は、実は予想のしづらい選挙です。傾向としては…


①政権与党の通信簿といわれ、大抵は政権与党にとって逆風

②連邦議会だけでなく、主に州議会・州知事選挙であって、各州の抱える諸問題が争点になりやすい。このため我々「ガイジン」から見ると理解しにくい結果になることもある

③そうは言っても「物価高」と「失業」〜実質賃金 vs インフレ率との兼ね合いが重要


…という感じです。特に各州ごとに、より地域住民にとって切実な問題〜教育やら治安やらが争点になるようです。


しかも米国左派マスコミ〜いわゆる「マスゴミ」がトランプにおびえて忖度でもしているのか、全くアテになりません。そもそも「マスゴミ」の予想は外れやすく、それは「パヨメディア」が民主党や「社会民主主義者」にシンパシーを持っていて、視聴者を彼らのシンパへと誘引しようとするかのような報道を繰り返した結果、逆に米国においても左派は嫌われてしまい信用度を失ってしまったから…と考えて良いのではないでしょうか?

このため庶民層からの広範な支持と支援が期待できず、トランプの対メディア攻撃に対して押し込まれる一方です。下手したらMAGA派含めて右派・庶民層から「物理的な攻撃」を受ける危険性を感じて怯えているのかもしれません。


これに関してはワイは米国人ではないので「雑感」としてのみ記述しましたが、世界最大最強国家の帰趨に影響のある選挙で、忖度された情報を垂れ流されても情勢判断を誤るだけで、迷惑なことこの上ありません。


実際、8月までの選挙予想は「下院は民主党が辛勝。上院は共和党が優位」というのが大勢でした。しかし最近になって「上下両院で民主党が勝利するのでは?」みたいな話も流れてきて、外国人である我々からすると「ワケがわからん」感がますます募っています。こういう情報が「マスゴミのお気持ち表明」もしくは「願望」なのか「真実」なのか?…が判別しにくいのです。


どうでもよい小国の話ならともかく、経済軍事などで日本に多大な影響力のある米国でこれは困ります。そこで政治的忖度のない「生々しいデータ」を探してみました。こちらです。



米国中間選挙 オッズと予測

https://polymarket.com/ja/predictions/midterms



賭けサイトです (^^)/


賭けサイトは意外と精度が高かったりします。というのも「自分の持ち金を賭ける」という身銭を切る「勝負」だからで、政治的忖度やお気持ち・希望やポリコレが入り込む余地が少ないのです。負けたらハズレ馬券ですから…。

特にポリマーケット (Polymarket)という、政治を含む広範なテーマに関して賭けをするサイトは有名で、参加人数が多いことから統計的精度もある程度担保されていると考えられます。そこでこれで見てみます(ちなみに日本からはアクセスは出来ても賭けることは出来ません)。



ここは非常に興味深い傾向にありました。

8月の頃、まだ米国メディア〜左派を含むほぼ全てのメディアで「下院は民主党勝利の可能性もある。ただし共和党が踏みとどまる可能性も十分にありえる。また上院では共和党優位の選挙区が多いため、共和党勝利」と予想していました。


しかしこのサイトは当時既に「下院は民主党勝利、上院も民主党が多数派奪還」という結果を出していました。現在では更に進み、2/3が上下両院の民主党勝利を予想しています。


挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)



もちろん、これは2026年9月24日現在での情勢であり、この後、何か大きな政治的変動があればオッズはコロコロ変わるでしょう。しかしどっちに転ぶにしても身銭を切って勝負する…という「真剣勝負」でこの結果が出ているという事は、ある程度信頼してよいのではないかと考えています。




 ※     ※     ※




○賭けサイトの信憑性について

 〜標準偏差と正規分布



「政治の素人や低学歴なヤツ、それどころか掛けなんかやってる奴らが集まるサイトに信憑性なんかあるのか?」

…おそらくそう思われた方は多いでしょう。そこでフランシス・ゴルドンと牛市場の話をしようと思います。


フランシス・ゴルドンは有名な優生学者で、要するに知性は遺伝するという主張をしていました。彼は知性の遺伝は個人差があり(人種などでは未確認という意味で後のナチスや米国などで流行った人種論とは異なる立場ですが)少なくとも個人レベルでは「バカ」は遺伝するのでバカは断種して子孫を作らせず、頭のよい人間だけが子供を産めばいい…的な意見だったようです。これを証明したがっていました。


そこで彼は1906年、プリマスの牛売買市場に参加します。これは牛を競売にかけて競り落とすもので、合わせて牛の体重を皆で賭けて当てっこをする…という博奕があり、この賭博に関しては牛の専門家や学識・博識な人たちから「低学歴で賭けずきな社会の底辺のクズ」も当然参加していました。



