中国共産党は「中国自由民主党」に鞍替えして、一瞬で中華連邦共和国という民主国家になった方がいいんじゃね? しらんけど…(  ̄ー ̄)y-~~
【2025/7/4補足】
この文章は2021/4/18カクヨム初出の内容です。
ちなみに中国に対してのワイの中にある根本的な考え〜ということはこのページ全体を貫徹する対中国観ですが、「大陸の中国人は(何があっても本来は)バカではない」ので「中国人はバカ」というのは「間違い」ということと、大陸中国(人)がもし「バカ」だとしたら、それは共産主義のせいであるから民主化したほうがいい…という立場です。
要するに中国人を責めたり罵っても意味がないんじゃね?…という立場です。んで、共産主義やめたらいいんじゃね? 中国共産党を発展解体したらいいんじゃね? …という立場です。中国大陸からは入国を拒否されそうな立場です。そもそも共産主義というイデオロギーが独裁と思想の強制というファシズムをもたらす「悪の元凶」と考えている〜新自由主義とは対局にあるので〜ということです。それを踏まえてこちらの内容を皆様もご検討いただければ幸いです。
この内容はもともとカクヨムにて常連の方に対するアンサーとして作成したものです。
ですが、こちらでも掲載しておいたほうがよいと判断して転載いたしました。高瀬の、現在の中国に対する一つの回答のようなものです。
結論から言うと「もはや中共は寿命が尽きかけている」と思うので、中共は「共産主義を捨てる」べきという事です。
独裁政権は大抵は「債務破綻を起こして終わる」という、どういうわけか不思議な経験則があります。これまでの破綻した独裁国家を調べてみると、ほぼ全てがこれです。英国のような議会制度の国は、どうしたわけか死にません(爆)。その間に数回にわたって国家破綻と同じ状況になっているにも関らず…です。
ということは中国は民主化するしかないと思われます。民主化した後の新生中国の方がより安定して長生きできる可能性があるからです。これは投資と消費市場を中国に依存する我々からしても魅力的であるばかりでなく、個人主義をより貫徹した国の方が国富が大きく、また安定して継承できるという意味において、中国人一人ひとりにとっても魅力的でしょう。
しかし、こんなことは誰でも言えます。少なくともワイのコラムを見に来る賢人たちは「ありきたりな答え」など期待していないことは知っています。なので利口な皆さんに対してのワイ的な解決法〜つまり「現実的に実行可能」な中国の民主化について述べようかなと思います…m(_ _)m
「ぼくのかんがえたさいきょうのちゅうごく」…です。
要するに中国共産党を中華自由民主党にする…ただそれだけです。たった一日で、一気に次の制度に切り替えます。
まず中国を大統領制の国家にします。大統領は各民族 (大体53種族くらいあるようです)から一人づつ、順番に選びます。年限は5-7年の一期制で、職務権限は儀礼的・形式的なものだけにします。基本的には外交時に国家元首として振る舞うことだけにし、政治的な権限は可能な限りもたせません。というのも強大な大統領制はまさに人民が選ぶ独裁者で、韓国などをみても分かる通り成功した例がありません。よって辞めます。ここではドイツ連邦もしくはイスラエルを範とした象徴大統領制とします。
次に各民族および各省代表を構成メンバーとする上院と、全国民の選挙によって構成される諸政党の集まりである下院を構成します。議会です。上院の選抜に関しては各省・各民族が自らの責任によって選抜するのがよく、逆に下院は直接選挙によって政党を選抜する…の形にします。この際、重要なことは「下院には予算の優先権を与える」これだけです…m(_ _)m
予算の議決権が上院に優越することにより、国民選挙によって選ばれた政党の第一党が内閣を組閣する議院内閣制に移行でき、同時に上院の選挙人選抜方法もまた政党政治の枠内に組み込まれることが可能になります。要は「カネの問題」ということです。
この制度下で、中国共産党を「自由民主党」と改名し、選挙に打って出ます。当然、現在の中国において現実に政府を動かす能力を持つ政党は中国共産党しかないために、選挙では圧勝でしょう。これで現実問題として中国共産党による政治が可能となり、これは債務問題ふくめて現在の中共の諸問題を継承する責任を負わせるにふさわしい政党になることでしょう。
あとは日本のように長期永続政権が続くだけです。終わり…(  ̄ー ̄)y-~~
移行後、しばらくの間は混乱するでしょう。しかし「民主国家同士は戦争しない」という不文律があり、これを飲ませれば後は中国人の潜在的な能力の高さと、カネに対する執着心 (=望ましい資本主義者としての個人主義的倫理観)により、急速に立て直すことが可能になります。
