表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

52/56

新NISAの魔法数「1,198,800-」_φ(・_・

超夢のある話をしようかと思います…m(_ _)m

もしいま1000万円あるとしたら?


ワイはありません(爆死)。しかしもし皆さんがあるとしたら、将来のために新NISAのインデックス投資に全フリ(無茶振り)したら良いのではないかと思います。


投資をやってる方は多いと思いますが、この新NISA、決して悪いシステムだとは思えません。逆にいえば「とてもよい」制度であって、おそらくエリートの集まる金融庁が「もうオマエラ庶民の面倒を見たくないんで、極上に冴えた新NISA作ってやる。あとは自己責任で老後のことを考えとけ」…という意図の元に制度設計したんだろうと思うほどです。しらんけど


インデックス投資は、もともとシカゴ大学証券価格研究センターのデータを元に、投資会社の大手のヴァンガードが「優良銘柄を複数選択し、これに加重平均を勘案して投資する」という極上に冴えた投資手法です。要するに優秀な企業をかき集め、投資家から集めたカネをこれらの企業にEPSやその他の指標を参考にしながら投資していく…という「いいとこ取り投資」というやり方です。


なのでワイらのようなど素人+ド下手くそな個人投資家は、優良なインデックス投資信託を選ぶだけでOK…という代物です。優良なインデックスの場合、15年の保有で元本割れがなくなるということが知られており、ほったらかし投資でOKという気楽さも手伝って最近、急激に話題に出るようになってきましたので皆さんも耳にしたことはあるかと思われます。


ちなみに優良なインデックスとは「信託報酬 (手数料)が安い」事、市場の騰落率に近いこと、極端なリスク(価格変動幅)がない事、リターン率が比較的安定して高いこと…などが上げられます。他方、投資信託は95%が「クズ」と言われていて、実際にそうです。

特に銀行などが薦めてくる投信はほぼクズであり、大抵は手数料が高かったり、市場が暴落したときに含み損が莫大に膨れ上がるレバレッジ商品を押し付けられたりするので「やめるべき」です。「楽天日本株4.3倍ブル」なんていうレバ商品は辞めるべきですね。


昔は投資信託は取引手数料が2%以上あって、大抵はお金持ち様相手の商品だったので(ワイはそう思っていた)とても貧乏庶民風情のワイには手が出せず、できたとしてもETF (←イクスチェンジできる投資信託…程度の意味)でもやっとけ…の感じでした。ETFと投資信託の違いは、市場でリアルに売買出来るのがETF、できないのが投資信託…くらいの感覚です。勿論、本質はかなり違うのですが、詳しい説明はきっと他の人がやってくれるでしょうから、そちらの「株ニキ」にお願いします(丸投げ)。ただ、新NISAの投資信託が毎朝メールで昨日の騰落を知らせる通知一回だけのは、ETFと違い市場でリアル売買をしないからです。そう考えると、日本の新NISAは非常に優秀だと思います。


んじゃ、何がいいの? というとほぼ選択肢は限られていて、わかりやすく言うとeMaxisSlimオルカン、同S&P500、あとはたわらノーロードの同じ投資信託商品…くらいになるかと思われます。

要するに「超定番の人気商品を買っとけ」ということです。


そこでこれを買ったとします。しかも現金が超いっぱいある…と仮定します。1000万円くらいです。

このカネを投資信託に突っ込むことにしましょうヽ(^o^)丿



新NISAだと一つの投資信託〜例えばオルカンに「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の二枠から投資が出来ます。両方でオルカンを買えるということです。ただし会計上は別会計です(なので値動きが異なる)。

つまり「つみたて枠オルカン」と「成長投資枠オルカン」の二本を持つということです(でも結果は一つのオルカンを買ったようなもの)。


…とこの時に一つの問題が出てきます。

「つみたて投資枠は年120万まで」という縛りです。



新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があります。選べる商品が違うということもあるのですが、大きな違いは「つみたて」は毎月一定額を積み立てる…という仕組みです。他方、「成長投資枠」は所謂スポット買いが出来る事です。スポット買いというのは、制約なしで自分の好きなタイミングで好きな金額だけ投資できるスキームです。またつみたて枠は年に120万円が上限、成長投資枠は年240万円まで投資可能です。


なぜこのような違いがあるのかは浅学なためわかりません。

ただ、市場取引の公平性を担保する目的から証取法で「約定前の売買は禁止」とされています。ならば仮につみたて枠で毎日1000円づつ入れていくと約定前に次の投資が始まってしまうという問題が発生します。今日、1000円でオルカンを買ったとしても、様々な手続きなどから約定が切られるまでに数日かかります。この間は本来、入金ができないのために本来は「明日も1000円入金」という事ができないはずになるからです。