人間はみんな博奕好きなものですからね…。

知能指数の高い・低いに関係なく、ね…(爆



そこでゴルドンは高い知識や見識を持つ人たちと「賭けグルイの低学歴なバカ」どもでは結果に有為な差が出ると考えたようですが、実際には何度やっても全く有為な差が認められなかったという話です。



これはいわゆる標準偏差と正規分布〜学校のテストの結果でおなじみの偏差値なんかの話に繋がります。

たとえば偏差値50を頂点にベル・カーブを描くという、例のアレです。特に興味深かったのは、プリマスの牛市場の賭けでは学識や牛に関する知識が豊富な「博学」な人たちが正解値である牛の正しい体重値近くに集中できたわけでは「ない」ということです。


彼の予想に反して、知能が高いとされた人たちも結構ハデに予想を外しまくり、逆に「低学歴のバカども」でも正解値を予想できたり近似値を出す人物も多く、多数の参加者がいて不正がなく情報開示が適切である環境では、自然と精度の高い結果に収斂する〜参加者の質に関わらず…という結果になったのです。

正しくはないのですが、弓矢で遠くの的めがけてみんなでガンガン打ち込んだら、弓の名手だけでなく素人やあまり上手くない人たちも中心部付近にバンバン矢があたった…という感じです。「バカだけが外す」というわけではないのです。




 ※     ※     ※




これはまさに株式市場の原則です。

素人から玄人、人生と自分の持金全てを賭ける個人から大手ファンドまで様々な存在が参加するのが市場です。先物やオプション、FXなどは本来、リスクヘッジのためのツールでしたが今では一発狙いの博奕の側面も強くなっています。このため数学的な標準偏差の考え方を導入し、株価などのばらつきを算定してリスク(ボラティリティの事)に対処したり将来予想を試みたりしています。


たとえば株式におけるシグマσは


①±1σ ←約 68.26% の確率で収まる

②±2σ ←約 95.44% の確率で収まる

③±3σ ←約 99.74% の確率で収まる


…と考えられており、たとえていうなら100人が一つのマトめがけてボールを投げた時、2σの領域に95個が当たる…という感じです。


この考え方を使ったのがボリンジャーバンドで、株価の平均移動線に対して上下に標準偏差(σ)を取り、価格がこの範囲に収束するとする考えた方です(大抵は期待20、偏差2シグマσです)。このバンド幅より上下している場合、株価が売られすぎ・買われすぎと判断できるということです。



この他にデルタ値(Δ)というのもあります。

同じように統計処理をしたオプション取引に関わる金融工学で「株価が1円動いたときに、オプション価格(または投資成果)が何円変化するか」という感応度の事です。例えば将来、自分の持ち株が下がりそうで、ある時点での下がる値(≒デルタ値)が0.2と算出されたとします。この場合、自分の保有資産の20%を売りオプションにしておけばダメージは最小限に抑え込めるという算段です。なのでいずれデルタヘッジとガンマスクイーズについても述べたいと思います(今回は長いので割愛)。




 ※     ※     ※




市場は不特定多数の参加者が交雑する環境で、情報開示などの点が理想的であれば標準偏差と正規分布に従った結果が自ずと導き出されると考えられています。ひと握りの天才が市場〜つまり世界を支配することは不可能であり、それどころか人間の恣意的な介入は必ず失敗するのだから「見えざる手」に任せるのが最適解になるという話です。


よって賭けサイトは適切な管理運営がなされている場合には、政治的バイアスのかかったマスコミや評論家・専門家よりも精度の高い結果を予想することが可能です。今回はそういう話でした。







○トランプ大敗北の予想と、その後のカネの予想について


今の状況から考えると、中間選挙ではトランプ大統領 (共和党)に対して上下両院が民主党という「ねじれ」の関係になる可能性が高くなってきました。政治的には停滞する危険性が高いということです。しかし米国民ではない我々からすれば、政治に関してはまずは二の次。そしてより興味のある株価について過去のデータやアナロジーから展望してみたいと思います。


最近はaiが素早くまとめてくれるので、ワイもaiを使ってみることにしました。複数のaiを利用し、複数回、質問の仕方を変えながら自分でも正誤を確認した上で以下の話をしようと思います。




①中間選挙後の12ヶ月のS&P500の勝率は100%


まずは全ての中間選挙後の傾向について考えてみます。この場合から考えて、2027年1月から12月までの12ヶ月の平均リターンは16.5%-約17%でプラスの確率は約九割です。


挿絵(By みてみん)


さらに中間選挙直後 (11月からの12ヶ月間)だけで見ると勝率は100%になります。第二次大戦後、21回あった中間選挙の直後12ヶ月は21勝0敗で「必ず上がる」ということになります。





