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ネット環境が光回線で、Ubuntuにログインした後デスクトップが表示されるまでに延々と待たされて困り果てた場合の解決法などについて【重要】

○1GB光回線を導入しました。トラブルだらけになりました…


Windows・Mac・ChromeOS、iPhoneのiOSもしくはandriodだらけのこの世界で、あえてLinuxを愛用しているペンギン飼育員の皆さん、おはようございます。高瀬でございます。


この度、ワイも1GB光回線を導入することになりました。既存の環境は光回線の1/10程度の速度しかなかったのですがゲームや動画を見るわけでもないので特にネット環境には不自由もなかったのです。しかしプロバイダーが勝手に


「ネット環境を光回線に一本化する。既存のネット環境は年度内に終了する」

「今なら光回線切り替え工事タダ(←恩着せがましい)」

「辞めるなら解約金払え(←脅迫」


…といわれ、仕方なく光回線にしました。

今もそうですが、高速回線の恩恵は特にありません。


むしろ既存の(遅いけど)安定した環境から1GBの光回線という全く新しい環境への移行と、それに伴う未知のトラブルへの不安と対処という「実に面倒くさくてイヤ」な状況に陥るのではないか、という恐怖しかなかったのですが



本当にトラブルだらけで死んだ…┌(_Д_┌ )┐



…という悲惨な状況に陥りました。特にubuntuにおいて光回線はトラブルが多数出るようで、このトラシューに手こずりました。


他のOSでもそうなのですが、プロバイダーなどが言う「ONUを再起動しろ」とかいう対処法は全く役に立ちません。結局、ONUの設定を変え、なおかつ家の中の配線やらWi-Fiの状況やらの物理的なアプローチもやらないと解決することはないと思われます。ワイがそうでした。


そこでこの苦い経験を皆様〜特にペンギン使いの皆様と共有することで社会の一助となれば幸いと考え、以下にメモとして残すことにしました。無論、日本中が高速回線の光回線1GB以上のこのご時世ですから、



今さらいいよ…(  ̄ー ̄)y-~~



…と言われたらそれまでなのですが。




  ※     ※     ※




○想定される環境は「IP4による固定IP環境+Ubuntu」


ここで想定している家庭内LAN環境は以下のとおりです。


①DHCPではなく固定IPを各機材に振り分けていて、しかもメインで使っているのはubuntu。これをWindowsやMacと併用もしくはデュアルブートしている。


→固定IPのみで「DHCPは使わない」環境構築をめざす!




②是にiPhoneもしくはAndroidなどのスマホ・タブレットの無線WiFi環境が併存している。

→「Wi-Fiは5GB、2.4GBを使う」

…ただこれに関しては、長くなりますので別ページにまとめます。今回はスキップです。ごめんなさい。



③パソコン・周辺機器はメインは有線接続。しかし一部のパソコンなどはWiFi接続。この環境実現のために、主にONUを中心としたLANの川上の問題に対処する



④ネットワーク機材は主に(悪名高い)Buffalo製品を使っている(←悪夢…。いわゆるカウボーイの一人ということ)

LANケーブルはすべてカテゴリー5E以上で、主に6。スイッチングハブはすべて1GB対応 (ただしバッファロー製…)。またアンチウイルスソフトやセキュリティソフトは一切使っていない環境。



⑤既存の環境は、プロバイダから銅線ケーブルで自宅まで→「モデム」→「有線無線WiFi対応のルーター(ただしバッファロー…)」→「スイッチングハブ」→有線LAN接続パソコン等の機材& iPhone等。この環境から、


「光回線→ONU→SHub→各機材+無線接続機材」に更新する




まとめるとパソコンやNAS、ネットワークプリンター含めて固定IPでないと使えない(←てか固定IP化は設定が一番ラク)機材が10台以上あり、古いOS含めて「WindowsXP〜11まで、漢字Talk7.1からMacOS-Xまで+iOS・Androidに加えメインはLinuxに固定IP振って、有線・無線でつないだ環境」という、ごく一般的な「飼育員」の環境を想定しています。



普通の人はWindows11+iOSかAndriodという環境をDHCP接続で運用しているでしょうから、基本的には有線LANケーブルをぶっ刺して終わりor無線設定を手順に従って実行すればつながると思います。よってこれからの内容は「割と関係ない」かもしれません。

しかし上記の方でも光回線に伴うネットトラブルは発生している事を確認しておりますので、この内容は何かの役には立つのではないかと思われます。


また一般的にネットで出ている光回線のトラシュー内容と違う可能性もありますが、私の文責で話を進めたいと思います。決定版というわけではないですが、既存のやり方でうまく行かなかった場合、以下の内容も合わせて検討いただければ幸いです。






○ハズレONUのSPG200W ←ウンザリ


最も気がかりなONUですが、プロバイダーが持ってきたのは「ハズレ」と悪名高いシンクレイア製のSPG200Wでした。どっかの中国製の奴のOEM版です。元は華為のものだと聞いたことありますが未確認です。今さらどうでもいいからです。ゴミ箱の中に手を突っ込んでも出てくるものはゴミばかり。知ったところでどうなるものでもなく、実際に初日からトラブル続出で辟易しました。