ワイもメカニズムはよくわからないので推測になるのですが、この問題 (←毎日入金できるようにする)を回避するために「つみたて枠」という大枠をまず設定し、ここに120万をMAXとして一年間の入金スキームを組む。ここから逆算し、仮に毎日入金するとしても「120万 (←てか、貴方の入金総額)の一年間の約定を予め切っておく」という事にしてるのだろうと思われます。これなら禁止条項を回避できますし、仮に入金力が尽きてしまい、口座にカネがなくなって振り込めなくなったとしても特に問題は発生しないからです。

まちがえていたらごめんなさい…m(_ _)m



んで、成長投資枠 (最大240万まで入金可能)なら基本、問題は起こりません。好きなタイミングで240万円を上限に好きな金額だけ突っ込めばよいのですから。しかし「つみたて枠」の場合、一年間の総投資額÷12ヶ月分…というのが基本らしく、このため例えば八月などから新NISA始めた場合 (←この場合、入金出来るのは五ヶ月)、毎月の入金額が半端になってしまい全額突っ込めないかもしれない…というような場合もでてくるかと思われます。


また投資は「可能なら年初一括投資がよい」のは事実です。

例えばeMaxisSlimの人気商品「S&L500」の場合、年初一括型の場合と毎月積立の分散投資型とで結果が違ってきます。驚くべきことに…です。大まかな計算だと年初一括の場合、蓄積されている元手が大きいことから複利的効果の恩恵を受けやすく年平均は最大で125-127%になる一方、つみたて投資は徐々に元本が増えていくまでの機会損失があるために年平均は115-119%程度といわれています。このため、可能ならば年初一括投資で、後は暴落があろうとなんだろうと取り崩すことなくそのまま放置プレイ…が正解ということです。実際にはそんなにお金がないから、みんなつみたて投資してるわけですけどね(爆死



ただし、もし万が一に1000万円くらい貯金があり、一気に一括投資の恩恵を「つみたて枠」でも受けたいという場合、どうするか?

このときに重要な数字が「1,198,800-円」という金額です。



SBIや楽天証券では「ボーナス設定」というのがあります。楽天証券の場合、年に2回を上限に「一年間の入金総額120万円を上限に、一気に入金するのOK」という設定です。これにより途中から新NISA始めた人や、ボーナスなど臨時収入があった人ができるだけ投資できるように…という工夫がされています。

そしてこの「ボーナス設定」の金額を「1,198,800-円にしろ」ということなのです。


例えば年初一括で投資したい場合、つみたて枠の設定を「ボーナス設定」で1,198,800円とする。すると残りは1,200円。これを12等分して毎月の入金額設定を100円にする…という具合です。

また八月から新NISAを始めた場合、同様にボーナス設定で1,198,800円とし、残りの1,200円をまずは毎月100円で設定する。この場合、同じ8月に100円の積立入金が発生するため残りは1,100円。これを残り四ヶ月で分散して入金すればよいのです。例えばこの毎月100円の入金を続けると最後の12月に700円ほど残るので、この最後の12月だけは毎月の入金額を700円にする…みたいな設定です。

他にも10月から始めた場合、ボーナス設定で1,198,800円入金し(同時にこの月だけ100円の積立入金がある。よって残りは1,100円)、残りを2等分して毎月550円づつの入金にする…みたいな感じです(^^)/


毎月の積立金額は残り何ヶ月あるか?…で考えればよく、そのときに「1,198,800-円から逆算して柔軟に考える」とよいかと思います。


加えて言うなら、優良なインデックス投信は絶対に20年は解約せずにため続けるor持ち続ける+できるだけ早期に、できるだけ多くの金額を入れたほうが結果としてよいパフォーマンスを出せます。仮にitバブル崩壊やリーマン級が来ても解約すべきではありません。含み損の時に狼狽売りしてしまうと「実損確定」となってしまうからです。

同じ程度に重要なこととして「普段から暴落に備える」も重要で、そのために株式を取り崩すことのないようにある程度の現金も合わせて用意しておく(全額を株式などに突っ込むな!)と、20年くらい経って取り崩そうかな〜というときにリーマン級の大暴落が来た場合にどうすべきか?…というより重要な問題もありますが、それはまたいずれ別の機会に…


…m(_ _)m


ちなみにワイはeMaxisSlimの先進国債券を持っています。理由は単純で「債券が好きだから」です。利益は殆どありませんね。しかし米国債券がピンチのときに売られる…なんていうのは常軌を逸してますね。トランプのせいだと思うんですけどね(恨み

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