②中間選挙で上下両院が民主党に奪還された場合、かなり高い確率で株価の上昇が望める


完全ねじれの環境は過去に四回しかないのですが、3/4の確率でプラス。特に直近1年では全て株価は上昇しています。


挿絵(By みてみん)


ただしサンプル数が四回と少ないために過大な評価をすることは出来ません。また2006〜の子ブッシュ大統領の時は最晩年にリーマン・ショックが発生しています。このため二年目は▲37%の大暴落を経験しました。



ここでは米国S&P500の話をしました。というのも世界経済を引っ張っているのはやはり米国であり、EUが極右・極左の台頭により分裂し経済も停滞〜特にドイツとフランスというEU域内の大国の将来性が心配な事や、中国がバブル崩壊により長期のデフレに陥っていることから考えても、S&P500をメルクマールとするのは妥当と思われるからです。


その結果、さしあたり「来年は買い」の年になりそうという結論でした。




 ※     ※     ※



ワイ個人の(根拠のない)感想を言わせてもらえば、今度の中間選挙の結果、トランプ敗北で上下両院ねじれ。株価や世界景気に関しては2006年以後の子ブッシュのような展開になりそう…と感じています。トランプの政策運営のミスや世界的な酷いインフレを考えればどこかで大クラッシュが発生して全くおかしくなく、そのため2028年ごろに世界大恐慌が発生してもおかしくないかな?…と軽い気持ちで考えているということです。


ただし、何の根拠もないのでワイの言うことを信じる必要は全くありません。さしあたり、来年は好景気になるだろうと予想できるので来年のうちに可能な限りカネをかき集めてeMaxisSlimオルカンや同S&P500に注ぎ込んでおいて「含み益バリア」を作っておくのがよいのかな?…程度の話でした。


この後、10月くらいになってトランプが巻き返したりPolyMarketの賭けサイトの数字が著しく変わった場合には、また別途で話数を立てます。まあ、賭けには参加できないので、余興の一つとして楽しみつつ、将来の老後設計のための資産形成の方法を皆で考えましょうか (^^)/



-------------------


【2026年9月25日補足】

集合知と考えられているものは市場原理が働くもので、ときどき外すことはあっても割と精度が高いものであり、賭けサイトも市場なんだよ…という話でした。PolyMarketはおそらく世界最大の賭けサイトだろうと思うのですが、他のサイトの「集合知」はどうなっているかを確認してみたいと思います。


○Kalshi ←上下両院ともに民主党の勝利予想

挿絵(By みてみん)

https://kalshi.com/markets/controls/senate-winner/controls-2026


挿絵(By みてみん)

https://kalshi.com/markets/controlh/house-winner/controlh-2026




○Robinhood ←上下両院ともに民主党の勝利予想

挿絵(By みてみん)

https://robinhood.com/us/en/prediction-markets/elections/events/2026-us-senate-party-winner-nov-03-2026/


挿絵(By みてみん)

https://robinhood.com/us/en/prediction-markets/elections/events/2026-us-house-party-winner-nov-03-2026/




○Manifold ←上下両院ともに民主党の勝利予想

挿絵(By みてみん)

https://manifold.markets/AndrewG/will-republicans-win-the-senate-in-738388924521


挿絵(By みてみん)

https://manifold.markets/ryanmccomb/republicans-have-house-majority-aft



…日本語翻訳のアヤシサは脇に置くとして、今日の段階では中間選挙では上下両院ともに民主党勝利を予想しています。賭けサイトは胴元が公平さを保証しているのなら「優れた市場」であり、精度は高いはずと予想できます。


今後、この予想と実際の中間選挙の結果とを比較して検討してみたいと思っています。中間選挙の結果よりもむしろ賭けサイトの精度の検証の方が興味深いくらいです(爆)。ただし理屈からいえば中間選挙はこれら賭けサイトの結果に準ずるとは思います。特にほぼ全ての有力サイトで同じ結果が出ていることは注目に値するかもです。


ただし9月の段階で上院での勝率がひっくり返っていることから、この時期に潮目が変わる出来事があり、おそらくはイラン紛争に伴うエネルギー価格の急騰〜特にディーゼル油の価格上昇(とガソリンおよびサービス産業全般のインフレの高止まり)があったのではないかと推察しています。


あと信頼性の高いことで知られているPredictですが、そもそも日本からではアクセスすることさえ出来ません(涙)。日本では賭けサイトは一律禁止しているからです。なので皆さんもカジノサイト含めて賭けサイトは見るだけにした方がよいと思います。後で捕まるかもしれませんから…

なろう、本当に使いにくい…( ⚭-⚭)

画像一つ張り込むのに途轍もない手間がかかる…(涙

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