挿絵(By みてみん)

ガッカリです…(TдT)



行きたくもないのに徴兵されて地球連邦軍のマゼランに乗っけられた挙句、MS搭乗員として供給されたのが「RB-79ボール」だったときのような敗北感でいっぱいです。RB-79のマヌケ面を見ただけでやる気が失せる…という感じですね。

挿絵(By みてみん)

機動戦士ガンダムの公式ページの一つである gundam-official.com/ より借用。

著作権問題になるようでしたら削除します。


てか、頭に剛毛が一本きり…という彼に「戦う顔をしていない」と感じるのはワイだけなんですかね??



配属される時、連邦軍には希望として「主計科希望。ジャブロー勤務を望む」とあれほど強く言ったのに…という残念感。なにしろ「書類書きで戦死した奴はいない」からですが…。Sonyとか沖電気のONUを持ってきてくれと言ったのですが「ない」とバッサリ切られました。もうどうしようもないので、この「光回線の四角い棺桶」と忌み嫌われる糞ミートボールを使えるようにしなければなりません。文句ばかり言っても始まらないので…





○四角い棺桶・SPG200Wのデフォルト設定について


①デフォルトで「192.168.1.1」が割り当てられている。


なので、ブラウザのURLに192.168.1.1と打ち込むとSPG200Wのログイン画面が出てきます。これは固定IPを割り振っていないDHCP接続の方でも同じで、これでSPG200Wの設定をいじることができます。またログイン名とパスワードは各プロバイダなどで定義されていると思いますので、予め確認する必要もあります。


またオクテット3 (←192.168.x.1の「x」)が10とか11とかの「広め」にとっている方もいるかもしれませんが、そのときにはまず192.168.1.1でログインし、「LAN」タブ→「LANホスト設定」→「プライマリIPアドレス:」で修正できます。自分の既存の固定IP環境に合わせて修正してください。プライベートIPが「10.x」や「172.16.x.x〜172.31.x.x」のクラスを採用してる場合も同様です。

挿絵(By みてみん)

ここでは「192.168.1.1」にデフォルトのゲートウェイとし、ここにSPG200Wを割り当てることとします。つまりデフォルトのままとします。




②既存のルーターの数値を変更しておく


光回線を導入する前はルーターを使っていたという場合、このルーターに「192.168.1.1」が割り当てられているかもしれません。ONU導入時に「もう使わない」というのならそのまま捨ててしまえばよいかと思いますが、例えば無線WiFI機能付きルーターで、このルーターを今後もWiFI中継機として使おうという場合 (←アタシはそうするつもり)、そのままSPG200WをつなぐとIPアドレスがブッキングするので、光回線の工事直前に数値を変更しておく必要があります。ここでは一例として、


新しいアドレス「192.168.1.2」

ネットマスクは「255.255.255.0」もしくは「/24」

ゲートウェイは「192.168.1.1」



…とします。今まで使っていたルーターを無線WiFi中継機として使うために新たに「192.168.1.2」という固有のアドレスを振り分けました。ちなゲートウェイはSPG200Wなので「192.168.1.1」です。ココは皆さんの環境に合わせて修正してください(←長くなりますので、次のページで説明いたします)。




③ONUは、WAN側はDHCPでしか接続しない。LAN側はDHCP接続がデフォルトだが、DHCPを切って固定IPのみの環境にすることが出来る。またONUの前にルーターを設置し、DMZ設定することはできない。


プロバイダー(WAN)→【DHCP接続】→ ONU → 【固定IP接続】→各機材 …は可能 


基本的にはプロバイダーから自宅ONUまでの間はDHCP接続のみでVPNでも設定しない限り、固定のアドレスで接続する方法はない(できない)とのことでした。逆に自宅LANの中はDHCP機能をオミットすることができます。


もし固定IPの環境を既に構築していて、このまま光回線のLANとして移行したいという人向けの設定を以下に説明いたします。




  ※     ※     ※




【最重要】

Ubuntu環境下で、ログイン後にデスクトップ画面が上がってくるまで4-5分かかる不具合が出た場合は「SPG200WのIPv6の機能を殺す」



ubuntuを始めとしてLinuxを使っていると非常に高い確率で「(光回線時)パソコンが起動し、ログインした後にデスクトップ画面が表示されるまで延々と待たされる」という症例に悩まされているという内容を見かけます。私も実際、そうなりました。様々な解決法がネットに出ているのですが何をやっても解決しない…という場合、「ONUがLAN内のIPv6のサーバーを探し回っているから」というのが原因のようです。

実際、IPv6で固定していないのならば(IP4とかで固定IPを割り振っている環境などでは)この設定は不要なだけでなく、起動時にONUとやり取りして「無いものを探している」わけで時間がやたらとかかってしまっているらしいのです。

挿絵(By みてみん)