また民主国家は基本的には大戦争をおっぱじめることもなく、日本の自民党のように「野党に任せるのは無理」ということは自明なので(なにしろ他の政党は小さすぎ、また政権担当能力もなく、その経験もない)、旧共産党が永続することも間違いないでしょう。一世紀くらいしたら日本の政界程度には浄化されるんじゃないですかね?→中華自由民主党 (旧中国共産党)。
ほぼこれで成功するでしょう。あとは明日、やることです→習近平氏へ良いことはすぐにやるべきで、そんなに難しくもありません。領土問題は「懸案事項」として相互に領土主張を繰り返しながらも、互いに利益があることは出資金額に合わせて開発資源等の分配をすればよく、ウイグルなどの人権問題もこの民主政権が保証するということにすれば問題は解決します。悪いのは旧共産党の中の一部の人たちであり、新生中華連邦共和国にも14億の中国国民にも責任などありません…(  ̄ー ̄)y-~~
チベットなんかが独立したいというのならば、まずはゆっくりと状況を見たら良いでしょう。現在の世界を見ると、不当に占拠された地域や民族においてなお「独立反対」という勢力は大きいものがあります。大抵はカネの問題で「独立後に貧困」というパターンが多いので、いやいやながらも現状の追認…という事が多いのです。よってチベットなども単純に「独立」という選択はとらないかもしれません。
また民主国家であるのならばチベットに対して独自性を付与することも、議会で予算を通して中央政府がチベット省に対して財政支援をすることも可能なので、「連邦にいたほうがいい」もしくは「いても自分たちの独自性は守れる」ということならば独立はしないかもしれません。んで、しないのならばワイら外国人はなんかいう資格はなく、言えば単なる内政干渉で終わり…でしょう。
万が一にウイグルなどが独立するというのなら、させればよいのではないでしょうか? 後は戦後のヨーロッパとアフリカ諸国のような関係になるかもしれませんが、その時にはワイら日本人などと仲良くすればいいんじゃないですかね? 無駄金使わなくて済んだ程度でいいのでは?
特に難しいことはないのです。中国が民主化に成功すれば、おそらく一世紀しない間に世界最強国家になるでしょう。人口が多く、また能力知性の高い国家であり、官僚制度はそれなり以上に有能で、しかも中国人一人ひとりが「非常に資本主義者」っぽい人たちだからです。
もう一ついえば、中共は日本をよく研究し、自家薬籠中のものとしているということです。彼らの経済・技術・金融分野においては「あれっ?なんかよく理解できるお(^ω^)」的な内容が多いのは偶然ではありません。彼らが我々を丸裸にして研究したからです。SUICAだけではないということです。
あとは唯一やり残した「中国共産党の自由民主党化」を実行するだけです。彼らの知性からすれば簡単なことです。公明党も引き続き、喜んで支援してくれるでしょうよ…(  ̄ー ̄)y-~~
【補足】
中国が今現在、非常に苦境に立っているのは知っています。日本と同じ形の「債権バブル崩壊」であり、日本と同じように国家規模での債務整理以外には無いという状況です。
しかも日本の数十倍〜下手したら数百倍もの規模であり、反面、バブル崩壊した時の日本は「バブル債務 < 家計資産」だったのに対し、現在の中国は「(推定)バブル債務(最低でも1.5京円) >> (推定中国)家計資産(Maxでも4500兆円程度)」という厳しさです。
こうなると全中国人に増税と福祉サービスカット〜特に富裕層(各地の権力者・有力者など)に対する超重苛税が必要という厳しい案件となるだろうということです。暴力革命とかではなく、うまく速やかに中国が民主化できるようになることを祈っています。仲良くやれたら、それがワイらにとっても良いわけですから…
最近、習近平氏の失脚のウワサが流れていますが、今回は本当に名誉引退or禅譲の可能性があるかもしれません。この一年の動きを見ていると習近平派vs反習近平派+人民解放軍との粛清や内部闘争が続いているようです。
ワイはカクヨムやノベプラで2018年ごろから〜正確には2000年代初期から中国に利権や知り合いがいたためにずーっと追いかけてきたのですが、最近は公共放送などでも習近平氏を称える内容や文言が急激に減っている事や習近平派の人たちが表に出てこない(ただし反習近平派の人たちとされる人たちもある程度しか表に出てきませんが…)などの、独裁国家にしては今まであまりなかった動きが見えているのは気になります。
清零政策による人心の離反・党内外との終わりなき権力闘争・不動産バブル崩壊を嚆矢とした「債権バブル」崩壊による劇的な景気の悪化と失業・インフレ・社会不安などの諸問題や周辺諸国との軋轢、米国との対立などを招いた習近平氏の今後や如何に…という感じです。よく言われるのは四中全会で病気などを理由に名誉を保ったまま総書記引退という流れです。もしくは実態のない国家指導者として2027年の第21回全国党大会で勇退…という流れです。
最近、習近平さんを称える話が出てこなくなったように感じるのはワイだけでしょうか?