検索すると、こんなのが出てきます…





【対処法 : ONUのIPv6機能をOFFにする】


SPG200Wの場合、まずブラウザで「192.168.1.1」と打ち込みログイン名に「admin」、パスワードは各プロバイダなどが設定しているパスワードを打ち込みます(←後で設定変更可能)。


その後「IPv6」タブ→「LANアドレス設定」→「リソース割り当て情報」の中の「経路広告を有効にする:」と「DHCPv6サーバを有効にする:」の2つのチェックをOFFにしたあとで「適用」。この後で「システムツール」タブ→「再起動」します。

挿絵(By みてみん)

※なお「LAN側のDNSソース:」は「DNSエージェント」のままでよいと思います



基本はこれで大丈夫と思いますが、これでも不具合が出た場合はUbuntu側にも設定した方が良いかもしれません。以下の項目をご検討ください。


①「systemd-networkd-wait-online.service」または「NetworkManager-wait-online.service」がログイン時にONUとの確認作業で時間がかかっている場合の対処法


$ sudo systemctl disable --now systemd-networkd-wait-online.service

$ sudo systemctl disable NetworkManager-wait-online.service




②ubuntu側でもIPv6の無効化してみる


/etc/sysctl.confを管理者権限で開いてファイルの末尾に以下を追加。


net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1

net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1

net.ipv6.conf.lo.disable_ipv6 = 1


$ sudo sysctl -p (←設定を反映)




③ ネットワーク確立待ちのタイムアウト時間を短縮する


systemdのタイムアウト設定を修正する。

「/etc/systemd/system.conf」を開き、「#DefaultTimeoutStartSec=90s」を探してコメントアウト(#を消す)。その後、任意の数字を設定する。例えばゼロ秒にする場合、


DefaultTimeoutStartSec=0s


保存して再起動。





○固定IP (IPv4)の環境のみとしDHCP接続を切る

→「DHCP接続のままだと、誰かがタダ乗りするんじゃね?」という貧乏くさい…もといセキュリティ意識の高いニキやネキの皆さんがDHCPを使えなくするための方法。


①「192.168.1.1」→ログイン→「LAN」→「DHCPサーバ設定」を開く。

②「プライマリDHCPサーバを有効にする:」「DHCPリレーを有効にする:」「セカンダリDHCPサーバを有効にする:」のチェックを外し、「適用」を押す

挿絵(By みてみん)

プライマリーDNSにはONUのアドレスを入れています。この後でプロバイダーの所に飛んでいくからです。またセカンダリーDNSはGoogleの公開DNSです。セキュリティが堅く、また光速で安定してるとされている公開サーバで「8.8.8.8」が「ハッテンハッテン…」と読めることから「野獣サーバ」とか「上野のサウナ」と呼ばれているアレです。一応、載せておきます。



※あと「DHCPスタティックIP設定」ですが、上記の処置をすると基本的には必要なくなります。ただワイはNASやネットワークプリンタ、自宅内にデータを貯めているサーバーをLinuxで作っていることもあり、これらは登録してありますし、後述の無線Wi-Fiルーターも登録してあります。


設定の仕方は簡単で、NASやネットワークプリンタ、APモードで吊り下げた無線Wi-FiルーターのMacアドレスを調べ(←xx:xx:xx:xx:xx:xx みたいな0-9+a-eまでの16進法で表記されたNICの固有番号)、これと固定IP番号とを登録すればOKです。



【注意】

この処理をすると、DHCP接続の機器が認識されなくなります。各パソコンなどに固定IPを予め割り振っておく必要がありますのでご注意を



  ※     ※     ※




○他にやっておくべき設定


①時間設定

→意外なことに初期設定ではNTPサーバが指定されていないために、最悪、時間が勝手にずれていくという仕様になってました。なので設定します。


「192.168.1.1」→「システムツール」→「時間設定」→「ネットワーク時刻サーバを自動で同期する」のチェックを入れ、各種設定を確認した後で「適用」

挿絵(By みてみん)

ここではNTPサーバはデフォルトにしていますが、私はWindowsは使っておらずNictを使っています。


※ちなみに「DSTを有効にする」にチェックを入れるとサマータイム設定になるので、日本なら基本はOFFでよいかと?




②UPnPを無効にする

→この機能のためにONUの動作が不安定になることがあるようです。その場合は機能をOFFにします。ただしOFFにしたらSPG200W本体とUSB接続してる機器の抜き差しはできません。一度、電源を切る必要があります。


「192.168.1.1」→「ネットワークアプリ」→「UPnP設定」→「UPnPを有効にする:」のチェックを外し、「適用」

挿絵(By みてみん)


※同じことは「ホーム共有」→「プリンタとストレージの共有を有効にする:」もそうです。これらはSPG200WにUSB接続で直付している機材とのやり取りに必要な設定であって、LAN内に別途でプリンターやデータ用のサーバなどを設置している場合にはOFFにしても問題はありませんでした。



WiFi接続は次回に続きます…m(_ _)m

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